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Beasts of the southern wild!



 今日、2度目の「ハッシュパピー バスタブ島の少女」を観て、バスタブ島がノアの方舟のようにも、沈没する世界のようのも見えて、今、地球に生きると言うことに少女のように「感じて、全身で闘って生きる」と言うことでしか生きれないのかもしれないと思った。

 

 southern wild のbeastsというのが、氷河期に氷河に閉じ込められた動物で現代に甦ると言う神話が人間は歴史のなかで小さな存在だが、100年後に自分が父と生きていたことを科学者が発見するとバスタブ島の少女に言わせる生命の生きる証しと言うものを大きくも小さくも感じさせる。

 

☆オバマ大統領はこの映画が気に入ったらしい。

 

☆ベン-ザイトリン監督は「永遠なるものはない」と、この洪水で消えた島にたいする意見と、貧しく水辺に住む過酷な自然の驚異にさらされている人たちをもっとリスペクトするべきではないかと言う。

 

 1982年ニューヨーク生まれの映画監督以外にも作曲家、アニメーターとして知られ、今はルイジアナのニューオリンズに多くの野性動物と一緒にすんでいると言う。

 

 この映画に出てくる山羊や豚や鶏も監督の一緒にすんでいる動物かもしれない。

 

☆主演のクヮヴェンジャネ-ウォレスと助演のドゥワイト-ヘンリーは素人を起用。二人ともとてもいい顔だ。

☆ユニバーサルなメッセージ。
生きていくのにいかに勇気と精神力が必要なのか?

 

 住んでいる土地や肉親を失っても。

 

 「自分の文化を守る」「故郷を守る」ことがいかに大変なことか?

 

 人生や世界にたいする疑問を扱った作品を作っていきたい。

 

☆日本人にとっては東北震災とダブって見える。

 

☆姜さんの本も息子をなくした哀しみと東北震災のメッセージとこの映画のテーマに近いものを感じた。 在日の自分はマイノリティーだと言う姜さん。

 

 私はつい50歳まで韓国のかたとは日本に住んでいて関わることがなかった。

 

 むしろ、アメリカ滞在中に英語クラスやセラミックスのクラスで韓国人と親しくなることができて、その豊かな文化や食生活を知ったのであった。

 

 しかし、多くの偏見が交際をも阻まれた日本社会で在日の方々の苦しみは容易に理解できる。

 

☆姜さんはやはり特別の使命をもって生まれてきた方だが、彼の息子も本質的なことに苦しみ、震災を予言するかのような言葉をたくさん残し自死されたのであった。

 

☆寿美花代の夫の高嶋忠夫は今でも夕方に、生後半年にでもならないでバスタブでお手伝いの女の子に殺された長男の事を思い出して泣くのだと言う。寿美花代もそれ以来御風呂には入れず、シャワーだと言う。

 

☆息子に自死された姜さんの苦しみ悲しみは如何なものだろうか?

 

 東北で家族を失った家族の苦しみは?

 

☆私が娘を出産したのは36歳で逆児だったので、医師が大事をとって(あとがない年齢)、帝王切開だった。それで、自然分娩より回復が遅いので1年くらいは休んでいるように医師から言われ、私の母親が脊髄の手術で入院中だったので、実家が手伝えないからと家政婦を雇ってくれたのだが。

 

 60歳くらいの独身の家政婦さんは、あるときに「赤ん坊なんかは、鼻を摘まめば簡単に殺せるんだから。」と言った。

 

 こちらも、そんなことにならないように気を使って家政婦さんを大事にしたので、きれいな天使の名前のついたお花の鉢をプレゼントしてくれ、実家の母親はその後実家にも来てもらうようにしたほどいい関係になったほどだが。

 

 人間が生きるのにはいつも学習が大切なのだと思うばかりだ。

 

☆姜さんは、週刊誌のバッシング記事に関しては、聖書の言葉を引用してこう書いている。

 

「義のために迫害されてきた人たちは、幸いである。天国は彼らのものである(マタイによる福音書、5章10節)」

 

☆私は、人間は自分を庇うことは許されていると思う。

 

 子供に自死された親はそれだけで辛いのだから、他人が鞭を打つのは苛めや卑劣な傲りではないかと思う。

 

 姜さんが背負うものが酷すぎる。

 

 姜さんの「生と死について私が思うこと」のなかに、瀬戸内寂聴さんが、「東北震災でなくなった方は、私たちの罪を引き受けて死んだ。」と言ったと書いてある。姜さんは、「そうかな?」と言うスタンスであるが。

 

☆バスタブ島の少女は、動物の腐敗した醜い死骸を「事実を眼を背かず観る。観なくてはいけない。」と事実を観る。それが、生き抜くのに必要なのか姿だと監督は思うのだ。

 

☆週刊誌は姜さんの美化された書き方に事実とは違うとメスを入れるのだ。

 

 真実は神のみぞ知る。

 

☆キリスト教の洗礼を受けた姜さん。

 

 私もカトリックの信者だが(姜さんはプロテスタント)、信仰生活と現実の社会の価値観のギャップに傷つくこともある核心的でもない平信徒だ。

 

☆私は雑情報を日々大量に受けているものだが、どこかにより良い普遍性を求めているものでもある。

 

☆姜さんは、「東北震災で日本が変わらねば。」と思っている人でもある。

 

 バスタブ島の少女に、助けた船長は「お嬢ちゃんは大丈夫だよ。」と言う。

 

 「感じろ! beast it!(野獣のように貪れ!」と教えた死病の父親。

 

 自然の脅威を肌で感じる人間には見えるものがあるはずだ。

 

☆私たちの生活のなかには、あまりにも多くのまやかしがある。

 

 幸福と言われるものを信じて努力してえた地位も富裕も家族も絶対ではない。

 

☆私たちはまだ学び続けるのだ。

 

☆バスタブ島の少女は、遠くに見える光を「ママ!」と呼ぶ。

 

 ママが少女の神なのか。

 

☆私たちは誰でも弱く、神も母も求めざるを得ないのだ。

 

 私も父を失い、それも3月10日なので、3.11を重ねて思い出すことになるであろう。

 

 私の父も、少女の父のように生きることに必要なことをたくさん教えてくれた。

 

 一人でも生きていかれるよ。

 

☆姜さんの息子さんも、姜さんに「生きとし生きるもの、末永く元気で」と遺言を残して死んだ。姜さんは、東北震災で亡くなった人、死者、行方不明者全部の遺言に思えるようになったと言う。

 

☆死は誰にでも訪れるものだ。
死を受け入れる魂ならば、生きているものにそのような慈しみを持って次の世にいくのであろう。

 

 バスタブ島の少女は父の遺言通りに、父を焼いて船で送る。船は次の場所に身を運ぶ。死とはそのようなものであると、映画では語り身を送る。

 

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