September 17th, 2009

「縞模様のパジャマのの少年」を観る。

 1時55分から始まった原作ジョン・ボイン作 岩波書店の「縞模様のパジャマの少年」を映画化されたものを観た。 

  第2次世界大戦下のベルリン。8歳のブルーノはナチス将校である父親の昇進によって、住み慣れたわが家から離れ、辺鄙な殺風景な土地に越して、家庭教師に学び学校へもいかないので友達にも会えず退屈な暮らしをしている。何か変!家にいる雑役夫は縞模様のパジャマを着ていて、昔は医者だったという。ブランコに落ちたときに包帯を巻いてくれて、そういう。

 8歳のブルーノは探検家を夢見て、歩いているうち収容所の垣根まで行き、同じ年くらいの少年に会う。ブルーノの両親は出かけるのを禁ず。
なぜ?

 ブルーノの父親は収容所の最高責任者で最後には90%毒ガスで殺された収容所のユダヤ人を3倍の効率で殺せる設備の報告を疑問なく国を守る重要な任務だと思っている。ブルーノの母親は人体を焼く匂いのくささや非人道的な主人のユダヤ人への態度に胸を痛めそれは、父親の母もそうだ。また、部下の父親はスイスに亡命したと知り、部下を処罰して前線に送る。

 鉄条網越しにお菓子を渡し、おもちゃで遊ぶユダヤの同じ8歳の少年、シュムエル。ある日、グラスを磨く小さな手を求めて、家に派遣されたときにお菓子をあげたのに、兵隊のユダヤ人差別におののいて、友人を裏切って、盗んだといってしまう。そのため、シュムエルはひどい体罰を食らう。

 裏切った友情の償いに消えた父親を探しに鉄条網の下を掘って、囚人服であるパジャマと縞の帽子を被ったブルーノ。
☆☆☆
「今、何は起こっているのか」を知らない善良な人たちに上におきる悲劇。
目を背けた真実に復讐されるユダヤ人収容所所長夫妻。
東洋的には因果応報か。

 この映画によると、ユダヤ人は悪だから殺すべきという教えは教育者も疑問なくしていた。ブルーノは「いい人は1人もいないの?」と問いかける。
この原作と同じようなことは実際にあったらしい。こどもはほとんどガス室行きだったが、それでも少しの子供が雑用のために生かされていたという。

プリンセス・マサコという名のダリア。
「幸せな子」アウシュビッツを1人で生き抜いた少年
トーマス・バーゲンソール著
国際司法裁判所判事
1934年、チェコスロバキア生まれ、
10歳でアウシュビッツ強制収容所に送られるが、奇跡的に助かり解放される。
朝日新聞出版 池田礼子 渋谷節子訳
この翻訳者は雅子さまの妹さんたちですね。

 日本版はユダヤ人のために外交官の立場を犠牲にして、ビザを発行した杉原ちうね氏の記念碑としてささげたいそうです。



あまりにも重いこの映画の結末に明るい方にいきたくなりました。
それで、隣の恵比寿三越で天使のかたちの香水と7福神の折り紙を買いました。ギャラリーで使える時計やmバッグの作品を作っているのです。恵比寿なので大きな恵比須様の折り紙がかざってありました。気がつくと夕方です。食事の支度をして帰りました。