☆11時10分から何ですが、チケットを買う都合で早めにY子さんと待ち合わせをすることになったのですが、朝の地震で起きてしまってからは眠れなかった成果、少し体調が悪かったので Y子さんの携帯から電話があったときに東急へ5分くらいの場所で電話を受け取り、チケットを買ってもらうことをお願いしました。
レディースデイで女性が1000円なので混雑が予測されたのです。幸いそれほど混雑もしてなくていいお席で、時間にも余裕があり50分には着いたのでした。
☆彫刻家の言っていることは本当によくわかったのでした。
フランスに来たすスペインの女の子。戦争で逃げてきた美しい体の少女。おいた著名なくたびれた彫刻家。かつて美しいモデルだった妻。作品を作るアトリエ。敵国の怪我をしたドイツの青年。
この物語には悪人は出て来ない。
本物のアーティストのいきる姿勢。
誰にでもある情。
有名なcafe「la paix」平和の名。
傑作が生まれる背景には精神の高揚と美しい出会いがある。
芸術家にとって大切なことはいい作品を作ること。
理解ある妻との信頼。
逃げてきて救ってあげた少女も彼を裏切らなかった。
アトリエ近くの野原で小鳥の死骸が風化して骨になった姿を拾う。
時は流れる。
戦争もいつか終わるのだ。
本当に愛すべきものを愛す。
この映画は大人の映画だと思う。
まるで美術の授業のような。