March 11th, 2009

「二十四孝物語」絵本がそろそろインターネットで予約販売!

☆セブンエンドワイの本ー芸術ー絵画、作品集に出ていた。
※印の本は今、売れ行きのいいものである。

※怖い絵 中野京子/著、朝日出版社、2007年7月発行
価格:1,890円

※一見幸せな家族『グラハム家の子どもたち』…けれど、この絵の完成後?スポットライトを浴びるドガの『踊り子』…じつは、この時代のバレリーナは?キューピッドのキスを受ける豊満な裸体『愛の寓意』…でもほんとは・・・

※怖い絵 2 中野京子/著、朝日出版社、2008年4月発行
なぞめいて扇情的な『浴槽の美女』…彼女の死後に描かれたとしたら?のどかな神々の美人コンテスト『パリスの審判』…欲情と見栄が生んだ悲劇とは?女性を見つめるピカソの眼…どうしてこんなに怖いのか?本物の恐怖・・・

※原田泰治ART BOXふるさと日本百景 原田泰治/著、講談社、2009年3月発行
価格:1,890円

※マーク・ロスコ
マーク・ロスコ/〔画〕 川村記念美術館/企画・監修、淡交社、2009年3月発行
価格:2,940円


※すぐわかる源氏物語の絵画
田口栄一/監修 稲本万里子/執筆 木村朗子/執筆 竜沢彩/執筆、東京美術、2009年2月発行
価格:2,100円


※高島野十郎画集 作品と遺稿
カートに入れる 高島野十郎/著 川崎浹/監修 西本匡伸/監修、求竜堂、2008年3月発行
価格:5,040円
甘美な世捨て、この世にあらざる写実、謎深き画家の全貌。思考の軌跡が綴られた遺稿『ノート』全文掲載。

※伊藤彦造イラストレーション 伊藤彦造/著、スタジオK、2006年6月発行
価格:2,940円

※コーネルの箱 チャールズ・シミック/著 柴田元幸/訳、文芸春秋、2003年12月発行
価格:2,940円
秘密の窓を開ければ…ピューリツァー賞作家が贈る小さくて贅沢な、迷宮。カラー34点収録。


※田中一村作品集
カートに入れる 田中一村/〔画〕 NHK出版/編、日本放送出版協会、2001年10月発行
奄美に渡り、「画く鬼」となった田中一村。あの奄美作品の煌めきは、千葉時代の多くの作品の上に開花したものだった。新発見の作品群により、一村の画業の全貌が今明らかとなる。

※名画で読む源氏物語 梶田半古近代日本画の魅力
梶田半古/原画 斎藤慎一/編著 杉山英昭/編著 富田章/編著、大修館書店、1996年5月発行
価格:5,040円
「源氏物語」全54帖を描いた数少ない画家の一人梶田半古の美麗な作品に絵解きを加え、類書にはみられない斬新な鑑賞スタイルによって日本の代表的古典を味わう。また補助的な役割として、同じ作者の絵葉書全54帖・・・

絵本 二十四孝物語
縷衣香 著、而立書房、2009年3月発行
価格:1,575円

ART BOX IN JAPAN 〔2009-1〕
カートに入れる ARTBOXインターナショナル、2009年3月発行
価格:15,750円


小倉百人一首の歌絵
飯田 始晃 筆、芸艸堂、2009年3月発行
価格:2,625円


ブリューゲルの宴
利倉隆/構成・文、二玄社、2009年3月発行
価格:1,995円

モネ 水の妖精
利倉隆/構成・文、二玄社、2009年3月発行
価格:1,995円

イタリア・ルネサンス絵画 サラ・エリオット/著 森田義之/訳 松浦弘明/訳、西村書店、2009年2月発行
価格:2,520円


カンスタブル ジョン・サンダーランド/著 潮江宏三/訳、西村書店、2009年2月発行
価格:2,520円

ドガ キース・ロバーツ/著 ヘレン・ラングドン/作品解説 村田宏/訳、西村書店、2009年2月発行
価格:2,520円

墨戯彩花
片岡鶴太郎/著、近代映画社、2009年3月発行
価格:3,150円

アニメーションの絵本 羽太謙一/編集・構成 池田裕美子/〔ほか〕アニメーション、美術出版社、2009年2月発行
価格:2,625円

子どもたちにみてほしいアニメーションの絵本+DVD。パペットアニメーション、手描きアニメーションなど9本を収録。


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☆このような大家の画集と一緒に並べていただいていいのかどうか疑問ですが、「二十四孝物語」の話は本当に素敵です。

