October 1st, 2011

(no subject)

9月30日(金)時々雨!今はバスの中で!
晴れてますが、その前は雨が降ってました。
 今は、信越線の中で、「楽園への道」を読んでる最中。

 昨日、フローラの書いた本を1冊買いましたが、「ある女賤民の遍歴」の方は、古本でも5000 円くらいするので、考慮中。

☆鉄道記念切符を買いました。
3回、1日乗り放題が使えるのです。

☆東急の中の美容院に行くと、満員で3時からの予約を入れました。

 時間がちょうどいいので、長野ロキシーへ。
☆「クロエ」を観ました。

 フランス映画の「恍惚」の焼き直しで、舞台はカナダ。大学教授の夫と産婦人科の妻。音楽専攻の受賞するほど有望な息子。絵に描いたような成功者の暮らし。そこに、若い娼婦のクロエが入ってくる。それぞれの性の危うさが露れる。
 映画館を出ると雨だった。
 アーケードの八百屋さんで、ミカン4個買う。あまり買うと、3日の旅までに食べれそうもない。

☆3時から、ヘア・ダイとカット。
茶色のデニムプリントのパンツを買ってしまった。
 地下で天ぷら弁当と柿山のおせんべいセットを買う。
☆信越線の中だが、天ぷら弁当は失敗だった。酷く不味い。
 6時42分に乗ったので、もうすぐ着くでしょう。

☆コテージに帰って、読書のつづきと今日のお洗濯やお風呂もあがって、くつろぎタイムです。

 「フローラ・トリスタン」のパートを読み終わりました。
フローラは「花」、トリスタンは「かなしみ」の意味。
フランス女性とスペイン軍に属していたペルーの大佐を父母として1803年に、パリに生まれた。
 
 4歳のとき、父親の死によってブルジョワ生活を失う。戸籍の上では私生児扱い。

 貧民くつで、浮浪者や売春婦がすむ下層の暮らしをせざるを得なくなる。

 若くして石版工房で彩色工として働き始め、1821年に工房の所有者と結婚する。

 第3児を妊娠中に、夫の家を出る。女性の人権を感じられなかった家庭生活であった。
しかし、この時代では、家庭を放棄する女は犯罪行為で、堕落した女といわれた。

 人に預けて世話をさせているため、子供の育児代を稼ぐために体験した貧しい労働者とブルジョワの搾取。

 当時の社会にいた奴隷たちの人権を無視された存在。

 子供の売春や、犯罪者たちの背景にある生まれながらの不平等に怒りをもち、労働者に連帯を呼び掛ける。

 教育の平等化や、女性の人権を回復するため、本を書き、集会を開く。

 妻に逃げられた夫は執念深く、探し求め、ゴーギャンの母である3女を強姦する。それは、フローラに対する嫌がらせだった。

 夫の弾丸を心臓近くに受けながらも、夫の収監によりやっと自由になる。

 フローラは美しかったので、女性からも愛され、2年間くらい愛し合う。男性からはしょっちゅう、口説かれたりプロポーズされたりしたが、使命のことを話して友人として付き合うようにした。

 しかし、その家庭婦人である女性田友、自分の使命のため別れて、諦めと古い習慣のキリスト信仰により、今世の現実を変えようとなど考えタコともない字も読めない人の変革と、古い体制の憎悪のなかで、苦しみながらも希望を捨てず41歳で死んだ。

☆☆☆
 素敵な女性!
死んだ実の父親の弟にペルーで会った。非常に裕福だったが、法律で結婚は無効とされ、父親からの遺産はもらえない。

 ずいぶん体を酷使して、体調を崩し、死ぬ前は老婆のように老いていたようだ。

☆あの時代に、こんなに強い女性がいたのですね。
 
 人間は体験しなければ、わからないことがある。

 彼女も家賃を滞納して、家を追い出されたり、娼婦と間違えられて罵倒されたり、弱い立場のかなしみを知っていた。

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10月は神無月!神があっても神無月!

朝は晴れて、ヨットがたくさん湖に出てました!

朝食を食べていると郵便屋さんがアマゾンの古本を届けてくれました。


☆気がついてみると、ここのところ、観た映画や週刊誌の記事やフローラの本には、共通点があるのです。

美容院にいる間読んだ女性週刊誌には生まれが女性であっても、心が男性であるという人が性手術をして、戸籍も立派に男性となり、結婚生活をしている写真も記載されてきました。

ずいぶん世界が進んできたものです。
女性の解放であり、性の自由や無限性、そして社会の格差を埋める努力をして、ずいぶん世界が解放されてきたこと!

 「クロエ」で出てくる若い娼婦は、女医にひかれ、年齢とともに性生活が疎遠になっている夫との愛を埋めるように近づき、性で満たすのです。
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 同性愛というのは、あの有名なメキシコの女性アーティストのフリータ・カーロもあったのですね。
未知なる世界にキリスト教のタブーに挑戦するかのような戦士たちは、どういうわけかあまり幸福な死に方をしない。

 しかし、フローラの本を読んでいると、フランスのカトリックの聖職者たちの贅沢な暮らしや、貧しい人たちの現在の貧しさを解放する努力もせずに、「貧しいことは幸いである。」とか「貧しい人は天国で報われる。」という言い方に鋭い批判を投げ打ってます。

☆今日、だれでも、被災者の家を流され、家族を失った人に対して「悲しい人は幸いである。」とか「貧しい人は幸いである。」とは言えないでしょう。

 フローラは学校教育を受けてないので、単語の間違いが多くのを知っていながらも本を書いたのですが、貧しい人にも無料の教育の機会を呼びかけます。

☆しかし、人間社会はなかなか公平ではないのですよ。
 例えば、容姿に恵まれない人も整形手術によって、ある程度は美しくなれるかもしれません。そして、良い性格になり、幸せになれるなら、大いに結構なことです。

 では、背の低い人は?
 では、生まれながらに身体の障害のある人は?

