October 14th, 2007

ロシアン・ダイアリー!命にかけても真実を!


 アンナ・ポリトコフスカヤ(1958-2006)
国立モスクワ大学ジャーナリズム学科卒業。モスクワの新聞「ノ―ヴァヤ・ガゼーダ」紙評議員。
1999年、チェチェンに通い戦地に暮らす市民の声を伝えてきた。
2003年、国際ルポルタージュ文学賞「ユリシーズ賞」受賞。
2004年、北オセチアの学校占拠事件の際、現地へ向かう機上で毒を盛られ一時重態に。回復後、執筆活動再開。
2006年、10月7日、モスクワの自宅アパートで凶弾に倒れる。
 著書「チュチュンやめられない戦争」NHK出版
「プーチニズム~報道されないロシアの現実」NHK出版

彼女の顔は清潔で美しい。
若くして(48歳)優秀なジャーナリストが殺された。
彼女は国際的な人権ジャーナリストとして知られていたが、国内向けにロシア国民への記事を書き続けた。祖国と普通の人を愛していたのだ!

p111.この国は病んでる。非地位とは父権主義に染まっており、それがためにプーチンは何をしても赦されるし、ロシアに君臨できるのだ。2004年1月27日

 想像できないことが起こったと日記にある。
「私は書かなければならないと確信している。理由はただひとつー私達が生きてる今、この戦争が行なわれている。そして結局その責任を負うのだから。」



 世界は確かにどうしようもないところだが、そんな中でも真実のかけて人生を終える人がいる。活字にならなかった彼女の日記が1年後に翻訳されて日本語で読めるのだ。
私達は大きな力によって諦めたりお金などの物欲に変えて真実を見ない道を選ぶ。そのため鈍感になってしまい他人の子が殺されても飢えてても感じなくなっている。自分達がその責任を持っていることを。

 彼女は穏やかな人柄だったという。しかしながら辛らつに事実を見る目を持っていたという。

 正しい人や正直な人は嘘つきや悪行の限りの人からは煙たがれ迷惑と憎しみの対象なのだろう。しかし、彼女の観た真実は活字となり彼女の思いを伝えている。

 私達民衆は賢くならなければいけない。
 真実しか私達を自由にしないし、
 真実しか幸福にしないだろう。

 彼女は殺されたが、その実何も失わなかった。
 彼女の役目はその死によって大きく世界に伝染していると思う。

 素敵だ!彼女は!