March 25th, 2012

雪が静かに降る日はろまんてぃっく!





☆「アイアン-レディ サッチャー」
ブリティッシュ-イングリッシュを巧みに話すメリル-ストリープに圧倒されながらも、サッチャーという現実に存在する女性の存在に考えさせられた。
イギリス社会に厳格に骨をなす階層社会に何段も上り詰めた女性がいる。

 小さな雑貨商の娘。
 オックスフォード大学で地方なまりをなおす。
 絶対的多数のエリートたちのなかで。

 下級議員選挙に立候補して落選し失意のとき、プロポーズされて「専業主婦にはならない。人生にはもっと大切なことがある!」
 夫デニスは「だから君と結婚したいのだよ。」という。

 男女の双子に恵まれ幸せな結婚生活をする。

 下級議員選挙に当選し、男社会のなかで生きる。

 子供たちは母が国会議事堂に向かう姿を淋しく見送る。

 教育科学相に任命されたマーガレットは、ヒース内閣が総選挙で破れると保守党党首選挙に出馬を決意。党首に当選し、79年には保守党を総選挙で勝利に導き、英国史上最初の女性首相となる。

 1934年以来の高い失業率と不況に苦しんでいる英国。
マーガレットは支出削減政策を推進し、反感を買う。

 lRAはテロ攻撃を仕掛け、アルゼンチンがフォークランド諸島へ侵攻。国内の慎重派を押しきり、イギリス軍を出動させ、英国軍は勝利をおさめカリスマ-リーダーとなる。

 経済の建て直しも起動に乗り、3度目の総選挙も勝ち抜く。

 収入にかかわらずかせられる人頭税が国民と党内の反感を得る。彼女の理解者の副首相の辞任で「」
「ただ世界をよくしたい。」マーガレットも引退。

 夫デニスの遺品を片付けるマーガレットは認知症になり,かれが死んだことも忘れる。

 「あなたはしあわせだった?」夫に問う。
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☆監督はイギリス人のフィリダ-ロイド女史。
☆この映画のサッチャーの問題は今日の多くの女性たちの問題でもある。
 夫婦の話題のなかで「『王さまと私』のミュージカルの王様やくはロマ(ジプシー)だ。」と言う。
普通の英国人の差別感覚なのだろうか?
 この見事な女性は女性が手にいれたい妻であることも母であることも得ている。
グロッサリーストアーの娘と陰口を叩かれても首相になったのだ。
 彼女は英国の戦死した兵士たちの母親に自筆の手紙を書く。痛みがわかるのだ。
 彼女を支えた夫も偉い。
 そして、認知症になった母親を書いた娘も。

 「ただ世界をよくしたかった。」

 映画の彼女の自宅は実に質素だ。
 
 そのために自分の夫の子供の淋しさを犠牲にしたが、家庭を失ったりしない。
 そんな風に完璧な女性。

 夫が双子を生んだときにプレゼントをしてくれた真珠の首飾りをいつもしていた。「」
 例え、ブルジョワ的すぎると批判されても。

☆ジプシー-まとりょーしかとマサイ-まとりょーしかを終えました。