August 18th, 2010

生活苦ー熱中症ー死

生活保護断られ電気・ガスなし10年 熱中症死の76歳

2010年8月17日3時8分


 さいたま市北区の民家で15日、熱中症で死亡した無職の男性(76)は、十数年前に生活保護を申請したが認められず、その後、約10年間、電気やガスのない生活を続けていたことが、同居していた長男(48)への取材で分かった。長男も腰痛などで長年働けず、2カ月で十数万円の男性の年金を頼りに、貧しい生活を続けていたという。

★ニュースのコピーより

 埼玉県警によると、男性は15日昼ごろ、暑いと訴え、長男が買ってきた氷を枕にして寝ていたが、同日夕、寝室で倒れていた。

 2人が暮らしていたのは、住宅街にある古びた2DKの借家。16日は雨戸やカーテンが閉め切られ、電気メーターは動いていなかった。

 長男によると、エアコンや冷蔵庫はあるが、月5万5千円の家賃や食費を差し引けば、光熱費や電話代を出す余裕はなく、食事の調理はカセットコンロを使っていた。生活保護が認められなかった後、男性が電気やガス、電話を止め、再び保護の申請をすることはなかったという。

 近所づきあいは、ほとんどなかったようだ。近くの中年の女性は時々、自転車で買い物に行く男性を見かける程度。ただ、この1カ月は「姿を見かけなかった」という。

 男性の居住地域を担当する民生委員(67)は「近所の人もほとんど知らない状態だったが、同居の家族がいるから」と安心していたという。生活苦に関する相談を受ける同市北区福祉課も、男性の状況を把握しておらず、「すべての家庭の状況を把握するのは難しい」とした。

 弁護士らでつくる「反貧困ネットワーク埼玉」の藤田孝典代表(28)は「行政は生活困窮者を見つける努力をしたのか。相談に来た市民だけに対応する『待ちの姿勢』では、同様のケースが繰り返される。地域やNPOと連携し、支援のネットワークづくりが必要だ」と指摘する。

☆朝まで機能していた冷房が午前10時の現在再び止まっている。
 幸い午後1時には修理に来てくれるそうだが、冷房が無い地獄を体験した。

 この上、食事もままならなかったとしたら?
 この上、体のい不調があったとしたら?
 この上、老人をかかえていたら?

 近所や遠くでも頼るyべき親戚が友達がいなかったとしたら?

☆私は過去に娘(2歳)と10カ月ほどのパリ生活。娘(中学2年から高校を出るまで)と4年間のボストン生活を経験している。

 たよるべき知人や親せきのいない生活。言葉の不備。寒いのよねおまけに。

 こうゆう心細い生活では、向上心など哲学などどうでもよくなるのだ。
 ただ、毎日、生きてればいいと言うこと。

 しかし、経済的には食べれないほど困っていなかった。

 そして、まだ若かった。
 37歳と47歳から4年くらい。

 娘は手がかかったが、特別の難病があったわけではない。

☆つまり、想像すると、この病人の48歳には過酷な事情である。
 近所の人の無関心も責めることはできない。

 私の場合もそうだったが、母子家庭の弱さなど知られると別の怖い事件に巻き込まれやすいので、離さないようにしていた。だから、私の抱えた厳しい生活は誰も知らなかったし誰も助けてくれなかった。

 これが現実である。

☆行政は?生活保護は?

 やはりブログというか日記公開のようなことをしているある独身の画家は、困っていて家をうらなければならないサインを出すと、見るに見かねて絵を描く人が現れる。

 私も少なくても自分の視野に入る人たちへは何らかの行動を起こす。知ったからには。

 そういう発信を、本人がコンピューターでなくてもするべきではないのか?

 甘えではなく。

 「おじいさんがあぶないんだ。」と言える場所。

☆氷では、1時的にはいいのだろうがやはり熱中症を助ける力はないんですね。

☆埼玉の年寄りの独居の女性が3人、自宅で死んでいたそうだ。
 1人で住む人にはこういう危険がある。

 両隣近所が責任を持って、年寄りの安否を気遣うというのは日本のいい風習だった気がするが。

 私にも姑や90歳の父がいる。

 自分も長野では1人だ。

 他人事ではない。

☆それにしても、冷房の壊れた2階にはこれ以上いられない。
 階下に行こう。
 

冷房は金曜日に修理。父の家に行く。

 冷房修理のために泥縄で掃除をしました。
 奥の方が私のシングル・ベッドで本箱があります。


 子供の買った運動機械と私がカードのポイントでゲットしたズボン・プレッサーが!


