Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
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騙される。


オレオレ詐欺も680億円て越えた。

 

そして、佐村河内守に、多くの人は騙された。いい度胸だ。

 

☆私はCDも2枚も買った、講談社からでている自伝も買った。

 

彼は実に巧みだ。
障害者。
音大出身でない。高校卒業者。
広島被爆2世。
貧しさ。
ホームレス。
底辺の肉体労働者。
音楽が認められない。
弱者と心通わす。被災者。分かりやすい身体障害者。
無垢な少女。
聖母マリア像と暗闇のろうそく。
祈り。

 

良心的な人なら、この人を拒めない。

 

壁に頭を打ち付ける。
階段を四つん這いにはってあがる。

 

杖。
包帯。
サングラス。

 

こんなにも見るからに弱者で苦しんでいる人が自分を捧げるように創った音楽。

 

音楽の質など考えられなくなっていた。

 

今までの人生での不当な過酷さに、少しでも労いの気持ちで、私はCDを買い本を買った。

 

☆最近、私はある種の過酷な人生を生きてきた画家の絵を観た。

 

実のところ、良くなかった。

 

営業妨害をしたくないので、名前は書かない。

 

障害や苦しみ、極度の貧困をアッピールし過ぎる人は、私は嫌いだ。

 

だから、絵画を観るときは、本当は名前すら伏せて、経歴も書かない方が、フェアである。

 

私は、佐村河内守のあの四つん這いで這い上がる姿に、もう、負けてしまったのだ。

 

☆大変危険な比べであるが、光君を、思い出した。光君は父親の表現が真実ならば、デパートの階段を四つん這いで這っていたという。ノーベル文学賞の大江健三郎の息子の作曲した音楽が本当に天才なのかどうかは、私にはわからない。

 

しかし、人間心理として誰も、親が子を思う情が、どれほど、息子を偉大だとしたとしても責めないであろう。

 

☆それと、同じ心理で、まさか嘘を18年もつきとおし、そのためには本当に作曲している人を脅してまでして、もう、充分だと思うほど成功しているのに、さらに大きく成りたいと願う浅ましさは、私は卑しいと思う。

 

☆そして、かつてはその貧しさや野卑さがたくましく、情熱に見えたものが、今は吐き気がするほど嫌悪なのが、彼の生きてきた生業なのだと思う。

 

☆彼にピアノを教えた母親も出てこないし、同級生は?と思うほど自伝とは違うそうだが、ばれないと思えるほど世の中を舐めていたのは、哲学でもあるのかと思うほどである。

 

☆しかしながら、例え嘘であろうと、日本中に知られ、今の日本の持つ問題ー格差、震災、障害者、底辺労働者たちとの連帯を担ったのは、企画者がいると思われるほどである。

 

☆日本人は、私も含めて危うく、騙されやすいのだ。

 

もう少し、賢くならねば!

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