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「リバティーン」を観た。


 これは、17世紀に実在していた人の実話らしい。

 

 一茶夏祭りの途中から大雨になって、凄い人だったのでタクシーも拾えないとみて、タカ子さんとコテージまで歩いて帰ってきた。

 

 カーブのところで、花火の打ち上げる音がして、花火もよく見えた。その頃は雨も小降りで、傘も懐中電灯も二人とも持っていたので、夜道を怖くとも感ぜず、途中セブンイレブンでオレンジーナやポテトチップなどを買い休息し、コテージには8時ちょっと過ぎに辿りついた。

 

☆衣服もバッグもぐっしょり濡れていたので、洗えるものは洗い、クリーニングに持っていくものはよけておいた。

 

☆そんな中で、ビデオを観たので卑猥な部分に退路いで、よくわからなかったので、実在の人物を検索して少し眠り(多分、2時間ほど)、もう一度見直した。

 

☆17世紀のロンドンに実在したジョン-ウィルモントこと第二代ロチェスター伯爵の類いまれなる悪徳の33歳までの人生。梅毒で鼻は落ち、皮膚は爛れ、身体のコントロールも効かなくなり、最後に神に懺悔をして死ぬまでの物語。

 

☆一種の哲学者で「戦うよりも愛を。」と刺激的な女性への愛と男性をも愛す。しかし、噂では人殺しもインチキ医者になって金儲けもしている。若い女性が遺産相続で莫大な財産を得ると誘拐して遂には結婚する。

 

 卑猥な詩を書き、演劇を上映する。サド公爵のような世界とでも言おうか?

 

 死の床で、「自分はどうして神を信じられないのか?」と尋ねる。
「大抵の人間は神を信じられるのです。Jと答えたのは牧師か?

 

 死の床で、「自分は真実に生きたのに、真実に裏切られた。Jと言う。

 

 娼婦にも愛人にも去られた伯爵を妻は愛す。妻は「悪魔には入れ込まれた。Jと言う。

 

 しかし、イギリスの王制が危ういときに、彼は演説を議会でし、国王に有利に導いた。

 

 他にも大根役者の女優を個人的に育て、愛人にし子をもうけ大女優に育てる真摯なところもある。

 

 演劇は卑猥で男性器の巨大な張りぼてが出てきたり、女性の舞踏にも犯される歓喜を集団で円舞させる。常にセンセーショナルだ。

 

☆全く歴史的に評価されなかったが、現代ではランボーの先駆者とか、オスカー-ワイルドの系譜とか言われ始めているそうだ。

 

☆しかし、映画では彼の生き方を讚美しているわけでなく、神に逆らう生きざまの見事なまでの惨めさを見せている。

 

 梅毒と言うのは恐ろしい病気で水銀のお風呂での治癒も頭脳(精神)を救うか男性であることを保つかの二選択らしい。

 

 俳優がなんといってもジョニー-ディップなので、後味もチャーミングだ。

 

 しかし、演技は真摯に演じられていると思う。

 

 台詞のなかには深いものも多く、「身体を削らなくては、なにもわからない。Jと言う意味の言葉を吐く。

 

 自分が実験台になって神を語るようなやりかただ。

 

☆彼は欲望のまま、コントロール等しない。

 

 お金のために若い娘を誘拐するのも、彼にとっては真実なのだ。

 

 人間は本来、歯止めがなければそうしたものなのか?

 

 しかし、「罪の罰は死である」と言う聖書の言葉が生きる。

 

 彼は、「嘲り、罵られて十字架に張り付けられたイエスと自分は同じではないか?」と呟くと、召し使いが「あなた様とは人格が違います。Jと言う。

 

 映画では、妻に自分が誘拐した時の話をしてくれと言う。妻は「多額の遺産が入り、それを目当てに18歳(17歳だったかも)の私を誘拐し。」と言う。

 

☆これは、反面教師的な悪徳への警告なのだろうか?

 

 身体と言うものが精神のあり方を実に性格に写すと言うことを考えた。

 

 映画としては名画だと思う。

Tags: via ljapp
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