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ダンテの神曲!

今回の旅行は聖ヒルデガルドに呼ばれたのかと思っていたのだが、実はダンテに呼ばれていたのかもしれなかった。

 

☆フランクフルトのMMKでやっていた美術展はキューレーターが9,11以降の世界をどう救うかということで数人の現代美術の作家にダンテの神曲というテーマで作品を依頼したものだった。

 

写真撮影自由であったのに、カメラを持っていかなかった。

 

そして、帰りの日は月曜日でしまっていた日だった。

 

しかし、私の脳裏には民族的にもアフリカの作家やアフリカ系と見られるキューレーターの発言をしっかりと心に留めているのだ。

 

☆ブタペスト 、ウィーン、クラコフ、ベルリンでダリ展をやっていたのだのが、これが神曲。

 

ダリはどういうわけか、昔、私の夢に出てきた。

 

ダリの邸宅に招待される夢で大きな螺旋階段からダリが迎えてくれる夢だ。

 

ダリの絵は地獄、れんごく、天国とあって とても細かい流麗な線とアイデアの豊かなダリ特有のもの。

 

☆極め付きは、私のFileを見ていたヤン・コルヴィッツさんが、前後の脈絡なく、自分の友人がダンテを庶民的な平明な言葉で書いた本を出したと言ったことだ。

 


☆☆☆
ガサとウクライナのニュースが騒がすなか、私はベルリンでドイツの歴史とポーランドのアウシュヴィッツを訪問して、人間はどうしてこんなことまでできるのだろうと思っていた。

 

「戦後のドイツ」
という本を読んでいて、ドイツの大学の教授が「近頃の学生たちは勉強が足らん。自分達はもっと勉強したものだ。」と言ったら、学生はすかさず、「良く勉強した結果、ナチスですか?」と、突っ込んだという。

 

☆近頃の日本のニュースでも頭の良過ぎる女子学生が同級生を残虐に殺したことが話題だ。

 

頭が良すぎるとけいようされた東大出の母親と弁護士の父親の間に生まれた少女。

 

いつも、不思議に思うのだけれど、いじめは大抵は頭が良いといわれる子がする。

 

そして、教師は頭が良いとされる成績の良い子供に関しては恐ろしく寛大だ。

 

空気の中に、バカな子はいじめられても仕方がないというのがある。

 

名門大学に入って学校の評判を高めてくれる成績のよいこはストレスの発散で弱いものいじめをすることは黙認されている。

 

現実には、心優しさとか人に譲るタイプと言うのは評価されない。

 

他人のものを奪っても勝てば官軍だと、文明国では不文律だ。

 

☆ウィーンの博物館でエジプトのものがこんなにあるのは略奪してきたからで、誰もエジプトの宝を奪っては恥ずかしいとは思わなかったからだ。

 

☆ナチスが権力を拡大し、邪魔物は殺せと言うのは極端のようだが、権力を得た人たちが皆やって来たことでもある。

 

アンネ・フランクのファミリーや聖コルベ神父などの有名なアウシュヴィッツの犠牲者と同じように名の無い人の誕生や結婚式の写真が同じスペースで展示されていて 誰もが等しく尊いことをアウシュヴィッツの展示場では見せていたが、彼らも同じ人間で同じように大事な人生を生きているのだと思わなかった人達が平気でガス室に送り火葬場で焼いてしまった。

 

人間はそんなこともできるのだった。

 

☆ストックホルムからタリンまでの船のなかで、島を見にデッキに出てみると、ユダヤ人から質問された。

 

「あなたは日本人か?」

 

「そうですが。」

 

「日本人はどうして群れて旅行するのか?」

 

色々の国から家族や友人達や個人で旅をするひとで大きな船は一杯だったが、確かに10人ほどの日本人のツアーは珍しく見えた。

 

「日本人では人と一緒が一番安全なのです。少しでも違った行動や考え方をするといじめにあってしまい、近頃は学生も留学しなくなりました。異国でまなんだ学生の受け皿が無いので、皆 人と同じように行動し波風たてないのが良いとされてます。」

 

「もっと、見聞を広げ、世界の色々な考え方を知った方がいいのに。」

 

「私もそう思いますが、知れば知るほど 日本では生きにくくなるのです。」

 

「アウシュヴィッツにいってきましたよ。」

 

「アウシュヴィッツはユダヤ人の問題だけでなく人類の問題だと思うのですが。」

 

「私もそう思います。自分と違う人間を殺さなくても生きていくことができます。」

 

「コペンハーゲンでパレスチナの犠牲者の写真や名前のインスタレーションをしていました。」

 

「自分もそれは見ましたよ。」

 

「自分はイスラエルで警察の仕事をしています。自分の能力を生かせる仕事ではないのですが。」

 

「人間の願いは実現しますよ。自分を生かせる仕事ができますよ。天国には神様が用意した贈り物で一杯だそうですよ。大抵の人間はそれを受け取ろうとしない。」

 

ウクライナ人の奥さんが子供たちにパパを迎えに来させて、それでは又ねと去ったのですが。

 

どういうわけか、帰りにタリンで船から降りると又、声をかけてくれました。

 

「私はリトアニアの十字架の丘に行くので、急がないとバスに後遅れてしまいます。」

 

  「あなたを助けたいのですが。」

 

「私は大変自立しているので、一人で行動がで来ます。心配要らないですよ。」

 

「お金を貯めて、あなたの絵を買いたいのです。メールアドレスを教えて下さい。」

 

奥さんが手帳を出してメールアドレスを交換して、街まで一緒にバスに乗って別れましたが、時間的に国際バスの乗り場まで更にバスで行き、あと15分でリトアニアまふぇのバスが出るところだったので、天使たちがそう仕組んだ出来事だったようです。

 

☆ユダヤ人を救ったシンドラーや日本の外交官。また、ナチスに反対して殺された人達。そういう人の写真もドイツの歴史館にはありました。

 

同じ人間が、率先して殺した人。弱さから仕方なく手を血に染めた人。家族の迷惑を考えて 意にそわずナチスに協力した人もいるでしょう。

 

しかし、恩人の助けで生き延びられた人達の明るさを見ると、人間はいつでも天国にも地獄にも自分の選択次第で行けるのだと思いました。

 

どんな時代にも人間らしくも生きられ 獣のようにも生きられる。

 

☆アーティストと言うのはたくさんいますが、本物のアーティストみは神の霊が宿っていると言われるではないですか?

 

このような地獄のようにも見える地球にも良心に添って、命を救い出す生き方をすることが人間にはできる。

 

十字架が美しいのはそういうことだと思いました。

Tags: via ljapp
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