October 20th, 2013

「女性画家 10の叫び」を読み終える。


☆作者の堀尾真紀子さんの本は家にもたくさんあることがわかりました。

 

フリーダの本や女性アーティストの本が多いそうです。

 

芸大、大学院を出てフランスの工芸大学に留学し、NHKの「日曜美術館」の三代目司会者でご主人は東大名誉教授、男の子と女の子の母親であり、現在は文化学園の造形学部長の教授だそうです。

 

お写真を見るととてもきれいなかたで、筆致もやさしいですね。

 

芸大中はデッサンをよく描いたとありますが、今は絵を描かれているかどうかはわかりません。本を書くことや美術評論文を書くことが主なのかもしれません。

 

☆この本の10人のうち、レメディオス-パロは知らなかったです。ニキ-ド-サンファルのことは作品はよくみますがその人生のことは知らなくて、ティングリーの奥さんだとは知らなかったです。前夫とのあいだに男女の子供がいるそうです。

 

お二人とも美人でニキさんはモデルとしてファッション雑誌の表紙を飾っていた貴族で親や権威への反抗はお二人とも共通です。

 

☆10人の女性画家のうち、生涯独身だったのはメアリ-カサットと桂ゆき。

 

実力者ですが、祖国アメリカでは認められなかったようです。フランスに滞在していてドガとはよき理解者だったそうです。

 

☆フリーダとケーテ-コルヴィッツは共産党で、いわさきちひろも日本共産党で、戦争や貧困問題に視線が行っている。

 

身近な人の死やフリーダは小児麻痺の障害や交通事故による肉体の苦しみから生涯解放されることは無かったので、絵を描くことが救いにも使命にもなったのでしょう。

 

☆三岸節子、桂ゆき、小倉遊亀、いわさきちひろは日本人の画家で、日本の画壇では、誰でも知っている著名な画家です。

最近、絵を描き出した私ですので絵を観る目があるのかどうか、三岸さんや遊亀さんの著書はたくさん読んでいるのですが実物の絵はあまり観てないです。
 
いわさきちひろのドキュメント映画や美術館には訪ねたことがあるので製作背景のことは知っていました。

 

桂ゆきは名前は知ってましたが、個人的にあまり関心がない人でした。東大教授のお嬢さんということですから、知識人に恵まれて育った幸せな方だったのでしょう。

 

☆レメディオス-パロの絵を検索で観ましたが、とても個性的な世界を持っておられたスペインの画家で、パリからメキシコ、ベネズエラと戦時中も男性パートナーを変えながら放浪者のように旅するのは女性でなくても大変だったとおもいます。しかし、晩年に絵に専念できることができ、たくさんの作品を産み出せたのはやはり美の神に愛されていたのでしょう。

 

☆ケーテ-コルヴィッツのデッサンのうまさは、もうためいき。

 

上田の個人美術館で作品を見たことがありますが、ドイツでもっとたくさ観たいものです。

 

☆どの作家も成功者なので、優秀というか環境にも出逢いにも恵まれた方ばかりです。

 

それでも男社会の中で、古い慣習、親の世代の価値観から自由となるために苦しんで克服して来たのは、先達としての使命を果たしてのこと。

 

それは才能あるものは開花するのが義務だということも書かれてましたが、自覚されていたのでしょうね。

 

☆今日のように社会に理解されるようになると女性の画家は、かえって苦しみが増えるのではないかと思います。

自然の脅威。

こちらも雨です。

 

  黒姫駅までいくシャトルバスもスキーのシーズンまではなくなり、カメムシの多さを思うと、今年の冬は大雪が予想されます。

 

連日の台風の目被害情報や東北震災の復興の様子を見ていると、自然というものは人間の身には敵わない力を持っていると痛感させられます。

 

☆残念ながらよ警報ではなく個人判断で逃げた方たちが助かってます。

 

生きるのには自己責任の判断力が必要とされています。

 

☆私も昨日、薪をインターネットで頼みました。昨年、足りなくなってしまったので、少し多目で2万円になりました。

 

