May 22nd, 2011

福島の子供たちを救おう!

こういう呼びかけがあります。
あまりの事態に、福島の親たちが立ち上がりました!
みなさんもぜひ応援してください。5月23日13:00、文科省前に集まってください!


東京都千代田区霞が関3-2-2(最寄駅:虎の門、霞が関)
地図:http://www.mext.go.jp/new_map/index.htm

福島の小さな子供たちを持つ保護者たちが、5月23日午後1時から、霞ヶ関の文部科学省前で「20ミリシーベルト撤回」抗議活動を行います。

(抗議活動の内容)
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/25
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-7fe7.html


「4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安とし て、年20ミリシーベルト、屋外において3.8マイクロシーベルト/時という基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知しました。

3.8 マイクロシーベル ト/時は労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量です。

基準を現実の合わせて引き上げたこの決定は、行政の都合で、不必要な被ばくを子どもたちに強いるものです」。

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以下の内容をお読みになって、「よし!福島の子供たちを助けよう」と思った方は、政治家にメールをしてください。

何もしなければ、子供たちは確実にガンになります。

簡単に作成できるように、このページの下にメール文の雛形をつくってあります。
自分流に少し手直しして、メールを送るだけです。


「あまりの事態に、福島の親たちが立ち上がりました!
みなさんもぜひ応援してください。5月23日13:00、文科省前に集まってください」--
抗議活動の内容

5月23日のスケジュール:
13:00 文科省前集合
   福島からの代表団到着
13:30 文部科学大臣への要請(交渉中)
   (文科省外にて)要請行動
14:30 移動開始
15:30~16:30
   院内集会「福島の子どもたちを守れ!」
   於:参議院議員会館 講堂
   内容:交渉報告、国会議員との対話、記者会見など
16:30~17:00
   記者会見 於:参議院議員会館 講堂

【主催】子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
【共催】グリーン・アクション、原子力資料情報室、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan
【協力】脱原発と新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト) プルトニウムなんていらないよ!東京
【問合せ】福島老朽原発を考える会 03-5225-7213 携帯 090-8116-7155(阪上)
 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク事務局 024-523-5238
 携帯 080-1678-5562(中手)

日本の緑茶が飲めなくなる!

科学者の日記110520  哀しい茶葉の検査拒否




今日は哀しいニュースが目につきました。

「厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、神奈川、埼玉、栃木の3県は19日までに、検査をしない方針を決めた。

静岡県の川勝平太知事も18日、検査要請に応じないと表明しており、産地自治体の反発が広がっている。」

・・・

お茶の葉っぱに放射性セシウムが付着していた問題は、大きな波紋を投げかけています。

お茶を生産している側の論理は、

「消費者が最終的に飲む時に安全ならばいいのであり、途中の段階で検査するのは嫌だ」

ということであります。

つまり、現在の東日本の放射線の汚染状況から言えば、かなり広い範囲でお茶の葉っぱにセシウムが検出される可能性があります。

従って、一度、セシウムが検出されると、「汚染されているというレッテル」が貼られるので検査をしないというのが生産者側の言い分のようです。

・・・・・・・・・

今回の福島原発の件では、この例でも判るように、現在の日本社会の大人の論理というのがいろいろな面で出てきたと思います。

類似の話では、事故直後に茨城県の野菜が放射性物質で汚れたので、それに対して茨城県知事が農林水産省に出かけていって

「野菜の規制値を緩め炉」

という要求をしたことです。

わたくしはこれにはびっくりしました。

茨城県には野菜の生産者だけがいて、それを食べる子供たちはいないのかと思いました。

野菜をなぜ作るかというと、野菜を食べる人がいるからです。従って生産者は、できるだけ安全な野菜を子供たち(もちろん大人も)に提供するというのが役割のはずです。

ところが、福島原発が爆発して、その責任は東京電力にあるのに、知事はそちらに行かないで、多くの放射性物質を含んだものを東京電力の代わりに子供たちに食べさせようというのですから。論理のすりかえという点ではかなり激しいものです。

