☆ 昨晩、読み終えました!
生きる勇気。
14歳で誤診による盲腸手術のあと1週間で川を渡り母親と北朝鮮から出る。
川が凍り、監視人に賄賂を払い、導き手が時を選ぶので、その日しかないということだっ
た。
中国にわたるまえに、父親は密輸をして犯罪者として刑に処していたが、遣り手の商人だ
った父親に連れられ、愛人のいるソウルに彼女は1か月くらいいったことがある。
豊かな清潔なビルの建ち並ぶソウルに彼女は驚嘆している。
農村の彼女の村は貧しく配給もなく、人々はチクリ合い恐怖と飢えの中に居たのだ。
腹の傷を抑え渡った中国で、女性はすぐレイプされる。
母親は彼女は病気たからと、代わりに自分をと身を投げ出す。
14歳の年齢を16歳と偽り、母親は逆に若い年齢にして、人身売買の市に出される。
農村の嫁や障害者の嫁に北朝鮮から逃げてきた女性は売られる。
母親と娘は同じ家に売られたかったが、そうはできなかったが、携帯で連絡はとれるよう
にした。
14歳の娘は暴れ、噛みつき、抵抗しレイプからまぬかるたが、それでも飢えからレイプ
される。
それからも拉致されやくざのボスの愛人にされそうになるが、比較的ましだった彼女の買
い手が、助けだし、母親との連絡や姉探しや父親の脱北を手伝う。
彼女は中国を脱出するため、いかがわしいネットの電話で働き、そこから母親とモンゴル
経由で韓国に向かう。
キリスト教会の命がけの手引きや必死な氷点下30度のモンゴルの国境で暗闇を逃げたり、同
じグループのわずかな方向感覚違いが生死を分けたのだった。
韓国に入ってからは、14歳までしか教育受けてなかった彼女は、2年の学習で名門大学
受験に成功する。警察に関する専攻で、誰もが受かるとは思わなかったが、受かり、成績
も段々上がる。
アメリカに渡り、脱北の講演をすると世界中からメールが来る。
今はコロンビア大学で更に学ぶ準備中。
韓国からの電話で、姉が見つかり、父親も脱北に成功し、末期のガンでなくなったが、親
子の対面ができる。
作者は、子どもの頃は学校ではできない方だったと言う。成績順で席が決まり学校にいく
のが嫌だったと言う。
子どもの生きる力をどう養うか?
運なのか?
私は北朝鮮の情報操作社会に驚いたが、日本も、そう自由とは思えなかった。


青森美術館5ミッフィー展で買いました!
白いのはTシャツ。
黄色と白のは手拭い。
棺桶ミッフィーのおじいちゃん!

