September 4th, 2009

[セントアンナの奇跡」!!!!!

 昨日は水曜日だったのでいつものように父の家の掃除です。
さいわい元気なので今のところお掃除だけの奉仕です。その前にかなり大きなダンボール2つを野尻に宅配便で送りました。大きな前から買ってあったガラス瓶を1ダースほどと本や取っ手が割れていてクレーム・レターを書いていたメーカーからようやく完全なものが届いたので一緒に送りました。冬用のスリッパを洗ったり結構いろいろと送るものです
 自分の家の掃除も結構大変で、また留守のための買い物や食事の支度など東京にいる日はフル回転です。

 今日は琴の先生からの話があるとのことで1時に待ち合わせ、その前にクリーニングを出したり家の中を片付けたりで結構忙しかったです。お昼の支度をしてから、高輪に行きました。
まず、黄山ツアーの話です。篆刻の先生が中国から要人が来ることになって、参加が不可能になりその生徒さんもごそっとさんかできなくなったようでした。それで、今のところ参加者が10人とのことで、私はかねてから申し出ていたように自分の旅費は普通の参加者と同じように支払うといいました。ただ飯っていやです。それに私の知人たちは介護の只中や子育ての只中でこの時期には旅行へこれない人ばかりでツアーの人集めには力になれず、協力できるのは墨絵くらいです。
 次に練習用の琴が届いていたので、急いで東京銀行の閉まる3時前に高輪を出て、旅行代金と琴代を送金しました。文化というものはお金儲けとは無縁ですから、生きていかれるならば綺麗にしたいと思ってます。
 自宅に帰って、冷蔵庫に夕食チェックをしていたら、傘を高輪に忘れてきたのに気がつきました。それで、早速取りに行きました。
歩いていったので、かわいい雑貨屋さんを覗くとナンタケット・バスケットがありました。委託で預かっているようで2003年に日本人が作ったもののようでした。

 傘を持って、高輪駅から銀座の向かい「セントアンナの奇跡」をシャンテでみることにしました。6時50分からで時間があるので今日案内の来ていたG2ギャラリーに行きました。
知人たちがグループ展をしていて「コスモス」がテーマです。おしゃべりをしてお茶をいただいているうちに時間になり引きかえったら、ちょうどニュースが終わり本編に始まりでした。

☆☆☆☆☆
 素晴らしい映画でした。終わったときに涙が出たのですが、買ったパンフレットに評論を書いた人も涙が出たそうです。
実話に沿った話だそうです。
第2次世界大戦の終わりの頃、アメリカでバッファロー部隊と呼ばれていた黒人の兵隊の部隊があったそうです。そしてイタリアが終末になるとアメリカの連合軍の方に傾き、敵はヒットラーのナチ部隊となります。
差別の過酷な頃の黒人兵たちは決してアメリカで優遇されている兵隊ではなく差別をされてレストランで表玄関から頼めなかったりします。しかし、黒人兵たちは自分たちの子供や孫の世代のために誠実に戦ったものだそうです。

 実際にヒットラーの軍隊はイタリアのセントアンナの町で老人や子供や女を皆殺しにします。滑稽なほどの弱いもの苛めです。主人公の天使というなの少年は奇跡的に生き延びます。死んだお兄さんが彼には見え導くのです。
黒人兵たちはナチの軍隊の敵ですが、イタリアの村人からは守ってくれるアメリカ軍として信頼されます。差別もないのです。

 黒人兵は転がっていた春の女神の像の首をお守りのように大事にし、戦火の中を持ち運びます。激しい銃線がいつもあり緊張のさなかに傷つき病んでるセントアンナの村で生き延びた少年を見つけます。戦火の中を足手まといになるにもかかわらず少年を守り薬を飲ませ愛します。

 アメリカ兵もイタリアの村人も同じ神を信じていて、キリストの十字架を心の糧としている。やがて、少年とひとりの黒人兵以外は皆殺されてしまいます。そのときに倒れた兵士が遺言のように自分のロザリオを少年の首にかけてくれといいます。少年の首にロザリオをかけた兵士は春の女神の像の首も見つけて大事に抱えます。

 春の女神の像はトスカーナ地方の橋に飾られていた像で美術的に貴重なものでしたが、橋が爆破されて行方不明になっていたものだそうです。

 「天使」という名の少年。誠実な郵便局で働いている生き残った元黒人兵。
イタリアとアメリカの地でであった白人と黒人の絆があのロザリオとあの春の女神像が起こす不思議で人類の希望を見せます!

☆黒人の映画監督の作品です。登場人物はアメリカ兵はアメリカ人でイタリア人はイタリア人です。
この映画を見ているとナチのドイツ兵はピエロです。
でも、ヒットラーの「わが闘争」を読むと、ヒットラーはユダヤ人に奴隷にされるという恐怖を持っていたのですね。

 人間が人間であり続けるのにはいつも自分の弱さと戦うのですね。

☆最近、癌で亡くなった若いロシアと日本の混血の「川村カオリ」さんの本を読みました。かわいい女の子を残して死ななければならなかった彼女は無念だったでしょう。その最後のライブ風景をテレビで見たのですが、本のほうが彼女の生き様の格好良さが出てますね。

 日本で中学生の頃、彼女を殺すというグループの存在に彼女は耐えられなくて両手を骨折するために自転車で壁に突っ込みます。壮絶ないじめが学校であったのでした。ロンドンの日本人学校の寮生活では自分でない万引きのつきを背負って留置所に入ったり、向こう見ずな彼女。
でも、パンク・ロックの歌手として才能を見出されると若者の英雄だったようで、男前の彼女のルックスも生き様も格好いい。
日本人のお父さんも学生運動をしたりロシアの医学生と結婚して仲人はユダヤ人をたくさん救ったあの外交官だったそうです。ロシア人の美しいママも日本でずいぶん差別されたそうです。若くして癌でなくなり、かわいい孫にも会えなかったそうです。

過酷な人生に思えますが、美しい思いに溢れた人生です。幼いお嬢さんのために吹き込んだメッセージもテレビで見ましたが素敵でした。彼女の人生にも「天使」の少年のような奇跡があることを祈らずにいられません。

☆さて、金曜日の今日になりました。
昨日は探し物と本の整理で一睡もできなかったので、これから5時間くらい寝て午後2時頃家を出る予定です。少し絵を描きたいですね。湖かな。
火曜日か月曜日に変える予定です。メールはその間見られませんので返事はそれ以降です

「セントアンナの奇跡」お勧めです。
アンナは聖母マリアの母の名ですけど、天使の名の少年が奇跡を起こすのですよね。かわいい美しい少年です。