・・・・・・

次に広がったのが、汚染された野菜を「地産地消」という名目のもとで、これもやはり関東や福島の子供たちに食べさせようとしたことです。

特に、汚染された野菜を給食に使ったり、スーパーが地産地消の野菜しか仕入れないというようなことも行われました。

これも東電の責任を「被爆という形で何も責任がない人たちに押しつける」という生産者の非常に自分勝手な判断のように思いました。

大人は野菜を選べますが、子供達は強制的です.なんと可哀想なことをするのでしょうか

・・・・・・

わたくしは今まで農業の人たちは、「素朴なところはあるけれども、日本人としての誇りや、日本を大切にする心を持っておられる」と信じていました。

農業は、たとえそれが自分の所有する土地であっても、日本の大地をお借りしているのですから、日本に対する愛着が他の職業よりも強いと思っていたのです。

でも、今回のこの一連のことでわたくしはその考えを修正せざるを得ません.

お茶の生産者の考え方がわからないではありませんが、お茶を安心して飲みたいという多くの人たちの願いや、安全なお茶を子供に飲ませたいというお母さんの思いは全く考慮に入っていないからです。

お茶が売れなくなったら困る、放射性物質が検出されたらお茶が売れなくなるというような考えだけで、お茶を生産されたらわたくしはそんな食材は買いません。

その放射性物質の量がどのくらいということには関係ありません。

人間は「信頼性、誠実さ」です。だから、飲む人の心が判らないで生産する人の食材は口に入れたくないのです.

むしろ、お茶の業界は1度でもセシウムが検出されたならば、より積極的に「自主的にセシウムを検査する」という動きにでて、お茶の愛好者に安心して飲んでもらうのが筋です

このような動きが続いたら多くの人は完全に日本のお茶から離れてしまうでしょう。お茶は美味しいものですが、私はそれより魂を大切にして、水を飲みます.

それはお茶の生産者にとっても長い間大きな打撃になります。

・・・・・・

食品は最も人間にとって重要なもので、福島原発のような事件が起こった時に、食料を生産する人それを流通する人が極めて強い信念を持って日本人を放射線の被曝から守って欲しいものです。

わたくしたちは、今度のことでお茶の葉を買うこともできなくなりましたし、また、お茶のペットボトルもできるだけやめて外国産の紅茶等を買わざるを得ません.

農業の生産者は、こんな信念しか無かったのですか?

(平成23年5月21日 午前11時 執筆)


武田邦彦

深夜放送「イエスとは誰か?」を観てしまう。

 明け方4時まで、深夜放送で観た「イエスとは誰か?」は、3人の考古学や聖書研究家などが、具体的に証拠を示して、聖書の事実を観ていくドキュメントで、眠いながらもついつい見てしまった。

 私もイスラエル巡礼には結婚前に行ったことがあるので、イエスの遺体が置かれた場所なんかは、イメージがわきやすい。

☆イエスが生きておられたイエルサレムでは、労働者の賃金が本当に低く3分の1が税金に取り上げられていて、重労働をしなければ生きていかれなかったという。

イエスが行った病人の治癒などはほかにもできる人がいて、処刑されたと言う。

弟子たちがイエスの呼び掛けに応じたのは、貧しくて失うものなど無かったからだと言う

☆再現のためにイエスを演じた俳優は逞しくて、教会の御絵のように美しいだけではない

 事実、そうだったのだと思う。

☆一方、ローマの総督ピラトは凄い豪邸で、いつでも入れるプールなども家の中にあって、イエスが漁師などに呼びかけた海の対岸にローマが見えるのだという。

 イエスが「貧しいものは幸いなり。」と言ったのは、ほとんどが貧しい民衆に慰めとも希望とも与える言葉だったのかもしれない。

「森と芸術」庭園美術館を観に行く!

