January 17th, 2009

神戸大地震から14年!反省のあの時。

 昨日はニューヨークで旅客機が鳥が両方のエンジンに入るという事故で不時着したが、機長の冷静な計らいで全員無事という良いニュースになった。水が腰まで入り女性と子供から飛行機の外に出たという。久振りに紳士的な素敵な話題だ。

☆1月17日はセンター試験がある日だそうだ。大学受験の時の緊張は今も懐かしい。あまりリアルな苦節では無かったが、私も1校だけを受験して入り大学生活に入った。
成人式のニュースもある。若い人たちに晴れ着の門出だ。

☆そして14年前には早朝から関西で大地震があった。その日は眠れず私はほとんど勃発からニュースを見ていた。次々と起こる被害状況の厳しさにとてつもない怖さを覚えた。

 娘の学校の関西の姉妹校から一時東京校に移転してきた生徒もあり、東京にも波紋が広がった。肉親を失って呆然としている人の姿や神戸の街の変わり果てた姿に驚いた。
それは何年か経って訪れた時に、そのまま残っているものもあって自然の力の大きさに改めて驚いたものだ。

 この年はやがて東京の地下鉄でサリン・ガス事件が起きた。私の家族はボストンについた日の夜のニュースで知ったのだ。アメリカで始めて訪れた教会で「日本人の地震のために祈りましょう。」と寄金までしていたのに驚いた。世界中で祈ってくれていたのだ。

 今日のテレビで地震で崩壊した時の家の保証を義援金と言う形でしてくれるということを放映していた。全壊で400万円でカメラで崩壊前の写真を撮っておくのと、地震時にどのように壊れたのかやはり撮影する必要があるらしい。地震グッズの中にカメラもいれておくようにとのことだった。

☆日本の不況はまだまだ悪くなるようだ。
アメリカも中国もスペインもイギリスもフランスもとんでもなく景気が悪く、韓国の美容整形医院が1割も潰れているとか。
非常時に必要なものは外観ではないですものねえ。

 日本のデパートもお歳暮品など安く販売しているとか。
ぜいたく品は買い控え、古いものを大事にする。
今までが異常だった気がする。
普通の人の靴コレクションなども20足30足もあって、私の感覚では黒、茶、白、ブーツ、サンダル、色2,3色くらいで十分なのにどこでも本当に靴売り場は綺麗な色で溢れるようになっている。

 ブランド品もよくもてる方がプレゼントに貰ったものを質屋さんに売ってる姿がテレビで放映されていたが、これからもプレゼントしてくれるかどうかショップの売り上げが落ちているという。考えてみれば同じようなデザインのものをそうは要らないと気がつかれたのかも。

 アーティストの方のブログに6,7軒のギャラリーが潰れるという話が載っていた。

☆神戸の住む友人と街を歩いた時にあるギャラリーに入った。ギャラリー嶋田でご主人は本を出されていた。その本を買って帰りの新幹線で読んだ。
関東大地震では「天罰」ということを書いた小説家がいた。永井荷風だ。
そして、神戸の震災もそれと同じように感じる人もいた。
「神戸には文化てきなものは何も無い。」と思われて、本屋さんを経営するオーナーが画家に30万円づつ80人にお金を渡し、「地震の後に元気を無くさないでこのお金で絵を描き続けてください。」と個人のお金を出されたのだ。そして、開かれた画廊にその時に頑張った画家の方達が作品を並べて個展をしていたのだが、本当に質の高い作品だった。
海洋堂という本屋さんのオーナーの彼はホームレス支援にも力を入れていて、この本屋さんには「ビッグ・イッシュー」のナンバーがそろえてあるという。
地震を神の怒りと漠然と感じた人は行動を起こしたのである。地震が起こらないように心がけで正しく生きれたらさおおさらいいでしょうね。

 縁は不思議で信濃の上田の「ふれあい美術館」に両手の無い人の個展をしていると知って訪ねたのだが、彼はその前の年は神戸のギャラリー嶋田で個展をしているのだ。そして、この前訪ねた六本木の個人ギャラリー楡は、嶋田さんが師匠なのだそうだ。ギャラリー嶋田の最初の個展作家が「藤崎考敏」さんだと言うのである。

 本物は本物を呼ぶというのか?
 なんだか嬉しくなる話だ。
 惹かれるように訪れた美術館や画廊が繋がっているのである。

☆地震と不況は随分違うようだが、やはり神の怒りを感じる。
正しくないことがまかり通っている時に、気がつかないと天変地異で神が教えてくれるのだ。

 不況になって私のような画家はますます厳しいのだが、この厳しさは必要なものだ。
あぶく銭で絵が売れて一部の人の絵が億の単位で売れていく。
真面目にすべてを投げ出して描いても名も出ず売れず無視されて親戚や家族や友人に見放されて生きていく人生もある画家の世界だ。
大学生の絵がオークションで1000万円近くで売れたりしたようだ。
目をつけた画廊やコレクターたちが若者の将来を考えず、甘い美味しい世界を見せたのだ
若者でなくても驕りますよね。人間だもの。自分の絵が1000万円で売れて教師の絵が売れてないとどうしても教師の教えを軽んじてしまう。
 そして、戦後のようにほんの10年ばかりで美術の世界の価値観が再びひっくりかかったのだ。
仮に収入を予想してアトリエを建てていたら支払えるかどうかずいぶん計算が狂ったでしょうねえ。

