March 8th, 2009

父の悲願「二十四孝」出版!!!

「二十四孝物語」は中国の古典です。
今から1000年前に編集されたものでそれより700年前の間の著名な人達の親孝行物語です。ですから実話ですが、とても不思議なお話ばかりです。ここまでやるのか親孝行です。



 ☆私が「マリア・コード」を出したのは母が倒れた後で、今も病院で昏睡状態が続いているのですが4年前くらいです。それは母の私のアートへの応援のお礼でもあり、聖母マリアが人類の母としていかに世界の平和の為に働いているかとかね合わせた本になりました。

 「二十四孝」は戦争中に7年も大陸にいた父が、中国びいきのために「本にしたらいい。」と持って来たのが、1昨年のような?それで、中国版の「二十四孝」を読んだり、調べたりしたのですが、江戸時代では寺子屋で日本でも教えていたそうです。つまり「孝」というものは老いるの中に子供が入っている字でできてますように、とても大事な学ぶべきことだと江戸時代では考えられていたようです。さらに、北斎や国芳、狩野派の画家たちが随分絵にしているんですね。中国ではもっと多くの「二十四孝」の絵が描かれてますが、本当に漫画もアニメもあるんですよね。台湾では1家に1冊あるそうです。そのくらい中国では儒教の教えとして大事にされているのが「孝経」だそうです。

 絵は昨年の夏に毎晩のように徹夜して描いたのですが、出版に関しては私は消極的でした。
なにしろこの大不況ですし、こんなに現実離れをして親孝行はもはや日本ではありえないからです。

 しかし、日本の子供や大人の荒れ方はどうでしょう?
いいえ、世界中で何かが壊れ始めています。
家族が壊れ、子供達も身を尽くしても親に孝行する話は美談としても少なくなったように思います。

 ☆父は昨年88歳で北京オリンピックをテレビで楽しみ、89歳になり幸せな晩年をすごしていたのですが、12月に1度、2009年の正月に1度、銀座の伊東屋と白金の都ホテルで倒れ、救急車のお世話になりました。その後、奥沢の病院に入院したのですが、退院の日にも倒れ退院が延長されました。
お見舞いに行く度に質問されたのは「『二十四孝』の出版はどうなっている?」と言うものでした。
「売れるとは思いませんけど。」とは言いましたが、89歳の年寄りの最後の希望と言うものを無視することはわたしにはできません。それで、昨年の夏に描いた絵を見直し、文章も日本語にしておいたので出版社に事情を話し、急ぎで出版することになりました。

 幸い今は退院して自宅で暮らしています父ですが、母は依然として入院中ですから、倒れる度に「このまま死んでいくのか?」と思ったそうです。

 「二十四孝」は素晴らしい本です。
 父は日本の子供達が「親孝行」をきちんと学ぶと日本が良くなるといいます。
 姑息な気がしたときもありましたが、子としてできることはしなくてはね。
 そして、「日本の小学校、中学校に送りなさい。」と言います。

 而立書房はいい出版社ですが、どこの本屋さんにも置いてもらえるほどの力は無いようです。
 アマゾンやヤフーでは買えます。
 これから販売のためのデモンストレーション・ビデオ制作も考えています。

 東京では3月26日(木)より3月29日(日)まで、個展会期中にお売りしますが、地方ではおっしゃってくれれば日本中に24枚の額入り原画を持って出張販売する覚悟です。
これで、世の中が少し明るくなったら父の希望も叶えられたことになります。

 「二十四孝」のこどもたちは、貧しさや継母虐めなどでとても苦しい生活をしている主人公が多いのですが、彼らの曇りない親孝行が天に愛されて、とても幸福になっていきます。
それは、いつの時代もかわらない宇宙の法則ですね。きっと。

