December 9th, 2007

マリンバでモーツアルトを!吉岡孝悦と仲間たち。

 今日は渋谷のハチ公の尾っぽに1時に待ち合わせて富ヶ谷行きのバスにのり、Hakujyuホールへ行きました。SさんとTさんと一緒に言ったのですが、会場にはアーティストの仲間や主催の方々がいらっしゃいました。モーツアルトの愛好家たちの定期演奏会だそうです。

 マリンバ奏者4人の演奏ですが、なかなかバランスの良い組み合わせで楽しい演奏会でした。
モーツアルトの明るさと軽快さ。襞の細かい音の妙がマリンバの持つバリエーションと重なりとても深く濃い音楽になっていました。

最初はモーツアルトのデヴェルティメント、ニ長調 k。136でした。
私にとっては、とてもモーツアルトらしい音楽です。モーツアルトの晩年の作品で、亡くなる3年前。
現実生活は借金で困っていた時期であちこちに工面の催促手紙を出していたようですが、音楽にはみじんもその苦境は見えません。

イタリア語の「気晴らし」の意味のデヴェルティメントはサロンで聞くにはもってこいの楽しい音楽!

☆岡地岳の才能は素晴らしいと思いました。マリンバ奏者としても評価されていますが作曲の才能も凄い!ノクターンのデリケートさは彼がそうゆう人なのでしょう!とても個性的な打楽器を交えての作曲と演奏も面白かったです。ブロックミュージックというのだそうです。

 なんといっても圧巻は交響曲代40番 ト短調 K.550です。
オーケストラの部分を4人のマリンバ奏者で演奏するのでオーケストラの部分を書きなお酢のニ1ヶ月かかって吉岡さんは編曲したそうです。
含みのあるダイナミックな良い演奏でした。
宮田宗雄氏の率いるモーツアルトの愛好家たちは皆さんとても満足されたようでした。
宮田さんのお母様も私の母が入院している渋谷の病院に入院されていたそうです。縁とは不思議です。その道行きにある「パンの木」に珈琲を飲みに立ち寄られ親友の勝間田さんの個展をカフェのママに推薦したそうです。私も母の病院による度に「パンの木」でお茶をしますが、壁に絵のかかっているのはいいものです。意外とギャラリーよりゆったりと作品が見ることができるかもしれません。

 演奏会が終わって、渋谷に向かう道にある蕎麦屋さんに3人で寄りました。ビールや焼酎や料理やお蕎麦がいただけるのです。焼き味噌、蕎麦餃子、お漬物、豚しゃぶしゃぶ、鴨肉などどれも美味しかったです。私は6時においとまして恵比寿に向かいました。買いたい本をチェックしたのですが万引きにあったらしくコンピューター上には1冊あるはずですが、見あたりませんでした。ロシアの現代美術作家の本で今日の日本経済に出てました。9月頃1冊入ったそうです。みすず書房。厳しいですね。1冊ですもの。マイナーな美術畑とはいえ。

 精神世界の欄に「マリア・コード」たま出版刊がありました。恵比寿の有燐堂です。あるだけ有難いですね。「宇津保物語」「コノハナサクヤヒメ」而立書房刊は新宿の紀伊国屋にあります。こうゆう地味な本は長い目で見ないとね。
友人は葉山の図書館にリクエストしてくれたのですが、隣町から借りたと葉書がきたそうです。図書館には意外とあったりしているようです。

 こんなに時代が変わり、今日の新聞には小学校3年生が「お八」おやつを「オハチ」と読むとなげいてました。3年生でひらがなばかりで作文を書く子がいるようです。嗤ってられません。
文章も日々書かないと、おとなでも漢字が書けないし子供と同じ漫画本を読むのを今では隠す人もいません。そういえば、芸大にもアニメ科ができたとか。時代がもったいぶった権威を潰していくのは大いに賛成ですが、品格をおちょくったり精進にあるような地道な努力を笑うのは反対ですね。

 吉岡さんの「マリンバ」は今日で聴くのは4度目ですね。
 9月の敬老の日の「マリンバ・イン・ギャラリー」で吉岡さんが作曲してピアニストの中川さんと演奏してくれた「宇津保物語」のDVDが届きました。私はダビングしてもらいました。
 「宇津保物語」はお琴の演奏者の3代記なのですけれど、芸術にはモーツアルトのように天国の力を借りて演奏したり作曲したりしているようです。
純粋な混ざり気のない音楽への愛と自然や天使たちの助けがなければ本物の演奏はできないのですね。そのために演奏家が払う代償も演奏家がその尊さを知っているのでやれるわけでしょうけれど!私の(宇津保物語)の本を出した年はモーツアルトの生誕250年でした。だから7人の音楽天使の中にモーツアルトも入れたのでした。宮田さんはそれを知って「宇津保物語」を購入してくださったのでした。
モーツアルトがどこにいるかお分かりですか?



人生は短し 芸術は長し!
モーツアルトの音楽は250年持ってるわけですが、私の絵はどのくらい持つでしょうか?
パリで「宇津保物語」「百人一首」の原画展をしたのも既に20年以上前になりました。
そして、それより3年前に新婚旅行でモーツアルトの今日の曲を作曲したオーストリアのザウツブルクやウィーンへ行ったのも懐かしいですね。