February 23rd, 2010

木曜日から荷物を受け取るために野尻です!

 昨日の22日はヤマト運輸に見積もりを頼むつもりでしたが、ダンボール梱包が終わっているというので3時にウルトラ・プチ・スタジオに来てくれダンボール16個と大きな額入りのスーツ・ケースを運んでくれました。金曜日に野尻のコテージに届けてくれるそうなので私も明日に父の家の掃除を済ませ、木曜日から野尻コテージに行きます。

 さて、予定より進行具合がいいので、昨日はいったん家に帰り娘の夕食の支度を終えて渋谷のシネマ・セゾン(探してしまいました。遅れる)で太宰治の「人間失格」の映画を観ました。眠かったのでずいぶん寝ていたようです。それでも7時30分には家に帰れたので主人の機嫌もよく、みなで仲良く夕食とおやつになりました。

 なんとなく片付け仕事の肉体労働に疲れて今日はごろごろとしたかったのですが、足長おじいさんに貰った「The 39 steps」のクリエで上映のチケットを無駄にすることができなくて2時からの上映に間に合いように出かけました。結果はとてもよかったです。

☆原作「39階段」ジョン・バカン作
原作映画「39夜」アルフレッド・ヒッチコック監督
脚色パトリック・バーロウ
演出マラリア・エイキトン
日本版演出ディヴィット・ニューマン

原作は1915年にできたスパイ小説。舞台はイギリス。
139役を4人の俳優が演じるのです。
日本版はリチャード・ハネイ役 石丸幹二
    パネラ、アナバラ、マーガレット役 高岡早紀
    クラウン 今村ねずみ
    クラウン 浅野和之
で、クラウン役は石にも川にも滝にもなるのです。

とても窓やドアの使い方がうまくて想像力をかきたてるミニマムな演出です。

高岡早紀さんという方も華奢で姿かたちがいいのでずいぶん舞台映えがしました。

クラウンたちの動作が洗練されていてパントマイムのような動きがしゃれてました。

主人公も出ずっぱりで大変でしょうね。

☆舞台という3次元、4次元の世界はアーティストとしても魅力があります。昔、パリで個展をしたときに「あなたは舞台美術もできる。」といわれたけれど、本当に挑戦してみたいです。

☆4時には終わりましたので「あけぼの」でお雛様のお節句用のお菓子や餅や今日の草もちやせんべいを買い、三越の地下で食パンと今夜の夕飯の支度をしたのでした。

 太宰治や林芙美子の文学にはとても絶望的なところがあるので生きてることに無意味な感じがしてくるのですが、部屋の片付けも重いし、どう設置しようか考えると(ぞっ)として暗くなりがちで、出かけて演劇をみているうちに気が晴れてきたので良かったです。人間には心を軽くするものが必要なんですね。

☆引越しの運搬は意外とやすく2万円ちょっとでしたが2月のコテージの電気代が1万6千円くらいについていて参りました。
今は高校生も就職だ大変で、普通の人もデパートで買い物をするのは高くつくのでインターネットやアウト・レットで買い物をするようになっているそうです。「島村」や「ユニクロ」などの安価な製品が売れている時代なので美術品は売れないでしょうね。

 そういえば、中国、北京の798の芸術村で暴力沙汰の事件があり
、日本人のアーティストも怪我をしたそうです。

 地道にコツコツがどの道にも一番ですね。何か不穏な動きには無理があるように思いますが。

 夕飯を終えたら、今日は暖かなのでスタジオの片づけをしてから休みたいと思います。