May 6th, 2007

精神文明の先がけ?

私が学生だった頃、スピリチュアルなことを語れば「気違い!」と差別語を投げられるような時代だった。そんな時代にもすでに多くの預言者がいて、今日の時代を見ていたのであった。
私が一番好きだったのはアンドレ・ブルトンの著書「シュールレアリスム宣言」「シュールレアリスムの歴史」だった。
 学生時代、図書館で深層心理、超心理学、意識下心理などの本を読みふけった。
コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」などは私のことを書いてあるのではないかと思ったくらいだ。これらの書物のお蔭で私は決して孤独ではなく先人が被った迫害しる輝ける光栄として羨望したものだった。

 20歳くらいの頃か
 自動書記で描いた絵がある。
 当時の日本橋の白木屋で学生イラスト展。およその芸大・美大と専門学校の生徒40人くらいの作品展だった。
 全くの理解者のいない未踏の道を、信じられないことだが認めてくださる人がいた。
芸術理論の上講師。それから、小杉武久(現代音楽の専門家)なども、
「美しい!完全に自分がない!」と言ってくれた。多分ほとんどの私の絵は自分が無いのだと思う。描かせられてるのだ。
 





これも、学生時代作った絵本だ。
「横尾忠則を初めて見た時と同じショックがある。」小川一衛講師に言われた。
私も横尾氏のフアンだが、同じ星から来ているのかもしれないと思った。


これは、卒業間際の作品。
「御木本真珠」のカタログ。私はグラフィックデザインの学生だったから、そのときの講師の資生堂「花椿」のグラフィックデザイナーの中條正義は、
「完全だ。120点。しかし、今これほど完成しているともう伸びない。」と言われた。





私は当時出展した某公募団体の審査員にセクハラに出会い、画壇に絶望し始めていた。
しかし、彼は国立大学の教授で大手新聞社で作品集をだしているような人だあったが、
この作品を見て
「自分のよりいいなあ。」と呟いた。
 私は2度と公募には出さなかったが、その言葉は随分励ました。

 しかし、美術の世界は恐ろしいほどの競争社会で憎しみもねたみも生々しくある世界だった。
 私は卒業制作に「襖絵」を描き「天国」と「地獄」を描いた。
 私は同級生の執拗な暴力に遭っていた。それで多分萎えてしまったのだろう。
 卒業制作は評価されなかった。

 卒業の年の春、「自由が丘画廊」のオークションで「おみくじ版画」を制作した。
「自由が丘画廊」は池田満寿夫や多くの版画家が育った場所。此のオークションでは大変安価でスタートされた。しかし、これが良かったのである。
シルクスクリーンで限定200枚。
襖を開けて、大吉のおみくじをあなたに進呈しますという作品。
出雲大社で2年続けて「二十六番 大吉」を引いたので記念にし、麻の葉模様の上にプリントしたものだ。

 私は世間知らずと誠実さで「原価は130円。」と言ったので、コレクターたちがパチパチパチと手を叩き、売れたのであった。
若かった私は版画を民芸品屋や画廊に持ち込んだ。
「ちょっと待っててください。」と奥にもって行き誰かに見せたのであろう。
「3000円で引き取らせていただきます。」

 田園調布のクラフト・ショップでは、
「流異ちゃん、黙ってなさいね。」とオーナーの女性が釘刺す。お客さんが自然に視点が向くと、
「10000円で売れたでしょ。」と売ったり、値段のあるようなないような仕事で、
少しづつ値段が上がっていくのだった。

 版画は安価で誰にでも買えると
次は私自身をテーマに「占い版画12種」を制作した。


 そして次に
「易」を絵にした。
自然の法則に人間が組み込まれていることを発見したのだ。
夢中になった。そして、他人のも自分のも確率を超えるある必然があることを知った。

八卦の8掛けで64枚セット。
何組作ったかわからない。
まだ20代の半ばの頃、斉藤君という誠実な青年が1組オーダーしてくれて、分割払いで買ってくれた。真夜中毎日新聞の配達の組み分けをしていると聞いた。あるとき、斉藤君は沖縄の海に潜り、そのまま海から上がってくることは無かった。残された奥さんの胎内には赤子が育っていた。そういう人に支えられてきた私の仕事だった。斉藤君、ありがとう!あなたのような人がいて絵を描き続けられたのだ。

私は1枚づつのバラ売りもしていた。オリジナルの手書きで1000円だったと思う。


陶板の易カルタ。アメリカで焼いたが1枚も破損がないのが嬉しい。


出版されたが、今は在庫がない。




もう、一度、易カルタを作るときがきたかもしれない。

世界精神同時革命!

私はのあの箱舟を待っていた。



しかし、来たのは箱船ではなく貿易センターの破壊だった。


しかし、それでも扉の先には虹の輪があると信じていた。


私たちのDNAの中に組み込まれた希望が生き続ける。


末は天国か?


血の海か?


天使たちは告げる!私たちにかかっていることを!