June 15th, 2007

コムスン「介護喰い」

 グッドウィル・グループという名前の立派な企業の会長、折口雅博が話題になっている
「お金で買えないもには無い。」と豪語したホリエモンの次はこの人。46歳。
 彼のビジネスは利益至上主義だという。介護の業界で2位の位置に座すこの会社には質は考慮しなかったのか?
 いろいろな週刊誌で生い立ちを知ると哀しくなる。父親の本妻の子で無かった。後で父親と実母は結婚しているが、父親の会社の倒産、両親の離婚が4年生のときだという。父親は病に倒れ生活保護で暮らしていた。彼は努力をして難関の防衛大学校に入学した。そこまでは人間として、問題はない。そして、おそらく人間の残酷さや貧しさの屈辱を見てしまったのだろう。十分過ぎるほどに。

コムスン「介護喰い」

 グッドウィル・グループという名前の立派な企業の会長、折口雅博が話題になっている
「お金で買えないもには無い。」と豪語したホリエモンの次はこの人。46歳。
 彼のビジネスは利益至上主義だという。介護の業界で2位の位置に座すこの会社には質は考慮しなかったのか?
 いろいろな週刊誌で生い立ちを知ると哀しくなる。父親の本妻の子で無かった。後で父親と実母は結婚しているが、父親の会社の倒産、両親の離婚が4年生のときだという。父親は病に倒れ生活保護で暮らしていた。彼は努力をして難関の防衛大学校に入学した。そこまでは陣言として、問題はない。そして、おそらく人間の残酷さや貧しさの屈辱を見てしまったのだろう。十分過ぎるほどに。そして、正当なる努力と見返してやると言う類の暗いエネルギー。
 力が無いときに見てきたであろう世の仕組み、力の構造。庶民の健気な努力を欺き、弱いものの弱さ、老人介護に遣われた本当の物から離れすぎた金銭、名声、贅沢への欲望。

 私はこの事件が特異なものとは思わない。
 極めて勤勉だったり意思の強いものが、その出発に暗いものを持っていることは間々ある。

 「自分の両親のように介護していた。」という現場で働く人たち。
 毎日、その介護のスタッフの助けが無ければ生きていけない老人や障害のある人をかかえた家庭。

 人間は善意だけでは、動けないものか?
 人間は欲望のために良心を売るものなのか?
 そして、同情に値する育ちからこのような物欲の成功でしか癒せないものか?

 そんな社会に絶望をする若者たちの無気力と魂の飢えを埋めるためすり替えのように追い求める成功という虚偽。

 テレビで宮崎アニメ「天空の城、ラピュタ」を今、観た。
欲望は誰より先に自分を破滅する。