December 14th, 2013

おずるは滅びる!


盗作して自分のものにして利益を得る人は多い。

 

しかし、ずるの付けは大きい。

 

☆私の中学高校大学の同級生であったH子の母親は府立第一高女を首席で出た。

 

首席で出たH子の母親は見るからにそつのない賢婦人に見えた。

 

ある日、賢婦人であるはずのH子の母親は娘の定期券を使って捕まって多額の賠償金を支払ったと言う。

 

H子の叔父は日本画三山の一人であって芸大教授であり文化勲章受賞者であり、日展の審査員だった。

 

H子の家に呼ばれて遊びにいったときに、H子は画室で叔父の描いたA4のカラーで描かれている絵を拡大して日本画顔料で描いていた。

 

勿論、H子の母親も父親も知っていただろう。H子が日展に入選する度に、母親は喜んでご近所に招待券を配ったと言う。

 

私がデザイン科を出て名も無く、地道にこつこつと制作に励んでいた頃、H子は賛美と栄光に輝いていたはずだが、現実には銀座に開いた画廊も半年で潰し、結婚生活も3ヶ月で終わり、その年のうちに自殺をしてしまった。

 

37歳の時だった。

 

その頃、私は2歳の子供を連れパリで個展をしていた。何のバックグランドもない私は自分で暗中模索をしてきたが、フランスの人は評価してくれた。

 

☆頭が良くて努力家で首席だった彼女の母親は、ずるしても勝つことを教えたのだった。

 

H子も勉強のことをいうなら、成績はよかったにちがいない。洋裁の宿題も母親がやっていい点をとるのだと言うことを普通に話していた。

 

しかし、ずるしても勝てない日が来る。

 

自分のやった不当な利益に復讐される日が来る。

 

これは、かなり正確ではないだろうか?

 

☆ずるは早目にばれた方が幸せである。

 

東京芸大デザイン科3年生の長谷川笙子さんが昆虫写真家のすでに出版されている本から殆ど模写またはトレースして画集を出した。

 

出版された翌日には写真を撮った人に知れることとなった。

 

長谷川笙子さんは直ぐに、その本を見たことを認め印税を写真である原画を作った人に印税を出して本の出版中止を願うと宣言した。

 

しかし、話題になって売れている出版社は盗作ではないと言っているのだ。

 

お金儲けのために。

 

☆若者はなぜか努力もせずに他人のものを取ることが格好いいと思っている。

 

☆彼女はなぜ「自分一人で作った」と嘘を強調したのであろう?

 

それは、むしろ後ろめたさの裏返しであろう。

 

☆私はいつも言っているように、11月になって美術大学に行くことに決めたので2ヵ月の受験勉強しかできなかった。

 

東京芸大の存在も知らなかったし、当時は9月に能研と言うのがあってそれもうけてないわけで受験すらしなかった。

 

女子美術のデザイン科に行くことになって東京芸大の学生もサークル活動で知り合うことになった。

 

私はごく普通の家庭の娘だが、この東京芸大の学生たちには驚くことが実に多かったのである。

 

☆借金があったようで、女性からお金を出させる為には脅かす(差別とか人類愛がないとか)騙す、万引きをすると言うのも聞いた。何か芸術のためには其が許されていると思っているようだった。

 

そして、生意気なことをいえば、彼らの作品がいいとも思えなかった。

 

自分の思い通りにならなかった場合(恋愛や集金)、彼らは罵倒し暴力すら振るった。

 

何だか勘違いしているようだった。

 

「芸大ではお金は女を使って得るように指導している。」と言った学生もいた。

 

女子美術の男性教授は当時は全部は芸大でだったがセクハラ、パワハラはひどいものだった。

 

私は心の底から彼らが大嫌いであった。

 

しかし、彼らの多くは女性に貢がせて踏み台にして社会の成功者となっていつのはザラであったから、そんな純粋ぶった繊細な神経は愚かな事と思っているようだった。

 

☆この長谷川笙子さんへの非難から、東京芸大の学生がこのレベルかというものが多かったが、私にとっては「金出せ。」「食事は誰でも奢ってくれる。」「自分の母親が死んだから同情してくれ。」と言う人ばかりで、こんな程度にいつも思えていた。

 

人の手に勝手にキスして嫌な顔をすると殴りかかってくるようなレベルだった。

 

☆私が女子美術大学卒業で損をしたか得したかどうかはわからないが、自分の経験では学歴は要らないアートの世界だった。

 

当時のヒーローの横尾忠則は高卒だったのだ。

 

☆長谷川笙子さんへは退学にさせろとか最後は自殺かまでインターネットで炎上しているが、彼女は現代の愚かしい幻想を体現してくれた時代的必然だったと思う。

 

福島の女の子。

 

そして、憧れの印税生活。

 

若い時はそんな夢のようなことも考える。

 

個人的に愚かだけれど世の中の歪みの映しだとしか思えない。

 

お調子に乗っただけだ。

 

☆私も他人事でない。
アートを全く独創性で生むのは至難の技だ。

 

☆35年も前に資料を全部盗んだoも、著作権侵害の時効は20年というから、もう訴えられることはなくセーフだ。

 

しかし、ずるをしたと言うことは正確にカウントされているのだ。

 

それと同じように、働いた分はまた天国に貯金されているのだ。。

 

oも同じ年齢であるから66歳だ。

 

人間は墓場に入るまで判らないものだ。

 

☆自分も清濁色々とやらかして生きてきた。

 

どんな判定も受け入れるしかない。

 

☆私を裏切った人の多くはもうこの世にいない。平均寿命にまで行かずにだ。

 

何もしてないが、「軽蔑しないで。」「馬鹿にしないで。」と言って来る人もいる。

 

神がやはり当人に教えているのだろう。間違っていますよと。

 

ずるには完全犯罪はない。
そういうことを教えるために今は長谷川笙子さんがバッシングされているのだ。