 一方で不当解雇された人や派遣の人はこの不景気でますます収入が下がって時給額も減っているそうです。ホームレスさんの拾う空き缶も7分の1の値段になり1日働いても1000円くらいとか。格差はいけないのですが、正社員は派遣と仕事をシェアリングするのは嫌だというコメントもありました。今まで自分のやり方でやってきた人は不慣れな人と一緒にやると能率も下がるしイライラしますよね。気持ちは分かります。でも、効率主義だけでは人間は生きられない。何かやれることを回す優しさが誰にでも期待されるでしょう。

 しかし、この不況で人間は賢くなるのでしょう。
外見よりも中身がないとこの厳しい状況では生きていけない。
贅沢な美人よりも実質的な不美人の聡明な人を選ぶ結婚が増えるでしょう。
又、収入が無いので結婚できないという話も聴きました。
収入を増やす為にいろいろな情報がありますが現実に投資するにも多少の自己資金が必要なようです。

☆昨日、いつもの庭師さんが突然やってきて梅の苗を植えたいというのでした。
「約束ありました?誰かが頼みました?」
お風呂工事の人もいきなりトラックで来て、ドアを開けてくれと言われびっくりして皆怒ってます。「とにかく家には骨折している病人もいるし、お風呂の工事中なんです。今日は帰ってください。」
 私のめがねのねじが壊れ修理に出したところ、「出来ました。値段が高くて申し訳ないですが1万円でもうできてます。」これも同級生で断わったら駄目になる関係です。
前に同じことを頼んだ時はもっと安かったんですよね。でも、めがね屋さんだって不景気でいつもいる従業員もいなかったから解雇したのかもしれません。だいぶ前から新しいめがねを作る人はいなくてお直しばかりとぼやいてましたもの。

 こうして不景気が互いに迷惑をかけて悪い方向にいくのでしょうね。
皆が騙したり、人の善意にすがってアンフェアなことをするようになったら国は乱れ天のいかりもあるというもの。こうゆう時こそ慎みたいものです。

 お風呂工事のリフォーム屋さんは景気がいいそうです。
大勢の職人さんたちが明るくしごとをしていて皆仲がよいのです。
これを格差とはいいたくないなあ。こころがけがあってもいいと思うのです。
大切にする人がためたお金でリフォームする。私の母が倒れてのも冬でそれから5年目。
ひとり暮らしの父のためにリフォームしてお風呂、台所の電気化をしました。
私の家もこれから老後を迎えるためにお風呂の段差をなくし、少しずつ機能をよくしました。
ものいりです。気がつけば食洗機も機能も落ちているし(同じに入れたので20年目)、私の歯を被せていたセラミックも外れた。

 人間ってお金がかかるんですよね。
歯医者もバカにならない。機械も寿命ですから買い替えとなると随分かかるんじゃないかしら?幸いか不幸かなくても死にはしないのですが。

 話が振り出しに戻ると、ニューヨークの不時着で助かった人達が「死ぬかと思った。命が助かったのでもう何も言うことが無い。ラッキーです。赤ちゃんがもうすぐ生まれるんです。良かった。」といってました。
娘と「荷棚の荷物とか先にあずけたスーツケースは持って出られなかったですよね。やはり、本当に大事なものは命だけかな。」と話ました。

 機長さんは40年のベテランで冷静なのと、ハドソン川のフェリーボートで待機している人も可能な限り救助に向ったそうです。気温は4度。泳いで救助の船まで言ったそうです。中には濡れていない人もいたそうですから泳げない人にはそれなりに救出したそうです。
機長は2度、機内の乗客をチェックして怪我人や意識の無い人がいないか調べてから脱出させたそうです。彼のアナウンスがとても落ち着いていて皆がパニックから免れたそうです。

 犯人は自然界の鳥でも人間には危険を回避する能力も与えられているのだなあと思いました。日々の心がけと謙遜な祈りでしょうか?

パパが退院した!

今日も朝からお風呂工事で壁紙が綺麗に貼られた。
弟の電話で父が退院して、上の弟が家に運んだという。
それで、お風呂工事の人への対応は娘に任せ父の家まで。

その前にめがねをピック・アップしてそのまま目黒線に乗った。
父は元気で一安心。「二十四孝」の出版も決めたことを知らせた。
そしてRUIICOMPANY設立の話も。

お天気もいいし無理をしないようにいろいろ忠告して駅前のパンや今夜の夕食の支度をして帰ってきた。
もう、春の香りがする。お店では「節分」用の海苔巻きの案内があった。

☆家に帰って平凡な日の夕暮れを迎える。
スペイン語はサボっているけど自分にそのくらいは許している。
さあ、絵もがんばりましょう!

今、スタジオの掃除を終えて帰ってきたところです。
物を片付ければもっともっと能率よくなるはず!

昨日描いた絵をスキャンしてみました。以前よりはいいです。
遣り残してある仕事を少しづつ片付けていこうと思う。
スタジオを片付けていて「Lovely coffins」もまとめようと思ったし、易カルタは最も重要な作品なので、再販に向けて頑張ろう。

それでは、今日の作品つくりを頑張りましょう!