November 2nd, 2009

人殺しを許すな!人の不幸を願うな!

 私が美術学校に通っていた10代の時と20代のはじめ、よく注意されたのが「殺されるよ。」ということであった。「あなたより絵の才能が無い人があなたを殺す。」と言われたのである。

 事実、こんなことがあった。
美術学校の同級生が真夜中に「遊びましょ。」と六本木や青山に誘うのだ。
私は貧乏学生でそんなお金のドレスも持っていなっかたので断っていたが、私は彼女たちが悪い男の人を用意して何か危険なことを計画しているのが直感でわかっていた。
また、自由が丘の小料理屋で「北斎漫画」が障子に描かれていたのでお茶漬けとか程度の夕食を4、5回食べた店で25、6歳くらいだった私にその経営者は「気の毒な青年がいるので結婚してやってくれよね。」といったことがあった。若かった私は「いいですよ。」といってあった青年は継母に虐待されて大学を中退し早くから働いていた青年で日本航空のセコンド・オフィサーで私の版画を6枚買ってくれた人だった。しかし、私はそのパイロット予備軍の青年には疑問になるところがあって、絵の道こそ自分の道と結婚までは行かなかったのであるが、私が後で驚いたのは店に通う水道屋さんに「縷衣香さんを不幸にするために結婚話を仕組んだ。」と話していたのを聞いた時である。頼みもしないのに、わざわざ他人を不幸にすることを大の大人が考えるというのは私には考えられなかったことだった。彼女は子連れの妻を亡くした人に同情して結婚してなさぬ子供を育て上げて、その人との子も産んで育て上げ、私は心から尊敬していたのだ。しかし、その夫が蒸発して、日本航空のパイロットには車の送迎が就くそうで、その運転手がそのときの彼女の彼氏だったのである。
 私はその同じ年だったパイロット青年から何の被害も受けなかったし、ハプシコードをクリスマス・プレゼントに贈られたくらいなのでそれなりに大事にされていたが、その小料理屋の経営者から見れば「不幸にしてやる。」とう斡旋だったのである。

 ☆私の愛する「原因と結果の法則」がどう働いたかというと完璧な後日談があるのだ。ある日、その小料理屋経営者の女から電話がかかってきた。「うちの娘が結婚もしてないのに孕んだ。ルイちゃんがしかけたのでしょ。」と言うのだ。東京の名門女子大在学中の自慢の彼女の生んだ娘である。それが、妊娠したと言うのだ。「えっ?」しかし、彼女は私をなんとか不幸にしようとしていた。その考えの持ち主から見れば、彼女の娘が妊娠したのは彼女の同じ考えの持ち主が娘は嵌めたということになるのだった。
私は何も知らないし、その娘さんの名も知らないし、あったことも無いのだが、小料理屋経営者の想念と実行(そそのかした)した事実はブーメランのように彼女の身に返ってきたのであった。そして、他人の幸福にしてあげたいと考えていた私はそれから「易カルタ」を作った。ほらね。蒔いた種って自分が刈り取るのよね。

★今日はかなり寒くて長野は雪だそうだ。
 通帳記入をして、墨絵を描くために行く黒姫までの往復チケットをいつものように「大人の休日」で購入した。父の家の掃除の後から日曜日まで。
夕飯の支度の買い物のあとに駅で「AERA」を買い、いつものホームレスさんから「ビッグ・イシュー」を買った。

 女性結婚詐欺のことが丁寧に記事になっていた。
7000万円を振り込んで殺された70歳のおじいさんはいつも割引の食材を買って質素に暮らしていた身長155センチの地味なおじいさんだという。そういう人を狙っていたのだった。

 結婚詐欺の女のコンピューターを10万円だけもらって実物を送らなかった詐欺で女性の父親はショックで自殺をしたように記事はあった。

 そのために暮らしは大変で東京の大学も中退せざるをえなかったのであろうか。父親の墓は東京にあり墓石は3000万円もする高価なものだったという。彼女は4人の兄弟の長女で家族の面倒はよく看て、妹は音大を出させ幼稚園の保母さんを今はしているという

 彼女の母親はピアノ教師で田舎では稀なしゃれた人だったという。彼女自身もピアノでは受賞をしているそうだ。だからピアノ講師とかフード・コーディネーターとか介護士をしているようにマンションのオーナーには言っていたそうだ。

 3日おきのように通った高級レストランや高級グルメお取りよせの世界を私は知らないが、詐欺にあって殺された地味で堅実なまじめでうぶな男性たちから見れば夢のような世界で結婚すればその豪華で裕福な暮らしが実現できると夢をみてしまったのだろう。その夢の実現のためには数百万から数千万も惜しくはなかったのであろう。まさか殺されるとは夢にも思わなかったのだろう。

★★★この世に悪人、詐欺師は意外に多い!!!
夢のようなことを考えないことだ。
佳苗かなえさんというらしいが、普通によくある虚栄心と向上心のある女性心理である。

 そうだ。大学を出て22、3歳の頃だ。
田園調布の東口に茜屋という民芸品のお店があった。わたしの「おみくじ版画」を面白がって置いてくれて、客がいくらで買うかという実験をお店のオーナー女性がした。シルクスクリーンの版画で額入りで1万円だったかな。でも、5色刷りで版画の紙も入れて1枚130円でできたので、私はこの遊びがエスカレートしないうちに作品を表に出すことはしなくなった。出雲大社の26番の大吉のおみくじを2年続けて出したので記念に作品にしたのだった。

