January 28th, 2010

確定申告が終わった!

 昨日、多くのレシートや日記や自分に計算した記録を持って品川税務署にいった。コンピューター処理のほうが早いということでコンピューターに打ち込んだ。2つの会社(ひとつは昨年の9月に辞めた)の給料とアート収入を丁寧に書いて用意していたのだが、ヘルパーの人が来て、「アートのほうは赤字なんですね。それでは書かなくていいです。」ということになって、簡単にできてしまった。ほんの少し3週間後に銀行にお金が戻ってくることになった。

 通り道に昨年、税務署の帰りによってからの付き合いの中国茶の店があって、高さんが経営しているので寄った。私の「コノハナサクヤ姫物語」「二十四孝物語」が売れて「宇津保物語」の在庫がないので持って来てほしいという。4月から倍の広さのプリンス・ホテル内のショップに移動して絵本も引き続き取り扱いたいという。「感謝セール」をやっていて店のものが20%引きだという。前からほしかった籠編みのお茶の急須を陶芸でつくっているものも割り引きの対象になっていて27000円のを15000円でもいいといってくれたので税金が戻ってくるので買った。

 プリンスでパンを買って夕飯の中華をオーダーしたいと思ったら店が開いてないので、時間つぶしで陶芸ギャラリーに寄った。70歳のお客さんもお茶を飲めるところを探して店に寄ったという。昨日はオーナーも留守だった。時間が来て中華レストランで3皿ほどをテイク・アウトにしてもらった。とても安いお店で大変ボリュームがあって2000円ちょっと。確定申告の資料が重いのでタクシーで家に帰ると熱々のうちに頂けた。

 父の入院先に行く時間はなくなったのだが、上の弟からの電話で入院先を教えてくれという。下の弟が教えてくれないというのだ。父が絶対上の弟には入院先を教えるなといっているという。前の病院にも入院先に仕事関係の人を4人も狭い個室に連れ込んで、父は死にたくなったという。私も父を守らなくてはならないし、病人が会いたくないという人は来てもらうわけにはいかない。世の中には断っても来る人がいる。不思議だ。人の嫌がることをするのが不思議だ。

☆「今日から日雇い労務者になった」増田明利 彩図社
「節約の王道」林望 日経プレミアシリーズ
と今、本がなくなって探し中だが加藤諦三「騙す人に騙された人の○○」とかいう本を読んでいた。
 林望みさんは慶応の大学院を出て芸術大学の助教授で「イギリスはおいしい」を書かれた方。増田さんは都立中野工業卒で「今日、ホームレスになった」「今日、派遣を首になった」というベストセラーの作家で1ヶ月間派遣の仕事をしてネット・カフェや山谷の簡易宿泊所に暮らしての実体験からこの本を買いたもの。

 驚くべくことに林さんと増田さんが同じことを書いているのだ。「学歴が大事だ」。勝間和代さんが「きれいが勝ち」という本を書いて(買う気にもなれないが)、感想にある評論家が「みもふたもない」とあった。
学歴と美貌が幸せや安定の保証だとしたら、人間はみなが幸福になることはできない。

 しかし、増田さんはネット・カフェ暮らしをして地獄のようだったといいながらも週に5度くらい働きながらも1ヶ月で5万6471円の残金を残している。昭和36年生まれ。派遣労働をしていると考えることやいろいろなことを楽しむ余裕がなくなるという。

☆加藤諦三さんの本は騙す人の悪質さと騙される人の心理的甘さがあって、ちょっとした親切や譲り精神で身の破滅を招いた善良な人たちのことが書いてある。騙す人には「うらみ」「憎しみ」があって、騙される鴨を「馬鹿」としかみてないことなど「なるほどね」と思わされた。純粋で理想主義ゆえに騙される。また、人間がうわさや他人の評価に弱いことも書いていて、グルになって騙す集団にはなかなかかなわないことも書いてある。
騙されないには「ひとりでやることだ」「自分でできることを増やす」など。私もまったく同意する。また、他人をみたら泥棒と思えではなく騙されながらも純粋にいき続ける強さも培えたらいいという。

 この本は気に入って、お出かけの度に持ち歩いていて昨日クリーニング袋から取り出してから行方がわからない。古本で買いましたが。

☆我が家もいよいよ貧迫してきて、娘のアパート代を月3万円で契約のための母子旅行も生活費の中でやってくれと主人に言われた。「なんで」と思ったら、ボーナスが減ったのでということですが、どう節約するかを私も考えて娘にはもう少し上乗せしてあげたい。

 ひとつ考えてるのは私のウルトラ・プチ・スタジオの83000円の家賃をなくせば楽になるがその荷物を自分の部屋に移動して仕事をできるようにするために、今自分の部屋にある本や資料を全部、黒姫に送ることがもっとも合理的である。

 それで自分の部屋の片付けと税金の資料の整理をしていたのだが、うまくやればできそうな感じがする。

☆林望さんの「節約」の本に学生のアルバイトは反対だという。何も得るものはないとある。学生は勉強しろというのだ。娘は翻訳くらいのアルバイトはしているが短期間のものばかりで負担のないもの。そして卒業した大学でもこの次に行く大学でも「アルバイトはしないでほしい」と申し渡されている。
 そうすると親の私たちがどう負担するかだ。
 今、全国平均でこどもの塾費が年に約17万円の負担という。
 
 私が小学生の5年の2学期に初めて塾に行ったときには「塾は反対」と学校の教師は言っていたものだが、もう誰もいわない。
そして、林望さんや増田明利さんが「学歴だ」と書いているくらいだから、親もパートをしてでもこどもを塾にやり、少しでもいい大学に行くことが幸せだと信じるのは無理もない。
勝間和代さんも正直といえば正直な方だが「女は結婚でグレードをあげることができる」という。
加藤諦三さんは「みな、いっしょ」とか「なかよくしよう」とか言うのは詐欺師の常套手段だという。「あなたのために」「あなたに儲けさせたい」というのも。

これは悪魔の仕業ではないのか?
学歴が絶対とか美貌が幸せの鍵と知識人が書けば普通の人は塾に整形外科にダイエット教室に行くだろう。たとえウサギ小屋に住んでも学歴と美貌で幸せが得られるのか?

 私はどうしてもそうは思えない。

 しかし、手かざしで治ると信じた宗教家の子供が手かざしで死んだり、Xジャパンのトシキが怪しい宗教に洗脳され月1000万円を超える収入を全部納めてたりするのを知ると人間は学歴や美貌を信じなくても幸福になれないのもわかる。

しかし、学歴も美貌もある人も「私は学歴も美貌もあるのになぜ幸福になれないの?」とか憤るのを見せ付けられると誰も真実を語ってないことになる。