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 人間の怖さ。「冤罪と苛め自殺事件」は似ている。

袴田事件の冤罪について、人間の怖さを思う。

 

人間には毒の芽があって、それは本能のようにある種の人間にはある。

 

人間が人間に対する陥れ。

 

それに関していろいろ思う。

 

娘が幼稚園の頃に、ある男子生徒の祖母が昔、小学校の教師をしていて自分の孫と一緒に私の娘にも有料で教えたいという。もう一人いるといいということで、ある女児を誘って3人の子供を目黒の幼稚園のあとにその祖母と私かその女児の母親かが交互に祖母の住む白金のマンションまでバスにのせて送り迎えをした。

 

それは小学校受験準備のような内容であったが、その元教員の祖母はまっすぐで潔癖な人で正しく公平に指導していた。

 

ある日、女児が私の娘がカンニングをしたとその先生に言ったと言う。しかし、先生は私の娘の方が「早くできて提出したのであるから、そんなことはないだろう。」と注意すると、女児は後ろから娘の首をしめたというのだ。

 

その話を聞いて、5才そこらの子供が憎しみか気分が悪いかでこのようなことをすることへの驚きで私は絶句した。

 

☆その女児が特別なのではなくて、人間にはそのような芽があるのである。

 

自分が勝ちたいときに、誰かを貶める。嘘をついてでも首を絞めてでも自分が勝ちたい心が人間には、勝ち気な人間にはある。

 

☆袴田事件も静岡県の某なにがなんでも勝ちたい警察が、嘘を吐かせても、証拠を捏造してでも、相手を殺人犯にしてでもやってしてしまったとても恐ろしい事件だ。

 

一人の殺人犯が出れば、一族全員が後ろ指を指され生きていかざるを得ない。当の冤罪によって殺人犯人にされた人間も正気で保つのに何を信じれば生きていかれるのだろうか?

 

☆同じ人間だろうか?

 

幾人もの罪のない人が、一人の罪を罪とも感じない警察官によって一生、人間の尊厳をないがしろにされ廃人にされたのだが、罪悪感もなく恥も感ぜず勝ち組として生きていたのだ。

 

良心の呵責もなく。

 

☆怖いではないか?

 

☆神の正義が働いたのか?

 

科学の力の発展のお陰でDNA鑑定の精密度が高まったのだ。

 

☆私たち普通の人は、日常生活で厳密に他者を罰していきてはいない。

 

周囲に刺々しい空気を放たないように、あるときは目を瞑り、有るときは寛容に許し、有るときは人の弱さを同情を持って理解するように育つのだ。

 

☆しかし、ある地位に置かれてしまうと、勘違いをして神のように裁いてしまうのだ。

 

神ではないのに、気に入らなければ犯罪者にされてしまう嘘つきにされてしまう弱者に向かって、間違えを恥もせず裁く。

 

☆それは、多数の苛めっ子に「死ね」と脅迫され自殺した多くの子供たちの姿に重なる。

 

人間はここまで、地に落ちている。

 

しかし、ギネスブックに袴田事件の袴田さんはもっとも長期にわたって刑務所にいる人と認定された。

 

日本の死刑囚が世界一長く刑務所にいると言うのだ。それも冤罪で!

 

恥ずかしい国である。

 

☆聖書に「人を裁くな」とある。「人に裁かれないために。」

 

日本の子供たちは、膚で権力のある人間が罪のない人間を罪人にするために、暴力も恐喝も許されていることを知っている。

 

だから、自分達もグループになって正直なものや真っ直ぐなものを、いたぶり自殺に至るまで追い詰めるのだ。

 

☆この間観た、「ワンチャンス」の映画は実話だ。

 

  イギリスのスーザン・ボルデが優勝して世界に知られるようになったイギリスのテレビのタレントコンクール「ブリテンズ・ゴッド・タレント」でスーザンより2年も前に優勝したセールスマンの男性の物語だ。

 

☆この貧しい労働者階級出身の主人公は実に悪質な同級生から日常的に苛めに会う。男のチンピラだから体に残る傷を命ギリギリまで執拗に受けるのだ。

 

どんくさいからとか、冴えない太っちょだからと言うよりも、私は思うにチンピラたちには敵わない美しく気高いものを本能的に感じて暴力を振るわずにはいられないのだと思う。

 

☆しかし、彼を応援する者も多い。
貧しい労働者に正当にお金を与えるチャンスやベネチアのオペラの音楽学校にはいれるチャンスや有名なオペラ歌手の前で歌えるチャンスをも、彼の努力や仲間の友情がもたらしてくれるのだ!

 

そして、何よりも彼を信じる彼女や健全な家族の愛情。

 

☆誰でもが心動かされる天使の声も、認められる舞台に上がれるまでは、無視されたり、評価され無かったり、事故に遭って声を失ってしまうことまであったのだ。

 

☆冴えないけれど、誠実で真っ直ぐな正直な不器用な男。

 

実際の人生では損ばかりしているタイプ。

 

☆しかし、彼の声がなぜ天使の声なのか?

 

神はかれの愚直さを愛でているのである。

 

遠慮深く図々しくない、美しい魂を神は引き上げたのだと思う。

 

☆今の日本に欠けているところだ。

 

「人は、厳密に見かけが9割」と称える日本の表面至上主義。

 

私の子供の頃は親から人の美醜を言ってはならないと教わり、外見を誇るのは下の下と言ったものだが、今の日本は見映えのしない人を貶めるのが文化になってしまった。

 

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