 そこにK子さんという女性がきて26、7歳で結婚活動中だった。
K子さんは帽子学園で帽子を習い田園調布の奥様やお嬢様のためにオーダーで収めていていつもは有名な建築会社のOLをしているのであった。
そのK子さんが1年前に西武デパートの個展に出したちいさな0号ぐらいの絵を気に入って買ってくれた。K子さんはいつも洋服はオーダー。食べ物は有名店で買い、セレブという名はなかったが「なんとなくクリスタル」のはやった時代だったのでそういう高級な暮らしをしている様子で「田園調布に住む東大出の男性と結婚する。」というのが彼女のゴールだった。
私は500円で買ったワンピースなど着ていて地元であるのでサンダル履きでその「茜屋」に呼び出されれば通った。
 彼女は奥沢で玉川田園調布と住所のところのアパートに住んでいて、「会社ではどこのお嬢様かと思われているのよ。」と言っていた。私が当時コインで易占いをするのを気に入っていて幾度か占ってあげた。(無料)
「茜屋」の経営者夫婦は高卒でめかけの子であるK子さんが東大出の田園調布に住む御曹司とは結婚できるわけがないと陰口をたたいていたが、本人の前では反対のことを言っていた。
実際にK子さんは色気があってスタイルもよく山口ももえさんのような感じの人でその熱意もまっすぐだったのだが、「とにかく田園調布のお嬢様にばけて御曹司と結婚したいので協力してほしい。」と頼まれたときは、おおよそ向上心のない私には「そんなところに執着しないほうがいいと思うけどね。」という感じで幻想をさますのに一杯だったが、通じたかどうかである。

 ★佳苗詐欺女の場合はお金をとることで目的は達したのか、もしお金もあって彼女好みの人が現れれば結婚がゴールだったのかはわからない。とにかく華麗で贅沢な暮らしがしたかったのだ。

 ☆この成功者というのが鳩山幸さんなのであろう。
人妻であってもより良いチャンスがあれば乗り換えて、総理夫人におさまり田園調布に住み外車もお料理本も出版し、嘘をいう必要なく勝利者として多くの女性がファンである。それは決して罪ではないのであろう。
殺された人はいないし、前のだんなも納得はできなかったとしてもそれを許したのである

 ★お金とか権力とか名声とか人によって求めるものは違うのだろうが、それをあおれなりの手段でとってから「殺す」「消す」「邪魔者にする」というのは現実には割りとある

 パリのY子さんが東京に住む私のところに私生児の娘さん(当時5歳くらい)に電話をかけさせて、「おうちが無いの。お金を送ってほしいの。」とあったときに、私の娘が1歳くらいだったせいか気の毒で30万円ほど送ったことがあった。その後「どうしても返したいのでパリに取りに来て。」と電話があったのでパリまで行ったときに、1週間の滞在中、毎日「交通事故であえない。」「ローマに仕事でパリにいれない。」とホテルに電話があり、最後の日にパリ在住の友人が「訪ねてみようよ。」といないはずの留守宅に行った時に、本人がいて豪華なアパートでこどもの誕生日パーティ中だった。顔を痙攣していたが、その後に来た手紙には「アポイントもとらず勝手に来たから慰謝料として100万円ほしい。」とか「土下座をして謝れ。」とかの凄い手紙が着て驚いたことがあった。私は30万円、返してほしいとは夢にも考えたことはなかったが、彼女の中で返したいそぶりを見せたかったのでしょうね。彼女の元のだんなは有名な子供教育塾のオーナーである。
手紙はそのまま。お金を送ったときの受け取りの手紙も家にありますが、今回の事件を思うとコピーして画廊に送って被害者を増やさないことも良心なのではないかと今は思う。とても、佳苗さんに似てますよ。彼女に出会ったのはパリの画廊で手招きされ、紹介されたのでした。パリで彼女の名前を出すとフランス人でも「その娘知っているけれど。」と嫌な顔をしていました。だから、知る人は知ってるんではないかな?人も1人は死んでるそうです。本人が言っていたけれど、彼女にこう焦がれて自分の思うようにならず日本人の男が自殺しているそうです。

 ☆他にもね。
アメリカから帰ってくるときに、車を売る貼紙を日本人用のスーパーの掲示板に貼る習慣があるのですけど、私がワーゲン・ゴルフのを貼りかけた時に、スーパーで働いていた日本人でお母さんがアメリカ人と結婚していて30歳くらいのときに渡米してアフリカの人と結婚してハーフの女の子のいる従業員の人が「その車売ってほしい。絶対払うから。」と契約書も書いたし全部手続きもちゃんとしたけれど100万円くらいのうち、10万円ももらってません。離婚して働きながら子供と暮らしていて車がないと暮らせないとのことでした。「まだ、入金してないわよ。」って言うと、車の悪口を言い出すのよね。「そんなに気に入らないのなら、いくらでもいいから売ってそのお金を送ってくれていいから。」と言っても、なしのつぶて。詐欺なのか払えないのかよくわからないです。

 インドでは乞食のおもらいを増やすために子供を浚って、わざと足を折ったり目を潰したりするって聞くけれど、日本人が外国で子供を出汁にして寸借詐欺のようなことをしているんですよね。

 きちんとした機関から応援すべきだと言うけれど、一見きちんとした組織もこんな風ですよ。