不思議なようだが、街を歩いているだけで絵が売れた。
「お嬢さんは何をしている方なの?」とよく訊かれた。
「絵を描いてます。」
「どんな絵を描かれているんですか?」
「ご覧になりたいですか?」
「はい。ぜひとも。」
それで見せると絵を買ってくれ、しかも言い値の倍額で何枚も買ってくれた。
☆それは外国でもそうで、若かったからだという人もいるけれど、ついこの間もアメリカ
これは、アーティスト-オーラーと言うのがあるのだろう。
それと、学校出たばかりの時に、西武百貨店で個展ができたが、それも作品なんか見ない
私が何時も学歴は必要がないと言うのはこう言う経験からの根拠である。
☆そして、ギャラリーで自主企画で個展を始めたのだが(1972)、英字新聞が記事を
☆それから、自分で実験的に版画を民芸品店に2,3
持ち込んでみた。必ず買って貰えた。
店の奥にご主人がいて、奥で見ただろうご主人が奥さんにお金を渡して来るので、私の顔
歳の頃のことだ。
☆公募展には入選してセクハラがあったので、以降、出さない。
☆どんな人が買ってくれるのかと言うと、美術館関係者とお稽古の友人や画廊に来た人か
お茶の稽古の友とか。趣味人と雑誌の読者とか。