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「ブリキの太鼓」感想!

しつこいですが。

 

この映画のディレクターズカット版を観ていろいろ感じた。

 

まだ、届いてないけれど故コリンウィルソンの「ラスプーチン」は、ずいぶん、真面目に真実を描いていると言う。

 

☆この映画の3歳で成長の止まったオスカルはアウトサイダーである。

 

そして、アルファベッドを教える近所のおばさんにせっかく読み書きを教えてくれるのに気がない。 書庫から2冊の本を出すオスカル。 3歳時から背丈が伸びず、学校の義務教育に適応できないオスカルが読んでとせがんだ本がなぜこの2冊なのか? 奇跡を起こす、聖母を示現したラスプーチンとゲーテの「親和力」がなぜ出て来るか?

 

☆それは、自分に起こる未来を預言したかのような選択だ。

 

☆知的障害もあるような子供に見えて オスカルはとても成熟している。

 

そして、ドギツイと言われるセックスシーンや子供の残酷なおしっこを飲ませると言うシーンなども、現実の日本でトイレで下着を脱がすいじめや大人の変態から普通の学校教師が児童の下着撮影で警察沙汰になっている昨今ではよくあることだ。

 

何より 第二次世界大戦で人間がなした非道は、ナイスのユダヤ人皆殺し毒ガスや障害者 ホモ狩りや ソ連兵の婦女暴行等、その比ではない。

 

☆キリストは赤児のときから、世にあらんかぎりの抵抗をしていると言うが 、オスカルはこの世の汚れや嘘に抵抗して全身全霊で叫ぶのだ。

 

学校もナチスもような規律であり、オスカルが太鼓を叩く時に見せるだだっ子の幼児性と美しい母親の不倫や愛するマリアの父との情事見せる孤独な寂しさや悲しさで全身全霊で泣く姿も、実はこの頃多い親の離婚で傷つく子供たちの本当の姿なのであると思う。

 

小さなものも弱いものも少ないものも、ユダヤ人も謂われなく差別 虐待され、不当にも殺されて当然の秩序が生まれてる社会のいびつさに、キリストであると言うオスカルは太鼓を叩いて抗議をする。

 

☆ラスプーチンの超能力も、もってない多くのものからみれば脅威で不思議だ。

 

ジャンヌダルクのように、田舎のなんの権威もない生まれのものも超能力があれば、皇帝を動かせる。

 

そして、彼の暗殺後、ロマノフ王朝は終焉を迎える。

 

☆オスカルはナチスの台頭時  ポーランドのライプツヒにいて、歴史がどう起きてどう終わるのか観ている。

 

愚かしい戦争で意味もなく死ぬのだ。

 

そして、人間は自分の母親もように不倫の子を宿した罪に耐えられず自殺もする。

 

オスカルが望んだ背丈の成長拒否でも、父親も母親も障害児の親として辛い体験をする。

 

どうしようもないユダヤ人であることでも、ホモであることでも人は自ら死ぬのだ。

 

他人と一緒でないと言うことが生き難い世界である。

 

☆たまたま、私のドイツ旅行はポーランドのアウシュビッツも行ったし、ナチスのホロコースト記念碑もベルリンも歴史館も訪ねたばかりで、ギュンターグラスのアトリエで積まれたブリキの太鼓を観たばかりなのだった。

 

☆カトリックも腐敗をしていて 子供の誘拐や少年への強姦が話題にあがる。

 

ウクライナもガザも戦争只中で、普通の子供や母親が殺されている。

 

☆「ファチマの第三預言」は第三世界大戦のことか、バチカンの終焉か?

 

☆私たち普通の人間のできることは、「人を差別しない。」であったり、「裏切らない。」であったり、おかしいことを「おかしい。」と、叫ぶことである。

 

案外と私たち普通の人間に世界の平和が託されているかもしれない。

 

私たちも自分の太鼓を精一杯叩くのだ。

 

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