 はるかな昔、人間は森に住み、森の恵みを糧に暮らしていました。のちに森を離れて文明を築くようになってからも、人間は森という故郷に「楽園」の思い出を重ね、ノスタルジアを抱きつづけてきたのです。古今の芸術作品のなかにも、そうした原初の森への郷愁や憧れがあらわれています。
 森の神話・伝説を描く絵画、情感ゆたかな風景画、メルヘン絵本、植物文様をもつアール・ヌーヴォーのガラス器など、森の魅惑を体現する作品の数々が展示されます。アンリ・ルソーの楽園図、クロード・ロランにはじまる各時代の風景画、セリュジエやゴーギャンの描く伝説の森、グリムやアンデルセンの挿絵、シュルレアリスムの森の幻想と神秘・・・本展は、そうした森にかかわる多くの作品を通して、私たちのうちにひそむ「森の記憶」をさぐり、芸術・文化から自然界へと視野をひろげていきます。
 東京都庭園美術館は都心の森にかこまれた、世界にも稀有なアール・デコ様式の邸宅美術館です。美しい森の雰囲気をそなえたその館内で、さまざまな風景と幻想とメルヘンに出会ってみませんか。



内容紹介
藝術はどのように森を描き、森を思い、森を懐かしみ、森をふたたび獲得しようとしてきたか。 楽園、神話と伝説の森、アール・ヌーヴォーの森、メルヘンと絵本の森、シュルレアリスムの森などを柱に、古今東西の絵画を中心に構成。
内容(「BOOK」データベースより)
神話とメルヘン、風景画とアール・ヌーヴォー、庭園とシュルレアリスム、岡本太郎とアニメーション原画―さまざまなアートの「森」へ誘い、21世紀に贈るすてきな本=図録。

☆まだ、天気なので、少しでもと思い庭にお布団を干しました。
 朝食に肉まんとサラダを食べて、主人のワイシャツを取りに洗濯屋に。

 近くに庭園美術館があるので、「森と芸術」には関心があって、行きたかったので少し重い洗濯ものを思って、帰りに寄りました。

 やはり、森は最高!
 
 旧約聖書から現代美術まで、ナイーブ・アートやシュールレアリスムもあって、見所があり面白かったです。また、お花がきれいに飾ってありそれも、自然の美しさを見せていていい感じです。

 それで、本を買いました。

☆家に帰っても暑いですね。夏はどうなってしまうのだろうと言う感じです。
☆主人と二人で納豆でご飯を食べました。向かい合って食べているのですが、内容は微妙に違うのです。
 私の方は納豆巻き。
 主人は白米に納豆をかけて、糊で包んで食べているのです。

 緑茶は氷を入れてシェアしてますが!

☆娘から昨晩電話で、今夜、東京へ帰ってくるとあったので、今夜は大阪寿司を父の家の近くで買ってくることにしました。

 娘は、仙台から引き上げて貰いたいと思ってます。

 それで、数日後には2人で長野に行く予定です。論文を書くとのことですが、長野でも書けるじゃないですかね。

久しぶりに父の家へ!

 今日は「森と芸術」展覧会を観に庭園美術館に行ったのですが、この種のドイツの玩具がたくさんあったのです。

 これは、私が結婚のときに大学のクラスメート達が贈ってくれたもの。今も自分の部屋に飾ってありますが、かわいくて見あきません。


 お天気模様が悪くなりそうなので3時ころ家を出ました。
 最寄りの駅に着いたころは風も激しく雨も降っていて、タクシー乗り場ではみな寒そうにしてましたが、タクシーがなかなか来ないのでした。
 私の後ろは元気な90歳のおばあさんで、「こんなご時世ですので、1人で暮らしてます。息子たちはみな離れて暮らしてます。時代だから仕方がないわ。こんなに雨が酷くなるのなら、たくさん買いものをしなければ良かった。」と言ってました。

 雨でしたが、藤の花はもう終わったようです。
 家の前の公園です。


☆お久しぶりでしたが、父は元気でした。
 末の弟と野良猫がきたので、いつものように夕飯を与えてました。缶詰とご飯の残りですが、お昼は公園でご飯をあげているおばさんがいるのだそうです。

 猫は綺麗で、なかなか賢く、大体10匹来るそうですが、賢いこの子は喧嘩して食べ物を漁ることはないそうです。

 お話したり、古い部屋の中を観たり、結構のどかな1日です。

 庭の花も頑張って咲いていて、ワイルドだけどかわいい薔薇が咲き誇ってました。

☆家の敷地の坂の部分に地震のため、ひびが入って、隣の坂下の家から地震があると怖いので補強してくれと言われ、見つもったら117万円とかで、もちろん迷惑をかけたらいけないので、来週から工事だそうです。地震はこうして、なにの保証もない家にも出費を促しているのですから、関東大地震になったらどうなるかと思うとぞっとします。