「お金の味」



この本は大変いい本ですよ。
金森さんは1970年生まれ。今39歳かな?
若い田舎の青年が堅実な親の言うとおり勉強して、しっかり東京大学の法学部に入ります。
しかし、吉祥寺に住んだときから、悪徳洋品屋さんに引っかかり大学在学中の洋服を買わされます。その時は母に電話をしてクリーン・オフを教えて貰いキャンセルです。

彼は生涯の収入を計算して、官僚になるよりも1流社に入るよりもお金もちになりたかった。
それで、大学には行かずフリーターをしていた。6年かけて大学は出たそうです。
そしてパチンコに嵌ったり、K氏という実業家が朝の6時から9時まで英語の必要な書類制作を共にする募集に効率よく時間が使えると働くことにします。

 そこにH氏が訪問してきて、或る日金森さんのいる早朝に来て、お金儲けの話を持ってきます。
Hさんは京都大学を出て人柄に惹かれ、金森さんはちょうど持っていたお母さんが弟との東京暮らしのために買うように言われて持たした1000万円の中から300万円を出して、生糸や小豆や金の商品取引所での買い物をします。約束では儲かることでしたが、次ぎに700万円、さらに自分の貯金を150万円。さらにK氏から借金1000万円をし、とうとう24%の利息でK氏の紹介した不動産屋で働かさせられます。いつのまにか1億2千万いなっていましたが、彼は冷静にお金の儲かる仕組みを学び、裁判では借りたお金にややリーゾナブルな利子で即金で払えることができたのです。

 彼は冷静に判断していくうちに、始めからK氏のたくらみとH氏の利益があったことに辿り着きます。それで、今ホテル経営などもしながら倒産して人達の救済のような仕事をしてます。
多額の借金のために死んだ人も多いそうです。

☆彼は田舎者は騙されると書いてます。
田舎では他人を騙せば噂ですぐ広まり、住んでいられなくなるから。
しかし、東京は怖いとも。
又、東大でも格差を知って驚いたそうです。
彼は中古のBMWを乗っていたそうですから、お金が好きなところがあったのですね。

 しかし、今の彼の会社のモットーは「みっともない。」だそうです。
ですから、マンションもワン・ルームで表札は紙で張ったりはしない主義とか。
少し私と似ているなと思いました。K氏の実業家として成功していたが本当に地味な生活態度でそれは学んだそうです。

☆自分も大学生のときから働いていろいろな世界を見てきましたが、結構悪人って多いんですよね。例えば、求めもしないのに持って来た話は殆ど向こうのお金儲けだったような気がします。又、求めもしないのに「お金を貸しますよ。」って言うのも多かったですね。
「ヨーロッパに行かせてあげる。」とか「本を出してあげる。」とか「雑誌の挿絵を描かしてあげる。」って言うのも目的は別のところにあるので全部パスです。

 この金森さんも最後に自立しなければと思ったのですが、H氏が「儲かる。儲かる。」と薦める商品を知識がなく信じてどんどんつぎ込んだ自分が甘かったという反省です。
又、今「借金を返す話をすると、お金の話は下品だから止めて、寄付してくれ。」というと笑っています。これは私もよく経験しました。「お金じゃあないんだからさあ。アートは。だからお金出してよ。」という具合。

 この20代の青年に大の男達がたかって最後には家族やお嫁さんの実家まで脅したそうです。
格好悪いなあ。

 私も騙され、食い物にされながら生きてきたけれどだからこそ、若者を騙したりはしない。
そして、最後は自立になりましたね。自分で全部責任取れるやり方が一番安全だし、他人を疑ったり叱ったりしなくていいもの。

☆人間社会には罠がいっぱいある。
 美味しい話なんて有るはずが無い。
それにこの場合のようにグルになって話をつけてくる。若い時は到底見抜けないし勝てない。
しかし、どこかで正しい道があって、頭のいい人なら「他人を信じた自分が悪い。」「知識がないのに儲かるといって希望的な見解を捨てないで1年以内で5000万円ほどの借金を作った自分が悪い。」と反省するものだ。

