Ruiico (ruiico) wrote,
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ようやく晴れて!

 

 



☆掃除の後に、もう一度、「ブリキの太鼓」を観ました。

 

そして、俳優紹介やエピソードも読みました。

 

  主人公のオスカル(ダービィット・べネット)は3歳で成長を自分の意思で止めてます。

 

そして実際には11歳の小人症の子供を使ってます。

 

  原作者はダ・ヴィンチの聖母子の子供をオスカルのイメージにしたそうです。

 

大人の醜さ、人類の罪を観た3歳の子は「大人になりたくない!」と決意したのです

 

そして、オスカル役を演じた少年も、スイスのローザンヌで生まれた俳優の父親とダンサーの母親の間に生まれた少年も、両親の離婚を思い止まらす為に、大きくならない決意をしたというのです。

 

彼はドラムを習っていてフリースクールの教育を受けていて通常の登校をしてなかったのだそうです。

 


☆この映画の台詞は全部原作者の書いたものだそうです。

 

3度目のドイツ語をよく聴くと、短い台詞は聞き取れます。又、日本語の字幕がついているので、「そういう風に言うのか!」と覚えることもあります。

 

☆右は実際のオスカルの父親で この映画にも出てます。グレフ役で若い少年が好きなおじさん役です。ボーイスカウトの隊長。

 

☆この映画にはあらゆる形の罪が描かれてます。

 

その為か、映画批評に「不快感」が残るというのも多かったです。

美しいオスカルのママは従兄弟と関係しているのです。食料品屋を開いているドイツ人の臆病で負傷者のパパ。ポーランド人のママの従兄弟。ママはポーランドのマイノリティの母親の血と放火して憲兵に追われていた。

 

毎週木曜日にポーランドの郵便局員をしている従兄弟と逢い引きをしているママ。

 

実際にはオスカルは従兄弟の子供のようでもある。

 

二人の男とママはいつも一緒なのだ。

 

☆オスカーは男と女の情欲を良く観ている。ずるく立ち回って、ヒットラーが台頭すると靡き 、時代が変わると変更する人間。

 

☆この映画には、ユダヤ人の玩具屋さん役でフランスの有名なシャンソン歌手も出ているんですね。シャルル・アズナブール。

 

☆原作者のギュンター・グラスは小人症ではないですが、原作のようにポーランドのダンツィヒに生まれ、祖母と同じようにマイノリティのカシュバイ人の血が流れている。

 

1979年にこの映画はカンヌ映画祭バルム・ドール賞とアカデミー外国語映画賞を受賞している。

 

31年後にニューヨークのMOMAで、ディレクター・カットの上映があり、20分ほど長いオリジナル版がもう一度、消えた音など再生して、あちこちで上映され始めた。

☆幼きイエスの視点で描かれた人類の大きな罪。第二次世界大戦に導入していく部隊の地で育ったオスカルは戦争勃発の日にはアメリカの報道カメラマンの被写体にもなっている。

 

☆美術学校を働きながら、卒業した原作者の多様な才能と視覚的な世界的なアート性はとても美味しい。

 

エッフェル塔の下でサーカスの団員とならんだオスカルは「おばあちゃんのスカートみたいだね。」と言うところも好き。

 

☆オスカーが幼きイエズスの視点というところ。それも、レオナルド・ダ・ヴィンチの。

 

「モナリザの微笑」のような。
一筋縄ではいかない奥行きがある映画だ。

 

結婚してない相手との不倫に苦しみ、妊娠を決起に魚を食べ始める狂った母親。

 

愛する男との情事の後で、拒絶した死んだ馬の首から出てきた鰻をはじめは拒絶したのに、強くなって食べ始める。

 

それが愛の力?

 

☆幼きイエスの化身のオスカーはそこで、太鼓を叩いて金切り声を出す!

 

破壊だ。

 

そして、愛の告白も。

 

否、どの子供だって金切り声を出して叫びたい筈だ。

 

狂った世界だもの。

 

☆昨日、発見したが、「宇津保物語」の俊蔭の琴も奇跡を起こすのよね。

 

天変地異を起こし、罪のない動物が殺されたときや皇室の琴コンクールで競うときには奇跡が起こる。

 

これは、やはり、普遍的な物語なのだった。

 

そして神の!

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