 庭の背の高い灯篭も倒れたとか。

 東京もこのくらいの被害があったのですから。

☆自宅に帰って、娘はまだなので主人と正面を向かい合いながら、醍醐のお寿司を戴きました。
余っていたサラダや麩屋焼き鳥と一緒に結構、食べた感じです。


 とにかく、皆が平穏であってほしいだけです。

5.23 文部科学省 包囲・要請行動&院内集会

5.23 文部科学省 包囲・要請行動&院内集会
~子ども20ミリシーベルトを撤回せよ! 福島の子どもたちを守れ!~
あまりの事態に、福島の親たちが立ち上がりました!

集合:13:00@文部科学省前
東京都千代田区霞が関3-2-2(最寄駅:虎の門、霞が関)
地図:http://www.mext.go.jp/new_map/index.htm

5月23日のスケジュール:
13:00 文科省前集合 - 福島からの代表団到着
13:30 文部科学大臣への要請(交渉中)
(文科省外にて)要請行動
14:30 移動開始
15:30~16:30 院内集会「福島の子どもたちを守れ!」
於:参議院議員会館 講堂
内容:交渉報告、国会議員との対話、記者会見など
16:30~17:00 記者会見 於:参議院議員会館 講堂

4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルト、屋外において3.8マイクロシーベルト/時という基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知しました。3.8マイクロシーベルト/時は労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量です。基準を現実の合わせて引き上げたこの決定は、行政の都合で、不必要な被ばくを子どもたちに強いるものです。
高まる批判の声に、原子力安全委員会は、「20ミリシーベルトを基準として認めていない。また、どの委員も専門家も安全ともしていない」と発言し、政府の意思決定の根拠は極めてあいまいな状況となっています

【問合せ】
   福島老朽原発を考える会 TEL:03-5225-7213/携帯:090-8116-7155(阪上)
   子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク事務局
   TEL:024-523-5238/080-1678-5562(中手)

【主催】子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
【共催】グリーン・アクション、原子力資料情報室、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan
【協力】脱原発と新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)、プルトニウムなんていらないよ!東京

 夏の服装・食材の選択

科学者の日記110521  夏の服装・食材の選択




昨日はさんまさんの「ホンマでっか」の収録をして、私にとっての激動の1週間がおわりました。

国会やテレビ、それに福島の講演と多くの経験ができたと同時に、疲れた1週間でもありました。

・・・・・・・・・

徐々に福島原発の事件も第3段階に入りつつあります.

福島原発の破裂で最初の1週間で60京ベクレルほどの放射性物質が出ました。60京というと余りに大きいので、わかりにくいのですが、そのうちの10分の1、6京ベクレルぐらいが日本の大地に降り注いだと思います。

そして、福島、東京などこの地方にお住みで直接に影響を受けた人を3000万人としますと、一人あたり、20億ベクレルの放射性物質ということになります。

放射性物質の多くが最初の段階で1000分の1ぐらいになりますから、20億ベクレルと言っても、実際に私たちに影響があるのは、

「一人あたり200万ベクレル」

というところでしょう。

水、ホウレンソウ、お米、お茶・・・いろいろな食材の「汚染限度」はおおよそ200ベクレルぐらいですから、その1万倍の放射性物質が空から降ってきたと言うことになります。

実は、私が「慎重に行動してください」と呼びかけてきたのは、今度の事故で放出された放射性物質は実に膨大で、どんな専門家でも、その影響をすぐ予想できるようなものではないのです。

「安全だ」を強調したお医者さんもおられますが、失礼ですが、とうてい今までの経験で、お医者さんが判断できるような状態ではないのです。

再び呼びかけますが、学校関係者、自治体関係者、専門家のみなさん。このことを良く理解して、「判らないことは判らない」と言い、「判らないことは注意してください」と言ってください。

間違っても「判らないから安全だ」というのは禁句です.

・・・・・・夏の服装・・・・・・

ところで、夏に向かって、子供達にどのような服装をさせたら良いのかというのがお母さん方の悩みと思います.

私は「軽装、シャワー」の組み合わせを推奨します.