 この後は彼の頭の良さだ。普通にサラリーマンして得た収入ではとても返せないお金だ。
働きながら得た不動産の仕組み。顧客名簿が力を得るセールスのやり方。絶対買ってくれる顧客がいればセールスは楽だし成功する。

☆なかなか、ためになりました。
 自分も彼と似ているのは「今時、学歴なんて関係ない。」という考え。最も私は東京大学の法学部を出たわけでもないですが。

 そして、大学時代は学歴の無い人達の世界を見てきました。
たいてい技術で食べてる。本気ですよ。
そして、悪い人達には少し損をしてでもすぎ縁を切りました。
比較的、安い値段で絵を売ってるのも、いつでも買い戻しできるようにしているわけでもあるし。恩を着せたり、ほかの事を要求する人とも仕事はしません。

 それは正解だった気がします。
学歴あっても地位があってもセクハラやパワハラの人を見ると、くだらないと思いますよ。
それと、欲が無いのが案外いいかも。

「欲」の字は谷と欠けるからできている。
谷底に行く怖さと心の平安や幸せを欠く怖ろしく誘惑だ。

「有名にしてあげる。」
「なりたくありません」

「小切手をあげる」
「いりません」

「ノーベル物理賞の息子の物理学者があなたは天才だからと会いたがっているから来ませんか?」
「すみません、用事があるので。」
「欲がないわね。」


☆それでも、相当お金の無心はありましたよね。
 
 でも、昨日読んだ小林正観さんの本に、「貸したお金は4倍になって帰ってくる。」というのがありました。それは、貸した本人でなく別のところから別の人を通して帰ってくるというもの。

 私も随分騙されてお金を貸したり戻ってこなかったりでしたが、厳しい請求はしたことがないです。
 でも、確かに別のところから最も嬉しい方法で帰ってきましたね。

 私はごく普通の学歴でごく普通の才能だと思うのですが、無料でハーバート大学のコルビジェの建築のカーペンター・センターで勉強できたりお金に換算すると多分100万円以上ですよね。パリだって、バロセロナだって「行きなさい。」というギフトで行けちゃったのですよね。

 それを思い出すと多少の神父やシスターの無心に腹を立ててはいけないと思います。
でも、今日も来たの。「教育里親」のお願い。

☆金森さんと私の考えの似ている点は、ごく身近な事業に失敗した人を救おうという考え。
遠くの井戸掘りや学校作りでなく。

 今日もテレビで言っていた。お金の問題で自殺をした人たちの話。毎年30000人を越える自殺者。自殺未遂の人も話していた。「自殺する人には兆候があるので、皆で声をかけて防ぎましょう。」と言う運動もしているそうだ。

 騙す人は本当に悪い。
 金森さんの裁判でKさんは借金返済で1億2千万円をほしかったのだけど、金森さんの奥さんがとっさに手首をカットして、その血の出た写真と医者の診断書が裁判で出された時に、Kさんは、流石に「うっ。」となったそうだ。やはりヤクザを使ったりの請求の激しさも裁判で不利になって金森さんは返せる金額で裁判が終わった。
しかし、金森さんも反省している。そのお金はお母さんからの1000万円と借りたお金で食べ物を食べたわけでもなく何か残るものを買ったわけでもなく、あれよあれよというまに消えたお金で、この返済が5000万円ほどになったのだから。

 金森さんの弟さんはサラ金を学ぶ為にサラ金業者で働いて探っていた。ここまで徹底的にやれば返せるんでしょうね。でも、借りないほうがもっといいけれど。

☆☆☆
 さて、自分は金森さんより20歳上のおとなですが、自分はアーティストなので作品が財産です。その価値を高めるのも無価値にするのも自分次第です。
ですから、自分なりの反省はやはりあります。
もう、私と同じ年齢の人が亡くなりはじめました。無理な制作をしていらしたのでしょうか?

 運命と言うのもありますが、聡明さが必要な気がします。
 金森さんも学んでお金の仕組みが見えてくると労力でも闇雲に働いて疲れていると思考能力が無くなり奴隷に甘んじてしますといいます。

 人生は難しいです。
 誠実や誠意は必要ですよね。
 それでいて最も有効な方法が時間でも体力でもあるはずです。
 賢くなるのは難しいな。