栖鳳のビデオを美術館で観る!今日の学び。
栖鳳の名を知ったのは上村松園の伝記。
栖鳳は大変恵まれた人だ。若いうちから評価され、実家は料亭だというから経済的にも困
1900年のパリ万博には夏目漱石にも行ったようだが、あの当時で17国も美術館を回
しかも、男気のようなものがあり、最近見つかった若い娘の働く姿の軸を観ても、人とし
彼は天才というか屏風などに対比する静と動とか、シンプルと複雑とか西洋の写実に墨絵
完成度は若いときから高く、多くの京都画壇の画家を育てたそうだから、心も大きい人だ
第一回の文化勲章受賞者。
晩年はより日本画的になっている。
若いときは多様な絵の宗派を取り入れて批判もあったという。
やはり、強い人なのだろう。
☆今日は朝からオリンピックのニュースばかりで、主人がチャンネルを回して「日曜美術
☆竹橋の後に六本木に出てアメリカのポップアートとドイツの写真家の展示を新国立美術
☆9月8日は聖母マリアの誕生日で祝日であるので、やや豪華なランチをいただきながら
親の後を継ぐべく兄が芸大に行き、弟は諦めて親の仕事をついで中卒で働いた。
兄に贖罪の気持ちが働いたのかもしれない。
☆個人的に、田中一村(いっそん)の「賃金はできるだけ安い方が良い。」という考えに
これは本能かもしれない。
あぶく銭や不当な高収入は心を堕落させるのだ。そう言うことが体でわかっているひとが
☆今日は色々なアートをたっぷり観れて本当に良い日だった。
図録は「栖鳳」は買わなかったけれど、六本木の2つの展覧会のを買ったので、一冊35
帰りは雨がひどいどしゃ降りで、バスに乗って来る人たちもびしょ濡れだった。
図録は長野に明日送ろうと思う。
アートと言うのはでたらめなようでも、実は厳しい真実の道理に営なわれている。
誰かを犠牲にしてはいけないのだ。
中卒の人であろうとも心が正しければ普遍のアートが描け、認められる。
まだまだ、世の中は捨てたものではないのだと安心。
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