Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
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激しい雨も上がり。













☆昨晩、湯上がりに「岡倉天心」を読み終えた。

 

 ボストン美術館からは高給料で中国や日本の骨董を買いボストン美術館に送っていた。

 

 自分で設立した日本美術院は崩壊して、批判も浴びていた。

 

 横山大観、菱田春草を育てたものの二人は乞食のような状態で魚の安い五浦ですら魚が買えず、食べる魚を毎日釣っていたとか。

 

 岡倉天心は赤倉山荘を建てそこに暮らしてたが、51歳で病気で没す。

 

 今は山荘はなく、八角堂が建てられている。

 

 「アジアはひとつ」と、インドで言った言葉が書かれている。

 

 不倫相手の男爵夫人は巣鴨精神病院から松沢病院に移りそちらで亡くなっている。

 

 妙高高原の赤倉山荘はすぐとなりの駅なので、秋になったら行ってみたい。

 

 日本美術院の方は滅茶苦茶になり悪評がたったものの、英語で出版した「茶の本」は4ヵ国にも翻訳訳され、インドでアジって日本に訪ねてきた若者もいたくらいなので、タゴールの好意で大観春草もインドまで行ったそうだ。

 

 ボストンに往復すること10年。大観や春草の展覧会も成功を納め、天心の企画能力は足跡を海外にのばし、日本でいるときは鬱、海外では躁で、書き物のちゃんとしたものは海外で書かれている。

 

 妻とは離婚することなく、息子が多く天心の思い出を書いているが、身びいきの書きようであると清張は書いてある。

 

 天心は愛すべき人柄とは言えないが、カリスマ性があったようだ。

 

 ここまで書いてある天心の本はないと思うので、清張はやはり凄いと思う。

 

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