Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
ruiico

4時から「息子」!普通の人の幸福を描いている。


☆懐かしい俳優さんがたくさん出演してます。いかりや長介さん、三國連太郎さん。 日本の高度成長期を支えた庶民の平凡な幸福を描いているように思えます。 岩手の田舎の妻を亡くして1年になる親父は息子二人を東京にだし、地元に嫁いだ娘に大事にされているものの、老後をどうしたものかと考える。戦友会で熱海に集まるのをきっかけに東京に出て息子たちに会う。マンションをローンで買った長男は会社勤めに多忙で、嫁も気を使ってくれるがそこに甘えていつこうなどとは思わない謹み深いお父さんである。次男のプータローのような生活をしている子供は勉強好きでも無かったし心配だ。しかし、彼なりに汗を垂らして生きる地道な生き方を選び、障害があっても美しく健気な女の子を好きになり、手話でコミュニケートを覚え、人生の張り合いを覚えた。父親は娘のかわいさと次男の健全さに、孫が岩手に来たらと心弾ませる。雪の一軒家に帰った父は幸せだと思うのだ。かつてあった家族の団らんが消えたが、息子がちゃんと成長している。☆映画を観たあとに慎ましい生活のなかの幸福を感じた。耳が聞こえないことが不幸ではない。息子は「そんなこと!」と言う。お父さんもかわいい娘に「本当に嫁になってくれるの?」と訊く。多分、普通の日本人は温かく、そんな命の慈しみが持てるのだと思う。お父さんも息子が誇らしかったであろう。原作の椎名誠は「岳物語」を書いていたひとで、岳青年もりっぱな大人になっているであろう。外は激しい雨だ。
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