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魔女の定義!

☆この本を半分以上読み終えたところです。

 

グリム童話に出てくる魔女たちが不当に扱われていると言う作者の視点がウィメンズリブ的でした。

 

また、魔女が箒で飛ぶと言うのは魔女たちの秘薬のレシピを実際に作って体験した研究者がいて、意識の上で飛ぶのが共通した体験のようです。

 

☆カトリック的なキリスト教的な新しい価値観で統一しようとした覇者の陰に、先の民族の自然信仰がある。

 

それで、異端とされた能力を封印するために、伝説も魔女裁判もある。そして、拷問道具も残っていて魔女たちを捕らえていた魔女のも塔もいくつもあり、現代の視点で観れば冤罪も不当な差別もあると作者は告発している。

 

☆この本のなかのグリム童話の挿し絵が楽しい。

 

 

魔女が鷲鼻のイボのある醜いとされる黒イメージと継子がいつも美人で優しく最後に幸せになるのに比べ、魔女が殺されたりされるワンパターンへの憤りの視点は私も大いに同意しました。

 

最後には、美人だって不細工だって幸福になる物語しか地上の平和にはないのですから。

 

☆子供の頃から好きな、グリム童話のお話はやはり想像力を大きく広げ、怖くなったり心配したり、ワクワクしたり安堵したり名作ばかりです。

 

○ 民衆の願望。

 

お菓子のお家があったら?

 

悪い母親から知恵と勇気で逃げ出したい。

 

○そして真実。

 

どんなに醜い王子さまもあなたが愛せば美しい王子になる。

 

愛することの不思議。

 

森の危険。

 

旅することで得る知恵。

 

どんな不幸も永遠には続かない。

 

お姫様にも苦難がある。

 

☆作者は歴史的な背景も描いているけれど、もっともっと突っ込みができそう!

 

ハーブ、薬草の再評価という時代の流れで、魔女たちも肯定的に評価されてきた。

 

☆これは、差別の問題なんですね。

 

どこの民族にもある偏見と優越性を持ちたい人間性の幼さから排他的な力が生まれる。

 

不当に傷つき苦しんでいる人がいるということ。

 

現代の日本で未婚女性の3分の1が貧困女子だという。

 

また、シングルファミリーの母子も貧困率が高い。

 

格差により、貧困家庭に生まれた子供はなかなか学歴を得て貧困から抜け出すことが難しいと言う現実がある。

 

私たちの行く手に課題がある。

 

子供たちが夢を失わず希望を持てる社会にするには、グリム童話の貧しく虐げられた子供が心がけさえ良ければ幸福になれると言う真実も必要なのだ。

 

そして、魔女も人間の心のなかの悪い部分のシンボルであって、悪が滅びると言う受け取りかたを子供の頃からしてきたと思う。

 

☆この頃の世間の風潮は観念的だ。

 

最近の発言小町で37歳の女性がある理想の男性と結婚したいというと、とっても常識的に、若くなければいけないと言う意見が多かったと思う。

 

一つの主流から離れると、日本の社会は生きにくいところだ。

 

例外や個性的なのは高い評価が得られない。

 

そう言う痛みを魔女の存在に重ねると、中世のドイツには無理はなかったと思う。

 

しかし、一方でゲイたちがカミングアウトをしている時代でもある。

 

おおらかに多様であり、他人の夢の実現にエールを送る人でありたい。

 

☆ハーブを見てると、何か大きな宇宙のエールを感じます!

それと、聖女も魔女も同じように魅力を感じる私がいます。

 

人間には欲望もあるけれど、それがそれほど悪いとは思えない。

 

苦しいことを経なければ人の気持ちに寄り添えない。

 

だから、すべて良いこと。

 

毎日、起こることは、目に入ることはすべて良いことに思えます。

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