October 12th, 2014

青春を再び迎えている感じ!


Y子さんの誘い!

 

私が大学生の頃は寺山修二や唐十郎、横尾忠則、野坂昭如、三島由紀夫、黒川紀章、宇野亜喜良等が活躍してとても面白い時代でした。

 

学生サークルで講演ゼミナールを担当していた私は、横尾忠則や宇野亜喜良にアニメを借りるためにオフィスに訪れたりして、薔薇の花束を持って行ったり、楽しい日々でした。

 

手で狐を描いたよくあるシルエットのパターンですが、年賀状も頂いたりして捨ててしまったのか、今は無くなったのが残念!

 

多分、私は「ブリキの太鼓」のオスカルのように時代の証人なのでしょう。

 

貧乏な劇団のポスター等描いて、謝礼は映画のチケットだったりで、今もそうだけど、青春の只中でした!

唐十郎の紅テント!

出てくる主人公の名が2人ルイコで絵の出てくる話。 あまりにも「るいこ、るいこ」と言うので、なにかに引っ張られて観に来たのかなあと思った。 明治大学の校舎の間の空き地に建てられた紅テント。 古く草臥れている紅テントのなかに、蓙が敷かれていて靴を脱いで座るのだけど、私たちは低い縁台に座った。 唐組の役者たちは、切符のもぎりも席案内もするのだが、客は礼儀正しく列をつくって並ぶ。 ☆視覚的な貧しい裏道に住む元紙芝居作家も紙芝居の墓も紙芝居の絵も、質のいい劇画を見ているような楽しさ。 役者たちは、満面一杯の笑顔の介護スタッフの始めから、実はカード詐欺、オレオレ詐欺のような悪巧み軍団の実像迄、とても上手に演じる。 時代性。 人間の真実。 失われた世界への敬意。 ランドセルを背負ったおじさん。 娼婦のような黒いシュミーズを着た女。 ほっか弁当屋が土手で摘んだつくしをだし醤油で煮込んで載せるのだが、毛虫だと思ってしまう使い捨てのコンタクトレンズのセールスマン。 使い捨てのコンタクトレンズが見た世界への敬意で、使い捨てレンズを捨てられないと言う情緒的な価値観。 教会が出て、牧師(神父?)が出て、結婚届けも離婚届けも出てくる。 それが虚偽だと言う展開。 映画の看板屋の群青への拘り。 懐かしくて、誠実な、リズムのある唐十郎の世界。 オシメをする老人の汚れも語る。 真実も隠さない正直さと。 メリーゴーランドの白馬も引き、名画のポーズを取って乗る紙芝居の絵からの少女。 とても絵画的。 そして、音楽も楽しい! 台詞のリズムも!


☆2006年初演の作。 紙芝居の絵。 紙芝居屋。 盗難カードの下ろし屋。 老人介護社。 ほか弁当屋。 映画の看板屋。