Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
ruiico

美しい雪は怖い。

 厳しい吹雪で多くの人が亡くなった。テレビの映像を見ても信じられない激しい吹雪だ

 昨日、タクシーでの帰り、運転手さんが友人を雪で亡くした話をしてくれた。
「いい奴だったんだよ。酔っぱらって家に帰ったときに、屋根から雪が落ちて、皆で探したんだが行方不明で、春になって雪が溶けた時に体が出てきたんだよ。」

 「ご家族はいらっしゃらなかったんですか?」
  
 「ひとり暮らしだった。」

☆ここ黒姫では、雪で昨年はずいぶん亡くなった。
今年の方が雪は深いが、事故がない。

 雪掻きの土手がすごく高くなって、歩道を歩くときに風が吹いたら雪に人は簡単に埋まってしまうのがわかる。

 格好つけてられないので、いつも頑強なゴム長靴とスティックと何重ものパンツと上着と替えの靴下も手袋も持参。

 食料品も燃料も電気が切れても生きていかれるようにあらゆるレベルで蓄えている。

☆普通の暮らしがいかに大変なことか!

 しかし、雪の風景はあまりにも美しく見飽きることのない神秘を称えている。

 義理を欠いても、みっともなくても安全を心がけている。

 人間がどんなに心がけても自然には敵わない。

 もうすぐ、父の一周忌。3月10日。

 3.11の一日前。
永遠に忘れることはないだろう。

 仙台にいた娘を訪ね、幾度も東北にいった。

七夕のありがとうの言葉と千羽鶴は仮設住宅から。

人は多く失い、悲しみと疲れと生きることの意味を問う。

私たちは、もう、何かをきれいな心で信じることはできなくなったかもしれない。

子供たちを守ってやれなかった日本人の私たち。

☆娘を守って死んだ雪国もお父さん。
 白い悪魔から本能の様に娘を守った大きなお父さんの愛情。

 私たちも小さなものを守る心をいつも持っていたい。
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