September 15th, 2014

「天使界」豆本 その2.

虹のきざはしから
あなたを
慰めるために
胸に天使の涙を

 

真珠を置いていく

 

私たちは
何もかも知っている

 

争う人の愚も

 

平和を愛す祈りも

 

音楽や絵に託し

 

光を照らす

 

悪よ。退け。

 

真理は何よりも強く

 

永遠

☆文章も絵も変えていきます。

敬老の日のワーク!

午前中に豆団扇5枚!

 

☆この本は京都市立美術大学を出た作家が書いているので、美術世界のことがよく書かれてます。

美術の世界は才能のある人、やる気のある人は多いと思うのですが、心正しく、日々の糧を謙虚にこなし、それを拍手で迎え、王道が開かれているほど甘い世界ではありません。

 

テレビ化もされたようですが、貧しい兄と妹が親の亡き後に、助け合って健気に生きています。

 

☆美術学校はお金がかかると言われてます。

 

美術学校に行かなくても画家にはなれるんです。

 

でも、たぶん、劣等感が一生つきまとうかもしれない。

 

それで、絵の才能のある妹に貧しいからと言って美術学校を諦めさせたくないと兄は考えた。

 

そして、京都の名門国立美術大学に妹は受かる。

 

兄も妹もどんなにか嬉しかったでしょう。

 

働いて、バイトをさせれば通える。国立の授業料は安い。

 

☆しかし、前途に希望が見えた美術大学を出て、妹は自殺してしまう。

 

なぜ?

 

なぜ?

 

兄は突き止めたいと思い、美術の世界を知ろうと勉強する。

 

☆横道に話はそれますが、山口淑子さんが亡くなりました。94歳。素晴らしいですね。

 

私が20歳頃、モダンアート展に入選したときに、審査員であるのであなたに新人賞をあげることが出来ると都美術館に葉書で呼び出して、「今夜は帰れないよ。」と言った某国立大学教授は彫刻家でしたが、奥様は山口淑子さんの妹だと言ってました。イサム・ノグチの奥さんであった山口淑子さん。美術でいきようと思う学生だったら、国際的なアーティストに近づくいいチャンスだと思うのでしょうか?

 

私は「今日は大事な電話がかかってくるので家に帰らないと。」と、断って以後、モダンアート展に出展してないのです。

 

女性の美術学生にはこのように大きな誘惑がたくさんあります。

 

この本の女性の美術画家は経済的に困っているところを足元掬われたそうです。

 

☆お昼。無花果はとても美味しかった。姑の庭のなので食べさせてあげれば良かった。

☆この本に出てくる最初のシーンは中年男性画家の自殺です。崖から日本海に飛び込んだ自殺だと思われる。

 

「贋作」で検索したら、この本が紹介されたのです。

 

大きな贋作組織が出てきて、独特の絵の売り方やマスコミ対応が書かれていて、「ふーん」という感じです。

 

次々と秘密を知っている人が殺される。

 

☆死んだ中年男性画家は過去には受賞歴のあるような丁寧な技術力のある画家である。

 

2 、3の受賞歴では食べていかれないのか?

 

それで、経済力のある女性が必要ということなのか?

 

☆特定の名を出さないが、政治家の贈答品専用の画家がいて、いつで画商が買い取ってくれると言う。それは、現金では問題の贈与も絵のプレゼントならごまかせるというもの。

 

まだ重症の咳き込み風邪で、この本を読んだときも朦朧としていたので、よく覚えてない気もするが、ウンザリという感想であった。

 

国際的には評価されない日本特有の価値の中だけで生きる日本画かという形容も出てきたっけ。

 

淋しい。