December 11th, 2007

玄関のクリスマスを演出!「エンジェル」を観に有楽町へ!そして「ラブ・ストーリ」を描く。

 今日はボストン時代の友人からクリスマス・カードが届いた。彼女はテキサスに移動したのだ。お子さんが大学生とか。早いものだ。それで、早々と着いた教会のカードと一緒に飾ることにした。私達夫婦が揃って還暦だったのでその祝いのお花や「マリア」を一緒に観たMさんからのサイババ香を飾っていい香りがたちこめた。
それから、ほんの少し台所と食堂の掃除をして迷ったのだけど有楽町に出向いた。
この間、気がついたのだけど私はシニアで映画料金が1000円になった。とても観やすくなった。時間は10分ほど経過したところだったが、席が空いているのでそこから入り次回も空いていたので20分ほど足して1本みたことになった。


「エンジェル」は主人公の名前だ。イギリスの小説のタイトル。1912年から1975年まで生きていたエリザベス・テーラーという女優と同じ名前の作家によって書かれた。
とてもラブリーな女子で夢を現実にした女流作家の話だ。
貧しいグロッサリーの2階に住んでる娘が空想ばかり見て豊なくらしに憧れる。彼女の小説はその夢物語なのだけど幸運なことに小説家になれ冨と栄誉と恋さえも自分の思うようになる。
彼女の幼い時にあったお屋敷「パラダイス」。そこに住んでる小さなお嬢様の暮らしに玄関の柵から興味を持って「いつか自分もそのような暮らしを!」と現実からはなれ夢見たのが実現した。有名作家としての尊敬と人気と賛美!やがて、子供の頃夢見ていた屋敷すら手に入る。
しかしあるときに彼女の持ち物は崩れていく。虚栄とエゴイズムの作った成功にしっぺ返しが始まる。
作家はその時代のモデルを使って「エンジェル」を書いた。とても厳格で修道会で教育を受けたような人だったからエンジェルの成功に皮肉をこめて書いたようだ。エンジェルの本はやがて忘れなれ評価もされなくなり、気のふれた変人となるエンジェルは原作のほうが映画より酷な表現とのことだ。

映画館から出ると5時。私も現実に帰らなければならないので目黒駅に降り夕飯の支度をする。今日は中華料理。マーボー豆腐、餃子、かに卵ご飯。お八つは神戸の瓦煎餅。家には戴きものの干しいもがあるので。雨がぱらぱらと降ってきた。やや寒い日です。
目黒駅でホームレスさんの売ってる「ビッグイッシュー」が売られていたので買う。


 今日のテーマは「過労死かホームレスか」の選択しかないような厳しい時代とのこと。誰にも保証がないとのこと。ホームレスさんが仕事をしても不払いや休んだりするとすぐ首になる冷たい時代とのこと。フリーターといえる年齢は35歳までで、以後は保証のない短期労働の派遣とかパートとかになり、ショックだったのは親の学歴が子の収入に平行している記事だった。パートやアルバイトで時給1000円までとして1ヶ月15万円くらいだと家賃など払うと貯金は難しいとのことだ。そのとき日本では福祉の代わりに親の力がものをゆうという。それで、施設に育ったような両親の援助のない人にはとても過酷な時代とのことだ。
もっとゆとりのある生活保護やホームレス支援が必要とのことだ。

 私の周りの絵描きさんは50代でもバイトをしている人も多い。学校に勤め年金をもらえるまで我慢していた画家は年金アーティストとして60歳から絵画三昧をするのだそうだが、それは家庭や健康に問題のない幸せな人のことだ。やはり、過酷なバイトをしてると疲労がたまりしんどそうに見える人も多い。好きなことをしてるからそれでも幸せかもしれないが。

 私は娘と夕食を食べてから、プチ・スタジオに行った。
 昨日描いた絵に筆をいれる。
 1日おくと良く欠点が見える。





 今日の出来事は妙なまとまりがある。
 エンジェルがなぜ自分の夢が実現した後に夢がみな壊れたかは他者への愛に欠けてるところだ。大邸宅を戦争(第1次世界大戦)の負傷者の為に病院として使いたいという申し出を断る。赤ちゃんにも恵まれたが流産してしまう。これ以上書くと映画をこれから観る人のために良くないので書かないけれど、現実から離れた夢の滑稽さや虚しさを作者は書く。しかし、夢にかける自立した女の強さを認めても要る。強くなければ書き続けないだろうし個性がなければ魅力もないでしょうが、人間はそうは生きれない。
「ビッグイッシュー」の弱い人、不遇な人への現実支援のまなざしがなければクリスマスには相応しくないだろう?そして、私の「ラブ・ストーリー」の油絵も小説と同じ危険にさらされている。一時の人気、名声に浮かれてはダメだ。永遠に残るのは真実だけ。それはキリストの教えでは「愛」。

 ☆そんなことを1日の内で考えた。
「同じ仕事なら同じ労働条件、派遣労働者に均等待遇を」グッドウィルユニオン。

 ベルギーで大学の入試に能力格差をなくすために登録順にしたところ、金もちが召使を使って並ばせたり親が子のお為並んだり、やはり不遇なものに不遇な結果になってしまったという。

 誰でも考えてるのよね。競争はいけない。みなが幸福にならなければと。

☆この頃、絵が安いのに驚く。1部の人は除いて売れてる絵でも結構安い。私の感覚ではバブルのときより0が1個少ない感じ。
少しだけだけどいい方向へ向かってる。似た人が集まるのかもしれないがもったいぶった絵描きさんは消えてく予感だ。

☆「『ラブ・ストーリー』を描いていると2007年限定だと私には何もありませんね。」と思う。空気のような夫の不機嫌のもご機嫌にも一喜一憂しないし、そういえば『ステージ1ギャラリー』の作品にオムレツの絵があって、オムレツの上に夫と書いてあるんですよ。妻が
夫を食べるのがラブストーリーなのかしらと思うと、「逆さから観てごらんなさい。」と言われ観ると「¥」なんですよね。早々、夫は¥を運んでくるんでした。それで、若い娘さん達とゲラゲラ笑いました。
 日本人は愛情表現下手ですからとろける様なラブメーキングが実際は映画や小説からの借り物だったりしますが、夫が¥を稼いでくるんでしたら喜んで両手で抱きしめてあげなければね!うふふ。マリアさまはどうだったのかしら?