June 14th, 2010

「ある男の聖書」を読んで!

 中国初のノーベル文学賞作家の高さんの自伝ともいえる「ある男の聖書」を読みました

 聖書?
 でも中国語のタイトルも1個人的聖書なんですよね。
 
 中国で1940年、江西生まれの高 行健さんはとてもいい家庭に生まれ、幼い時から油絵やデッサン、墨絵なども学んで父親は銀行員、母親は元女優で大変美しい方だったそうです。

 毛主席の文革のさなかに青春を迎え、安徽省に下放といって農民の暮らしをい学ぶために6年言ってます。

 家柄も地主階級や特権的な知識階級は批判の的となり、殺されたり、暴力をふるわれ障害を負わされたり、牢に留置されたりして、気弱い生まれの人は精神をやられ精神病になったり自殺をしたり病んで早死にしたりしました。

 高さんのお母さんも38歳で農民の暮らしに行って過労のいために川に落ちて亡くなったそうです。

 高さんは1962年、北京外国語学院のフランス語科を出て、モダニズムの劇作家として注目されて82年の「非常信号」で注目されて83年の「バス停」でバッシングを浴びます。

 その後、絵画に活路を見出し85年からヨーロッパ各地で個展を実現し、ドイツとフランスの招へいで87年末に脱国。

 翌年からパリに留まり、89年に天安門を知り「逃亡」を書き、祖国を捨て政治的亡命者となる。

 以降、中国では全作品が発禁。

 97年にはフランス国籍を取得。90年長編小説「霊山」。99年「ある男の聖書」。2000年ノーベル文学賞受賞の作家となる。

☆高さんの作品は中国語で書かれている。99年に台湾では中国語で出版され、2000年、香港では簡体字で出版され、同じく2000年にフランス語で出版され、現在は英語でもドイツ語でも多くの言語で出版されtます。

 私の記憶だとフランスでもごくちいさな出版社でようやく出版されたと思います。

 高さんはフランス語ができるのでフランス語でも文を書くのですが、中国語で文学は書いてるそうです。高さんの中国語の文章は文法的に正しくない書き方が多く翻訳は大変だったそうです。

☆高さんはこれらの文学書をお金にする気もなくて「ひとりごと」「つぶやき」で排泄作業のようなものだと書いてます。

 書かずにはいられないほどの重圧が中国にはあったということで、この書物群を読んで中国の現実は無理があったということがわかります。同時に政府が発禁本にした理由もよくわかります。

☆パリって亡命者が多いのですね。そしてアメリカも。
 私の絵の教師も南アフリカからの亡命者で「命がけ」で作品を発表してきた方でしたが、脱出できる方には使命もあるでしょうし、また力がないと脱出もできないと思いました

 高さんの文学に中に「ソルジェニーツイン」も出てきますが「収容所列島」から脱出した彼も命がけで脱出しソビエトの真実を書きノーベル賞を受賞したのでした。

☆私は「ある男の聖書」を読みながら、少しづつノートに書き取った文があります。

p.175
 新社会というユートピアもあの新しい人間と同じで作られた神話だった。いま、おまえは理想の破滅を嘆く人を観ると破滅した方がいいのだと思ってしまう。

 誰が声高に理想を糾ぶと、こいつはペテン師だと思ってしまう。誰かが長い話を始めて、おまえを説き伏せよう。説教をしようとすると、おまえはもういい、明日にしようと言って逃げだすのだ。
p.176
 敵がいるとすれば、それは天寿を全うした毛沢東老人がおまえの心に残した影だ。
p.177
 誰がお前の同志なんだ?
 おまえは地主階級のいかがわしい子孫なんだぞ!
p.186
 大虐殺
 老若男女、赤ん坊までが犠牲になったんです。
 脱穀場に集められ、まとめて鋤や鍬や天秤棒で殴り殺されました。
p.429
 最後に、彼はこう言いたかった。人を扼殺するのは勝手だ。しかし、どんなに弱い相手でも、その人間の尊厳を扼殺することはできない。人が人であるのは、この消すことのできない自尊心があるからだ。虫けらのように生きているとしても、虫けらには虫けらの尊厳がある。虫けらの虫けらたる尊厳は、踏みつけられても死なないのだ。塵芥のように人を殺すというが、塵芥が刀の下で許しを請うのを見たためしがない。人は塵芥にもおよばない。それでも彼は、人間はたとえ命を失ってでも尊厳を守ると言うことを証明したかった。人間としての尊厳を守れなくなったら、殺されるか自殺するかだ。死ぬのが嫌なら、逃亡するしかない。尊厳とは存在を意識することで、そこに弱いながらも人間のパワーが生まれる。存在の意識が消えたら、それは死んでるのとおんなじだ。

 もうやめよう。すべてはたわごとだ。だが彼は、まさにこのたわごとのために頑張ってきた。今、彼はついに公然と毛沢東に物を言えるときを迎えた。あの老人が死んで30年がたつ。彼のことも、毛沢東の霊、もしくは影に対してぶつけるしかない。

☆区民税とか都民税の請求が6万円ほど来ていた。それと釜が崎の救援の寄付請求だ。
ボーナス時の慣習だ。ボーナスのない私だが、これから郵便局に行って支払ってこようと思う。

「結婚の才能」小倉千加子著は要らず!

