October 15th, 2007

至福のグラナダ展!





 昨日から始まった都立大グラナダギャラリーでのグループ展は似たものが集まっているせいか心清々しい出会いでいっぱいです。

 昨日は朝10時から搬入でトランク3ケースと大きな紙袋2袋に計3点の作品を入れ、運よく580円のタクシーで運ぶことができました。2300円で着きました。上手に12人が展示を終え中国人の経営する中国料理屋で皆で昼食を戴くと、5時のオープニング・パーティまですることがありません。

「あっ!」と閃いて、マリンバのコンサートが上野の文化ホールで行なわれていて招待券をいただいてるので早速、Tさんと日比谷線と連結している東急ラインで上野まで行きました。
何人かの知り合いに会うことができました。そして現代音楽の作曲家5人の作品を5人の演奏家が演奏しました。

 悲鳴とかピンポン玉の転がる音とか実験的なんですね!
 終わったら直ちに都立大学まで帰りオープニングでワインやピザを戴き会話を楽しんだのでした。
留守中、カナダのジェシカが来てくれたと伝言あり。とにかく日本に着いたばかりで案内状をあげたものの、カタカナでしか書いてない葉書を持ってよく来れたものです。親切な日本人が都立大学駅から車に乗せてギャラリーまで運んでくれたそうです。楽しんでくれたよう良かったです!
とても多くの人が参加して会場は人の熱気でいっぱいです!

 若いアーテストも小学生のお母さんのアーティストもお孫さんのいらっしゃる年齢の画家もいらして画風も違うし、生き方もそれぞれですが皆和気あいあいです!

 四谷の石響で「宇津保物語)を買ってくれたモーツアルトの愛好家の方が他の人にも頼まれたと2冊購入。
ダンスの先生の方が「コノハナサクヤヒメ」を買ってくれました。

 先日「マリア・コード」と交換した喜屋武先生の本は沖縄の悲しみを体験で書かれたものですが、「宇津保物語」「コノハナサクヤヒメ」を購入してくださいました。

 喜屋武先生の本

 先生は芸大の彫刻をでられ若い時に先生の作品が心に残っていて、この本を読んで作者がこのような方だったのかを知り大変驚いたものです。
先生は絵も描かれ、今回は大きなキャンバス地に沖縄の空を描かれました。
いつもは明るい色で元気な空なんですけど今回は色もおとなしくトーンが違うのですが、それは政治家の見解に悲しみを持っていてどうしても明るい空は描けなかったそうです。
 この本を読むと私達が想像できない沖縄の犠牲が見えて、そして人間としての温かい心や普通に生きる尊さを改めて確認できるのです。中学校や高校で絵の先生もされていたので教育のことも書いてあって子供のおかあさんや中学生以上の子供には読んでもらいたいなと思いました。
先生はとてもいい人。高ぶったところがなくて作品もなんと1万円!謙虚なんですね。今は年金暮らしだそうです。沖縄のアトリエに年に4回いかれるそうです。(アトリエと言ってもマンションの1室らしい。)

 他にアーティストも作品と一緒につぎつぎと紹介したいです。

 私達は2次会に行って海の幸とお酒でお誕生日だった〇〇氏を祝いました。
 皆で結局、なんとかしたいね。
 この世の中!って感じになります。

 ☆今日は午前中、同じ参加者の高師淳子さんの作品を観に六本木の新国立美術館の一陽会に行きました。
団体展なので大きな作品がたくさんあります。どれも長年かかれている方なので達者なんですが、どこかで見た感じという印象があります。高師さんのはとても独創的でやっとお子さまが手にかからなくなった年齢になり描けるようになったようでエネルギーが溢れてきた感じです。

 六本木を歩いていると「ご自由にお持ちください。」と書かれた店の前にお人柄のいかにもいい夫婦が陶器のお皿を机の上に出してます。お店じまいの為いらなくなったので配っているようで、8角形のお皿4組が紐でくくってあり、後ろにたち吉と書いてあるのを感謝していただきました。ご夫婦はそれをビニール袋に入れてくださりなんとなくずっしり重い有難さです。主人の洗濯物を白金で取った荷物まで持っていたので家に1度帰り昼食を頂き5分もやすむことなく都立大学に行きました。

 「グラナダ」がなぜ至福かというと、あちこちに教会や聖母像やイエス像があり、本当に天国のようなところなのです。それで、訪れた方が皆感動するのです。
「こんなところがあったなんて!」
今日、お見えになった教会の友人は経営者の河村さんが10年前に持っていた自由が丘の駄菓子屋の「となりの美代ちゃん」をご存知の方で昔話に花が咲いてました。本当に1メールくらいの間口の小さな店で道楽でそんなことをなさっていたなんて贅沢な話です。
 スペイン旅行でもこんなに1度にたくさんのお皿やランプのかさや置物などを見ることはできないのです。
明日はデジカメでお店も撮影することにしましょう!

 お客さまは霊的なお話をなさる方が多く今日も1冊のお土産本を戴きました。
又、一緒に展示している渡辺光彩さんはアイルランド旅行から緑を作品に布コラージュでなさっているのですが、妖精がたくさん描かれていて説明を聴いて、かわいい色の豆のような形やひょうたんの形のものが妖精だと教えられたのでした!
作家とお話するとますます楽しくなるので疲れますけど濃い日々になるのです!

家に帰って検索すると「コノハナサクヤヒメ」が広島の三吉の図書館に入ってました。
I君のメールによると香川県の図書館に「宇津保物語」が入っていて「コノハナサクヤヒメ」をリクエストしてきてくれたそうです!図書館によっては蔵書にはいっていても検索してもでてこないのがあるようですね!

 とにかく日本のこどもと元こどもたちに読んで貰いたいです。
哲学者のカントは人間の2つの大事なもののひとつはモラルで、心がけないと人間の道徳感はどんどん落ちていくもののようで、今日の日本と世界をみると悲鳴をあげそうになります!