 そうして、ベトナムの枯れ葉作戦によって、ベトナムの子供もアメリカの兵隊の子供も同じように障害ある子供が生まれ、生まれながらに指が無かったり、多くあったりしている事実があります。

 障害は神が創ったのか?

 いいえ、人間の戦争が、利益を独占したい気持が他者の未来を平気で犠牲にして、取り返しのつかないことをしてしまったのです。

 ゴーギャンが愛したタヒチの女性の足は指が7本あったそうです。豆のような指だったそうですが、ゴーギャンはいとおしそうにそれを描いている。文明社会の奇形であることが、楽園では一つの個性であり、いとおしいもの。

そうして、マリリン・モンローも足指が多くあり、手術したそうです。そんな悪戯があるのも地球。

☆生まれながらに知的障害のある子供を持った若い親は受け入れるまで、ずいぶん時間がかかり、愛するまでに時間がかかったと読んだことがあります。
 手もかかる費用もかかるそのような育児は疲労も多いのでしょう。

 逆にうらやましいほど輝かしい子供の親もいる。親の隠れた努力やこころがけも知れば成程となる。

 テレビで世界の感動話を放映されることがよくあって、この間も中国の目の不自由な少年がピアニストとして性格するまで、母親が乞食までする事実を放映していた。

 世界中のお母さんはそれだけで、美しい!

 それでは、子供の出来ない夫婦は?
 未婚で産まなければならなかったシングルマザーは?
 子を失った母親は?

 不公平は続きます。
 
 母親の生い立ちや父親の出生や、何年がかりの心がけの悪さや政治的な不幸が格差を広げてきて、どこから手をつけたらいいのか分からなくなっている状態です。

☆☆☆
 私たちに求められているのは、深い他者への愛と理解なのでしょう。

 犯罪者にも言い分がある。
 夜中観ていたドキュメントで万引きを幾度もする優秀な大学生がいた。母子家庭で辛かった理由があったのだろう。
 世の中は、批判精神に満ちて、なかなかシングル・ファミリーや貧しい家庭にやさしい眼差しを向けるわけではない。

 私もある芸術大学の生徒が万引きで絵具を持ってくるのを知った。その青年は母親が5度くらい変わったのだ。今の親は自分といくつも違わないそうだ。万引きがいいとは言えないが、彼は自分の不足を埋めるように他人から物を取ってくるのが修正だった。同情して運転免許を代金を払ってやり取らせた人もいた。しかし、初めての運転旅行で運転もせずに宿屋でも一番いい部屋に選んで無料で泊まる青年を、その善意ある他人の母子も捨てざるを得なかった。

 そんな時に、マザーテレサでもないアッシジのフランシスコでもない普通の人は、げんなりしてしまうのだ。
 貧困が悪いのか?
 家庭が悪いのか?
 社会が悪いのか?

 そして、今日の普通の常識は自己責任を言うのである。
☆昨晩、夜中にスマートフォンで検索して、歌舞伎俳優になる香川照之と母親の浜木綿子を読んで感じたこと。

 浜木綿子は奇麗で気風のいいタカラ・じぇンヌだが、なんて立派な強い女性なんだろうということ。
大人が結婚して別れるのは大人の問題だ。2歳くらいで女が引き取り、一生懸命育ててよく働いた。
息子はぐれることなく東大に行き、反対されても役者の道を選び、花が開くまで昇進した。父親である猿之助は生まれたときに「自分の子ではない。」と言ったそうで、大人になって香川が会いに行っても(親ではない。」と拒否を続けた。
 美しい日本舞踊家の藤間紫さんと恋愛を続け、不倫になっても、最後には結婚した。
 
 若くトップスターだった浜木綿子さんにとって、あまりにもむごいことを夫も紫さんもしたのである。
 その息子が今は、別れた夫を家に迎え同居し、その息子を歌舞伎役者に育てたいと宣言した。

 他人事なのに、涙が出た。
 そして、脳卒中で体が満足でない猿之助さんもテレビの出て、浜さんにお礼を言った。

 ぐれても仕方がないのにぐれ無かった息子も、息子と別れた夫の同居を受け入れる母親もやはり、立派だ。
まして、日本の国の誇る芸能、歌舞伎を支えるレベルの。

  猿之助の体もどこか因果応報の感じが出ている。介護をする香川さんの妻も偉い。

☆どんな環境にあっても、人は立派に人間の誇りを見せることができる。
そう思うと、母親の責任は重大だと自分にもいいきかせる。
 
☆世界のお母さんの聖母マリアもそう期待していると思いますよ。
たとえ、どんな環境の中でも、見ている目があり、公平に報われる日があると。


ロッジから見下ろした風景。刻々と秋は深まります。今日は寒いくらいです。