 そろそろ、インターネットでも予約注文を受け付けているようです。
もし、図書館に購入希望が出来るのなら、是非そうしてほしいのです。
さらに、1冊でも構わないのですが、多冊の希望の方にはできるだけ送料などを割り引きたく思います。
是非、メールやコメント欄に希望を書き込んでくださいね。

☆私が「二十四孝」の本を初めて読んだ時に、子供達の健気さが眩しいようでした。
自分を犠牲にしても親に楽をさせたい、苦しめたくないという宝の心を持ったこどもたち。
継母に意地悪されても、少しも怨まず至誠を尽くした子供達に奇蹟が起こってくる。
孟宗竹という名前は聞いたことがありますよね?孟宗という少年が冬の竹林に筍を取りに行くのですが、奇蹟のように筍が生えていたのです。それは聖母マリアが咲かせた季節離れの薔薇の花や梨や林檎の実のようです!

☆私にも子供がいますが、結婚のきっかけは「天使園」という養護施設で84人の3歳から高校生までの施設のボランティアをしていた時に、お正月に親や親戚の迎えのない子供の淋しさでした。こどもたちに愛情をかけても、働けるようになると親が現れて、子供を引き取って働かせ、再び親に似た人生を送るケースがとても多いそうです。決定的なことは血筋の通った親がいる限り、何もできないことが多いそうです。
 子供達を幸せにしてあげたいと思っても、実際には何も出来ない。自分の子でないと駄目なのかと結婚する道を選びました。児童施設の子供たちのドリルを手伝ってあげると、後ろの解答欄を見せてくれるのですよね。きちんとしたお母さんだったら小学生低学年レベルの算数はきちんととなりに座ってみてあげるでしょう。しかし、ボランティアが子供のお勉強を看ると、今度は保母さんたちが「私達に洗濯や掃除をさせて美味しいところを取る。」とも言われてしまう。難しいですよ。善意もね。

 世界中のこどもたちが幸福なわけではない。
貧しくても家族で暮らしている子の幸福もある。
豊でも別の障害で苦しんでいる子供もいる。
教育格差が生まれ、優秀でも家が貧しいと十分な教育が与えられないとも言う。

 インド、バングラディッシュ、フィリピンと縁あって教育里親というのをやってきました。
家族が多くて、学校へ行かずに水汲みとかしている子供たち。
戦争で肉親を失った子供も身体の障害もできたこどももいる。
こんな時代に親孝行したくても親の居ない子もいる。

 親だって、最近の日本のように養育遺棄の親や、子殺しの親や、好きなゲームに夢中になって子供が死んでしまう家も有る。既に大きな差別がある。一方で立派な親もいますものね。子供心に不公平だと思うでしょう。

☆でも、だけど、だからこそ、
子供達が健康で幸せになるための努力を大人がすべきだと思います。
幸せな子供がいれば、不幸な子供達に虐めや不公平を許さなくなるはずです。
自分が幸せなら、与えてあげたいと子供は思うはずですよね。
子供ってとても強いし、大人の嘘を見抜く。
だから、立派な大人がきちんとしてないと、子供はまっすぐに生きれない。
人生を馬鹿馬鹿しいと思ってしまう。

☆ご縁のある方達に個展案内の発送を始めますが、誰でも無理なくが一番いいので気が向いたら、銀座の画廊にお寄りしてくださいね。貿易ビルでしょうか?昔の名鉄メルサの角を入ったところで、チョコレート屋さんの隣です。
床屋のマークが回ってます。奥の小さな画廊ですが、私は小さいことはいいことだと思っているのですよね。


 中央区銀座2-8-2 日紫ビル1F 03-3567-1555 ギャラリーG2
縷衣香 Ruiico 「二十四孝物語」出版記念原画展
12時から19時まで、最終日は16時まで
本は置いてあります。又、私は4日間、いつも在席してますのでサインなどさせていただきます。
他の「マリア・コード」たま出版。
「宇津保物語」「コノハナサクヤヒメ物語」而立書房もおきます。
暇なときは「易カルタ」サービスも(無料)。