☆高 行健さんの本を読んで奥さんはどうしているのかと気になっていた。奥さんとは思想批判がもとで離婚されていた。ほんものの愛がなかったと高さんは言う。高さんの著書によると高さんは中国でも外国でも大変女性にもてて、いつも若い女性とセックスしていてとても解放された思想の持ち主だ。
スウェーデンやフランスで評価されたのも理解しやすい。中国では中国のイメージを著しく低めたと批判されている。

☆タレントの堀ちえみさんが2度目の離婚された。5人の子の母というのはとても素敵なことで若いのに凄い人だと思っていたが、2度目の離婚で自己批判めいた言動をしたらしい。私的には幾度離婚したからってその人がダメっていうことはないですけどね。

 夕刊フジのコピー
劇団出身の夫の素顔は…堀ちえみバツ2離婚の裏事情
堀ちえみ(写真提供 産経新聞社)

堀ちえみ(写真提供 産経新聞社)

 先週末に発覚した4男1女の“子だくさんタレント”堀ちえみ(43)の離婚騒動。2度目の結婚後にさらに2児を生み、良妻賢母のイメージが定着していたが、フリー編集者の夫(43)とのさまざまな“格差”が溝を深めていたようだ。

 12日に都内で会見した堀は「彼の理想についていけなかった。2度も失敗した私ってダメ人間ですね」と涙ながらに語った。

 堀は2000年5月に前夫の医師との間に生まれた3人の息子を連れて再婚。その後、1男1女をもうけるなど順調に見えた。だが、夫が出版社から独立後の3年前ごろからギクシャク。1年半前からは別居状態だったという。堀を知る放送関係者は言う。

 「彼女はとにかく家族思いで、1人で何でもこなしてしまう人。どんなに忙しくても子供と夫の弁当を作り、泊まりがけの仕事も断るほどでした。一方の夫は劇団出身で、出版社も正社員でなく、収入も安定していなかったと聞いています。まして出版不況の今、関西でフリーで生計を立てるなど至難の業ですからね」

 夫からの収入を多く見込めない堀は、徐々に映画やドラマなど泊まりがけの撮影や講演などを解禁。さらに亀裂を深めていったようだ。

 3度目の結婚は「考えたくない」と言い切る堀だが、末っ子の長女はまだ8歳。慰謝料はなく、養育費もほとんど望み薄という。女手ひとつで、芸能界に活路を見いだすしかなさそうだ。


[2010年6月14日17時0分]

☆郵便局に行って山谷(釜が崎だと思っていたが)のホームレス支援で雀の涙の献金を郵送してスーパーで1年分の都民税とか区民税を支払ってきました。
 他に留守中にアイルランドで御一緒だった方から写真を送られてきましたのでお礼の手紙を投函してきました。
 出ついでに通帳の記入を5か所(住友、みずほ、三菱2名義、第一勧業組合)をあちこち、駈けずりまわってして、夕飯の支度とパンやおやつを買って、「AERA]を駅に買って帰ってきました。

 「AERA」の記事のひとつ、「結婚するには能力がいる」というのを読んで少し参りました。
小倉千加子さんにいわせると、7年前に「結婚の条件」で(結婚とは「金」と「顔」の交換であるという名言を残しているそうだ。「恋愛結婚」のベールを剥ぎ、女性は「経済力」、男性は「美人」を望むという条件闘争を露わにしたそうだ。

 私は変人なせいかお金持ちの男性には興味なかったですね。
また、男性なら美人でない人にやさしくできる人を尊敬します。

 小倉さんは書いているそうです。

「結婚」は具体で綜合の仕事である。しかも3K(きつい、汚い、危険)の仕事である。「結婚」するのには才能がいるのである。

 結婚の妄想と現実データーによれば、高望はしない「ちょっと上」でいい
そうです。

 親を大事にする女は僕の親も大事にしてくれる
そうです。

☆☆☆縷衣香
 結婚というのは奉仕だと思いますよ。
何かしてほしいというよりは何かしたい。何かできることはないかというのが動機だったと思います。

 私の周囲はアーティストばかりだったので貧乏で借金のあり人ばかりでしたから、貧乏でしたけど嫌ではなかったですね。貧乏から才能と努力で脱却するのが好きで、今は脱却しました!!!

 趣味もセンスも全然違います。お話もあいません。ですから離婚される方たちが誠実に見えて仕方がないです。

 自分の考えはキリスト教のもので、嫌いとかダメだとかは言ってはいけないと思ってます。
うそっぽかもしれないけれど、だれでも愛すのが訓練!

 主人からは何をもらったかな?
この本にはプレゼント・データーもあって多額のプレゼントを贈りあいしているのですね

 個人的にはアメリカに行けて良かったです。主人の仕事の縁ですから。

 宗教的なのですけど、犠牲になれているので同居や貧乏の犠牲は嫌ではなかったです。

 ある知り合いの女性が霊に覗って「普通に耐えられない結婚生活」といったのですけど、「そうかな?」と思ってます。

 結婚のときの約束は「パリとニューヨークで個展をするのが夢なので実現させること」「お金と女の苦労はさせないこと」「キリスト教になって寛容と忍耐を学ぶこと」といったものですが、私はこのくらいでいいんです。高望はまるでなし。

 「AERA」を読んでるとみなさん凄いのねと思いました。小倉千加子さんの本はアマゾンで非常にいい状態の古本が700円で売ってましたが注文しませんでした。

 基本的に自分が良ければいいのではないかと思います。標準に達してなくてもね。

☆私の感覚だと若乃花の元の奥さんや堀ちえみさんのように4人5人のこどもがいても1人で子育てをする女性は本当に凄いなと思います。その方がよほど才能がいると思います