放射性物質は「粒(チリ)」で、肌から直接、体にしみこむものではありません。そして服装の上についても肌に直接、くっついてもその粒からの放射線で被曝する量は変わりません.

むしろ、シャツに付くと洗濯するまでとれませんが、肌についたものはシャワーでとれます.

だから、お子さんは「軽装、かえってきたらシャワー」の組み合わせで夏を乗り切ることができます。

・・・・・・お茶・・・・・・

静岡の茶葉が放射性物質の検査をしない方向に進んでいます.一方では、良心的な福島の農家が厳密に放射性物質を測定し、中にはほとんど汚染されていないものも出てきました

まずは静岡茶を買わないことです。お茶は「生産するだけで良い.お茶を買って飲む必要は無い」と静岡県知事は言っています.だから、お茶は生産だけして捨ててしまった方が良いと思います.

「検査しない」ということは「飲む人が被曝する」可能性があるということで、生産者は、「安心できるお茶を提供し、被曝させない」ためには「飲まない」ことしか出来ませんので、静岡は「生産だけして、飲まなくて良い」と言っているのです。

茨城の野菜も知事が規制値を緩和するように働きかけているのですから、これも「生産だけしたら、食べなくて良い」ということです。福島の方が今では綺麗かも知れません。つまり、

「福島の農作物は汚染されている」

という時期から、

「汚染は広がり、測定しているものは安全」

という時期に変わって来ています.静岡でも岩手でも汚染が出てきましたし、汚染された瓦礫が京都に、福島の乳牛が北海道にでも行けば、日本全体が汚染される可能性があります。

汚染された瓦礫(基準内でも)から風で吹き飛ばされた放射性物質が農作物の表面に濃縮する可能性が高いからです.

農業の人は瓦礫の引き受けに猛烈に反対しなければ、日本全体の農作物が汚染されます.

環境省は「放射性物質が風で飛ぶ」ということを知らないようです.

・・・・・・ホットスポット・・・・・・

もともと、放射性物質は均等には空気中から落下しないので、ホットスポットがあるのは間違いありません。

また、東京でも「ミニ・ホットストップ」は多くあり、特に驚くことはなく、日常的に「怪しいところ」を避けなければなりません。

その点で、市民の健康を守るために税金を払っている自治体は困りものです.

1) 1年1ミリという日本の法律を知らずに、1年100ミリまで大丈夫などと言っている、

2) 1年100ミリ以下の健康被害は「現代の医学では明確な影響を示すことができない」、つまり「判らない」と言っているので、自治体は「わからない」を「安全」と勝手に言っている、

3) ホットスポットの汚染を除去するのが面倒なので、「そんなはずはない」とか「安全」とか、「地上の高いところで放射線を測ってなにが悪い」などと言っている。

市民税を払う必要は無いですね。事故が起こって2ヶ月も経っているのにまだ行動しないのですから、どうしようもありません。

・・・・・・・・・

ところで、福島原発は「東電社内のトラブル」であって、私たちには何も関係がないのに、報道は相変わらず原発の3号機、4号機を報道しています.

知りたいのは「詳細な汚染マップ」であり、「詳細な食品毎の測定値」ですから、政府も報道も早く目を覚まして欲しいものです。

「茶葉の検査拒否」は哀しい事件でした。

水が何ベクレル、ホウレンソウが何ベクレル、牛乳は? 魚は? コメは? 空間は? 溝は? 芝生は?????????

その測定値はヨウ素ですか? セシウム? ストロンチウム???? 

そんな多くを覚えることは出来ません。それにもともと私たちはそんなことを全く知らなくても安心して子供を育てることが出来たのです。

政府の無策、原子力安全委員会が「想定外を認めたこと」、保安院がサボったこと、そして東電、専門家・・・その集団がこんな事態を招いたのに、まだ「自分は当事者ではない」と思っている人たちばかりです.

個別の「規制値」や「現状」を知らなくても安心して生活が出来る・・・それは一にも二にも「誠実」、「信頼」です。これだけウソが次々と明らかになっているのに、同じ人がいくら「誠実」を口にしても、もう無理です.

今でも東電の発表を聞いている人がいるのに驚きます.

(平成23年5月22日 正午 執筆)


武田邦彦