自分なりに節約を心がけているのですが、命には代えられません。 ☆夏の衣服は洗濯して乾いたものから収納してます。 朝顔の種も晴れた日に摘んで、グリーンの棚も解体して地下にしまいましょう。 外にガーデン用の手袋を出しっぱなしにしていて濡れてしまったので、今、洗濯中ですが家の中をきれいにするのは大変で 片付けものも多いです。

 


 

お昼。

☆冷蔵庫の中も片付け中。 今日のゼリーはオレンジで昨日のはグレープフルーツ。 山芋もこの間買ったのが、半分残っていたのですってとろろかけにしました。 今夜は夕顔、別名冬瓜のお刺身を作ってみようと思います。

北斎に消された男。


きれい!

☆この人は上手い。
畳屋さんの子供だったようだ。

 

この人の研究者は北斎を嫌いな人が多い。

 

北斎はこの画家のアイデアをずいぶん自分のものにして発展した。

 

鍬形けい斎の作品目録はあるが、作品の多くは残っていない。

 

☆絵の世界の厳しいとことは、時代に残る画家は多くはないと言うことだ。

 

そして、今日の北斎の世界的名声を覆すには余りにも絵が足りないと思うことだ。

 

☆前に横山大観に時分の祖父が殺されたと言う本を読んだことがある。

 

しかし、その著者が名門大学の教授であってもすでに二人とも鬼籍に入り、絵死か残ってないのであるから、どこか負け犬の遠吠えのように見えてしまう。

 

☆実際に自分が生きるために殺すと言うことはたくさんある。

 

何も刀やピストルを使わなくても、絵を描かせないようにすれば絵描きなら殺したと言うことである。

 

☆子供社会の苛めでは自殺まで追い込むではないか?

 

それと同じことが絵の畑にはたくさんある。

 

☆若い人のtweetで、最近読んだが現代美術か公募画家か大きく分けると二つの道があり、公募画家の道では主催者との愛人関係がないと生き残れないと書いてあった。

 

私が20歳のころ、モダンアート展で入選した折、審査員から「新人賞をあげる力が自分にあるがよね今夜は帰れないと思いなさい。」と某国立大学教授から言われたことはよく書くが、「美術畑と言うのはつまらない世界だな。」と思ったのを覚えている。

 

それで、公募の世界はさっさとやめて自主企画で個展形式で生きてきたのだが、今思うとこれは正解であった。

 

有名が画家でも自己資金で自分のアートの公園を作ったと言うが、これは王道だと思う。

 

☆北斎の絵はほとんど先行者の模倣からなっていると鍬形けい斎は言う。先行者より、よりどぎつく描くので大衆から大受だったという。

 

それで鍬形けい斎のファンは品があるから、けい斎の方が好きだと言う。

 

他人のアイデアを上手に自分のものにする人も山のようにみてきた。

 

丸ごと2年がかりで集めた資料を横取りされたこともあるし、誠実や熱意の報酬も横取りされたこともある。

 

しかし、それも自分の品位が選んだことだ。

 

ほんとうのところは、人間にはわからない。

 

生まれや境遇にある哀れさを感じ許すしかない。

 

 

北斎は画風癖あれども、その徒のつわものなり。

 

中略

 

北斎はとかく人の真似をなす 何でも己が始めたることなしといえり

☆けい斎の柔らかさは北斎の滑稽さを上回る。

北斎より上手いと思う。
ちょっと一茶の絵に似ている。

 

源氏も描いている。
より、洗練されている。

こんなに簡素に描けるなんて!

☆前に豆本展をやっていたときに、年輩の紳士が現れて「こう言うことを初めてやったのはあなただよね。」と言った。

 

こういうことと言うのは、可愛い系と言うか、女性の細やかな綺麗豆本と言うかである。

 

千代紙を小さく切って、封筒の〆に使っていたが、今は市販でたくさん売られている。誰かも同じことを考えていたのだろう。

 

☆私はコテージでなるべく澄みきった心でいようと思っている。

 

でも、絵は描かないとね。