April 15th, 2012

薬を買いに長野まで!

バスが無いので歩いて黒姫駅まで!


時間ギリギリですが、長野で薬を買って、お弁当を買って12時11分の「しなの鉄道」に乗りました!


 屋代駅からタクシーで花咲村へ!


かわいい男の子がいるんだろう。


帰りは行きに2200円だったタクシーの道を歩いて帰りました!
2時38分の「しなの鉄道」で長野へ!

井上井月 漂白の俳人!

人生の復讐の見事さ!

私は「井上井月記」中井三好著を読んで、この世の摂理の見事さに唖然とした。

映画を観るまで井上井月のことは知らなかった。

でも、「ほかいびと」の映画は観たくて心待にしていた。
山頭火が好きな私は漂泊の俳人に興味深く思っていた。

映画を観てから、プログラムでなくて井月の生涯と作品のことを書かれている本を買った。

そして、今、読み終わった。

 子供が執拗に井月に悪さをするのだが、石を投げて酒のはいった瓢箪を割ろうとして、頭に当てて怪我させたり、杖を隠して困らせようとした、俳句の弟子の父を持つ勲は、成長して芥川龍之介の義父の主治医となり、龍之介が
井月を大変評価して罪悪感にさいなまれるようになり、井月の句集の編纂に奔走させる。

 この本の作者は、芥川龍之介研究をしているうちに井月にであったという。

 この映画はフランス語と英語の翻訳も用意したという。

 芥川龍之介は自殺する前に、勲に俳句を届ける。

 井月の心の澄みきった魂のあり方は山頭火の生き方もかえた。

☆今日の電車移動でマリリン-モンローの本も読み終えた。



 人間の欲望と言うものは幸福をもたさないのではないか?
権力を得たケネディ。
ケネディの父親は美女を侍らせ、それが男の甲斐しょうだと息子たちに教えた。
息子は父からの教えのようにヘップバーンもマリリンモンローも愛人にした。

 精神病の祖母、母の血を持つマリリンは実の父親はマリリンを拒み、母は精神を病んで孤児院でそだった。
30もの養育家族をたらい回しにされて、晩年には魘され、叫び声を寝ながらあげていた。

 美しく、ごく若いときから、彼女の美貌には人だかりのような現象がおき、居所のない彼女は自分は皆のものだと直感したという。

 しかし、最初の結婚相手も16歳のマリリンは家事も懸命にやり、別れなかったら「あの有名なマリリンモンローの夫」と言う。

 マリリンは女優になるのに一生懸命で、決してふしだらではない。お金が無くてもチャンスのために有力者と寝たりはしなくて、潔癖であった。

 やがて、世界的に有名になって野球の文学の著名人と結婚しても、映画女優としての成長と使命に忠実だ。

 ケネディとは相思相愛になってもケネディにとっては遊びだ。

 そして、権力を脅かされることになれば、ケネディ兄弟はなんだってやるのだ。

 マリリンは死ぬ数日前にパーティに呼び出され、睡眠薬を飲まされ、シナトラたちに輪姦される。

 その卑劣者にディー-リマジオは怒る。

 しかし、マリリンは強いのだ。そんなことで自殺なんかしない。

 死因は他殺で多数の傷が体にあったが、ロバートケネディを含む医者も友人も6人が口車を合わせ、嘘をついていた。自殺にさせたかったのだ。

 しかし、多くの良心ある人たちの発言と専門科医のレントゲンや写真から真実が語られ出した。

☆妻子ある人に妻の座を求めたマリリンも、女優をもてあそんだケネディも殺された。
☆今、nhkで、辺見ようの「失われた言葉をさがして ある死刑囚との対話」という番組で三菱重工爆破事件の首謀者、大道寺将司死刑囚の俳句を紹介しながら、自分の郷里の被災地を歩くドキュメンタリーをしていた。

 大道寺は私とほぼ同年代である。
 北海道でアイヌ差別を見た大道寺は大阪のかまがさきにいき、労働者の過酷な労働を見て搾取の構造を知り、不公平に抗議してテロ行為をしたという。

しかし、実際に三菱重工爆破で死んだ労働者は搾取していた人ではない。

刑務所で年月を経て、体が不具合になり、苦しみを体験すると死者たちの気持ちがわかり償いの気持ちが生まれ、自分の考え方の過ちに気がついたという。



 
 美しければ何もかも得られると思いたかった女優も権力があれば何をやってもいいんだと思った政治家もやはりそれ相応の報いを得たのだった。

☆☆☆
 俳句を結婚の祝いの席で葬儀の悲しみの席で詠んで残した井月は、言葉を祝う人という意味の「ほかいびと」らしい。

 何も持たなかった強さ。潔さ。美しさ。

 生き方を考えさせられた。