 子供の小さい時の写真のジグゾ―パズルとダリのデザインの香水とアイルランドで買ったノアの方舟のオルゴール。




 家具はイケアの引き出しを壁沿いに配置して、ベッドは前に住んでいたマンションから持ってきたもので、娘の年齢+1年使ってます。

 カーテンとベッド・カバーはイギリスの布で昔は艶があったのですが、今は洗濯のしすぎで素朴な風合いになりました。

☆冷房の修理見積もりの人は1時半ごろ来て、寝室の直しは3万円くらいで、書斎の方は古いので買い替えるとずいぶん高くなるらしい。金曜日に修理と買い替えも考えて直してくれるようだ。

☆ビデオ作家のハリーさんのところに電話をすると、全部の映像がきちんと取れていて5時間くらいになるのを上手に8分くらいにまとめる予定とか。また、音楽や「蚊帳」のパートとかいくらでも単独にまとめるのは可能とのこと。来週くらいに観ることができそう。

☆彦坂さんの原爆の絵の額装が終わったようなので、明日に引き取りに行くことにした。
横浜か中央林間までは無料も切符を持っているので、そのあとに江の島線の小田急で行くことになると思う。よく寝れば暑いのはあまり気にならないが、このスタジオも冷房が壊れているそうだ!!!
☆時間ができたので、父の家に行くことにした。
 電話をしても誰もいないので、弟が買い物に行っているかもしれないと、食事はやめ桃とオカキを買って持って行った。

 父の家の冷蔵庫に入れて、ベッド・メーキングとトイレの掃除とお風呂や台所の掃除を終えて、冷たくなった桃をむいてあげたら「おいしい。」と言ってよく食べた。

 ママを探した形跡があるので、弟に訊いたら、過去と現在の記憶が混濁しているようだ。

 父が弟に筆談で「ママがお腹がすいているから、食べ物を持って行ってあげなさい。」とあった。
「ママは病院で、お医者さまから栄養のある点滴を受けてるから、大丈夫。」と言ってもわからないようだった。

 弟の話だとやはりトイレも大の方で下着を汚すとお風呂に直行するので、かえってしますが大変とのこと。

 私もボランティアで介護している(親だから当然だが)気楽な身だが、弟は本当によくやると思った。

 一緒に帰ってきて、ひとりで冷麦を食べた。

 ポストを覗いたら、セラフィーヌの本が着いていたので嬉しい。
 しかし、金曜日までは真夏日を冷房なしで眠るのである。

 1階のソファーで寝るかも。

☆娘から電話で、彼が9月に日本に来ると言う。
 それで、東京にも来るので本人も自分の部屋を片付けに1週早めに東京に来ると言う。

 泥縄の掃除は親子一緒!!!!!

セラフィーヌを読み終える!


 この本を読んで良かった。

☆セラフィーヌの母親は彼女が1歳くらいのときに亡くなり、父親が再婚して(彼女が7歳くらい)すぐなくなり、姉の育てられたと言う。彼女のほかの兄弟も2人亡くなっている。

 生い立ちは厳しく貧しく、羊飼いやお手伝いをして暮らしていた。

☆本によると42歳の天啓は教会で聖母マリアからだという。
「絵を描かねばなりません。」というもの。
それで、教会の聖油を盗んで描いたのだが、それは聖なる絵には必要とのこと。
それでも貧しい彼女を無視して回ってくる、教会礼拝の献金箱には彼女は少しでも必ず献金していたと言う。
 
☆セラフィーヌを見出したドイツ人のウディは品のある裕福なドイツの貴族で家族の意思で法律を学んだものの生涯美術に貢献した。

 セラフィーヌは63歳のときにはパリの3つの有名誌にも紹介されたし、海外のも紹介記事が出て本人もそれも知っていたという。

☆世界恐慌で裕福で無くなったウディは第1次大戦中にパリに残してきた名画をすべて失ってもいた。
それで彼女の支援もだんだん難しくなり、セラフィーヌをいじめていた家政婦で働いていたお屋敷の連中に復讐というか負けなくないと思い、それ以上の豪邸に住みたかったようだ。

 そして、その豪邸に住めるほど彼女の絵は価値があり、天使も豊かになることを告げていたと言う。

 しかし、豪邸は手に入れられなかった。

☆20年間、修道院でその助役のような仕事をしてきた彼女は、聖母マリア信仰に厚く、大変まじめな信徒だったと言う。しかし、当時の修道会にはびこる不純や神父が信者の子を宿らした事実などで滅、入り、修道会を去った。

 彼女の通う教区の教会の司祭に「サタン」と罵ったり、神父に犯されて神父の子を産むという幻想や2人の子供(実際にはいない)の母として、精神病院中に心配していたという。

☆彼女を殺したのは教会の腐敗か?

☆彼女の名のセラフィンは最高位の天使の名からとったもので、精神病院で天国では彼女は愛でられて高い所に置かれると聖母がおっしゃったという。

 私の意見では、それはそうかもしれないと思う。

☆それにしても、彼女の絵は美しい。
 彼女は貧しくて本当に市民からはいじめられていたので、精神病院に入ってからはぼろぼろで、もう絵は描けないと言った。それは大勢の患者のいるようなところではという意味でもあった。

※私の友人もしたところのある人で、あまりにも悲惨な過去を持っていると、どうしても代償行為的なバランスが働いて、自分は特別だと思うようだ。

 しかし、貧しかったセラフィーヌが花婿を待とうが、豪邸を欲しがろうが、私は責められない。

 情熱はしばし滑稽な思い込みが必要だもの。

 彼女の絵がこのように認められて、映画化までされていることは、やはり天国で相当高いところにいるということか。

 彼女は言う。
 
 天国では黒い仕事(家政婦などの仕事)をせず、絵を描きたいほど描けると言う。

 彼女は天国で絵を描いているのだろう。