March 22nd, 2010

アカデミー賞!

 今日は日曜日だが娘がいなかったのでお昼と夕食を主人と2人でいただきました。

午前中はウルトラ・プチ・スタジオから荷物を数回運び、合間にお昼の支度をして11時半に主人と山芋かけのご飯をいただくとすぐにタクシーに乗り、品川プリンスの12時の「ハート・ロッカー」の映画を観に行きました。
 
 アカデミーの「監督賞」や「作品賞」など6部門を獲得した映画で監督は「アバター」の監督の元妻。
テレビでアカデミー賞の受賞式をみたのですが、彼女があまりにも美しいので驚いてしまいました。
また、主演女優賞の俳優さんも素敵で、内容的に明るいので「幸せの隠れる場所」は3時20分から観るとこにして同じ席をとりました。

☆「ハート・ロッカー」は凄い映画ですね。ヨルダンで撮影したそうですが、現実に起こっているイラクやアフガンの戦争でのアメリカ兵の仕事のひとつが、爆弾を発見し爆破の前に撤去や安全なところで爆破させることのようです。

 任務とはいえ罪のない中東の人をも自爆テロやスパイや敵の可能性だと想定し、異常な緊張の中にいる兵士たち。誤爆があれば死んでしまうし、アメリカが敵と思うイラク人からは銃の戦いになる。ビデオを売っている10歳の少年も人間爆弾となって死んでいる。物のない戦地での娯楽のテレビ・ゲームのような爆弾片の収集家もいたりして。男というのはそうなのかレスリングなんかもする。

 戦争は麻薬という言葉から始まる映画。

 参加する兵士たちはどこか壊れていく。
 生きることは何かを失うという兵士。休日に帰った祖国で生まれて半年くらいの坊やが玩具に喜び好奇心に持つのを、若いパパは「子供のころは自分もそうだったが。」という

 ちょっと慣れるまでつらい映画で、女性の監督は大変なインテリで甘さのようなものを見せない。
 世界の事実。
 アメリカ人なら兵士たちに負い目と感謝を持つのだろう。

☆「幸せの隠れる場所」はマイケル・ルイスというアメリカン・フット・ボールの選手の実話。
 南部の差別のあるハーレムに生まれ母はドラッグ中毒。父親は子供のころ去り青年が16歳のときに橋から飛び降りて死んだ。家もなく転々と他人の家を渡り歩いていたが、福祉のお世話でキリスト教の高校にいた。運動神経が抜群だったからだが、ほとんど学校にいってなかったので成績は悪く学校側も入学に反対した。内気でとても謙虚で平和を愛する貧しい黒人のマイケル。体が大きくてビッグ・マイケルといわれていたが本人は嫌がった。

 100件近いレストランやケンタッキー・チキンのようなチェーン店を経営する夫とインテリア・デザイナーの妻は裕福な豪邸暮らしだった。小学生の息子の中学生の娘を持っている家族はある日、雪の降るような寒い日に半袖で寝どころのジムまで歩く青年の前を車で通りがかる。
青年は食べ物も満足に食べれず住むところもなくて実際には帰る家もない。車に乗せて1泊のつもりで自宅のソファで泊まらせるが、ソファの上にシーツやまくら・カバーをきれいに畳んで青年は家を出ている。夫婦は家において家族の1人として青年に部屋やベッドや衣服を与え、教育の不足があれば家庭教師や学校の教師の力を借りて補う努力をする。

 妻は美しくエルメスやシャネルの似合う金髪のスタイルのいい女性だ。そしてほんもののクリスチャンであろうとする。実際の話で99%は事実を描いているそうだ。女優の来ていた洋服やナイト・ウエアーも実際の彼女役のものだそうだ。映画の最後に実際の家族のスナップが出るのだが、彼女も俳優のように美しいし、フット・ボールの選手のマイケル・ルイスも人柄のわかる純朴な顔も素敵だ。彼の湯ぬフォームの番号は74だ。これも縁でしょう。

 原作はマイケル・ルイスの著作。
 成績がびりだったが、スポーツで多くの名門校から引き合いにあった中で選んだミシシッピー大学で卒業のときには学業でも優秀賞をとったという。法律上でも養子縁組をした息子のフット・ボールの試合は母親になった養母はすべて観ているという。

 彼女は本当に素晴らしい。「養子が特別な才能などなくても愛される家庭があることが大事なのだ。」とう。南部では差別感覚で「年頃の娘がいるのに黒人の子を置いて大丈夫なの?」というセレブ友達には「低俗」と絶縁したり、子供たちも黒人のほとんどいない地域の学校で孤立しないように図書館出会えば彼の隣りに普通に座るし、男の子は「兄さん」といって友人に紹介する。買ってもらった車で青年は白人の弟と歌を歌って事故るのだが、腕で彼を守り命を助ける自己犠牲の精神がアメフトにはむいていた。

☆この二つの作品以外にも「プレッシャー」と言う娘虐待の映画など社会現象を描いたものが助演賞をとっていた。人間は誰でも愛されるべきだと女優が言う。誰でも。

アカデミー賞の授賞式は今日もテレビでやっていて再びみたのだが、ロスアンゼルスのコダックのホールで開催されていて華やかで観ていて楽しかった。

 私は早速にマイケル・ルイスの「幸せの隠れる場所」の原作著書をアマゾンの古本で購入した。

☆☆☆
 この間、日本で子供を餓死させたり虐待して殺した夫婦が逮捕された。
埼玉のホームレスの育てていた4歳の男の子はテレビの前で公園に住んでいる父親から足を踏まれて泣いていた。幼稚園にも保育園にもいってないが「水が飲みたい。」と話していた。

 子供たちがなくなると近所の人はいかに前から不憫だったが話すが、だれも子供たちを引き取ったり育てたりはしていない。キリスト教や仏教は何をしているのかと思うのだ。

 教会から献金の催促の手紙が来て「献金の理由は貧しい人たちを救うためです。」とあったが、ほんとうにいい人たちは黙って自分のお金で助けているのでしょうね。

 アメリカではよく里子としてインド人や韓国の子を育てている家庭を見た。キリスト教の教えを実践している人たちは世界にはたくさんいるのですね。