すべての民が王冠を被っているチューリップ国の王子が、お掃除大好きな箒をスカ-トに
掃くことが大好きなラナキュラス王国の姫に、提案をしました!



地球は民の愚かな争いの果てに、神はコロナと言う名の悪魔👿の手下に老いるものも若き
ものも、南国の民にも北国の民にも、余すところなく蔓延らせ、怪しい病で身動きできな
くなってます。
素朴な民の日々の暮らしが営むこともできず、旅を楽しむことも、音楽や絵画の鑑賞にも
足止めを政府は言い渡しているようです。
子供達は学校に行って学ぶこともできず、生活のために働いている、親たちも、感染を怖
れ、人と握手することも、ハグすることも、励ましや労りのために、背中を触ることも、で
きなくなりました。
地球の民は、この場に及んで、感染を防ぐマスクを買い占めて暴利をむさぶって恥じない
者も、コロナ👿に犯された者の一部は、移してやると言って、無防備の民に向かうものま
でいるというのです。

もう、私は、我慢できません。地球が滅びに向かっているのは。

私には、あなたの掃き浄めた地球の民のチリ、アクタを集め、宇宙のゴミ箱に片付ける力
が有ります。
地球が浄化できれば、地球の民の眼が開いて、汚れた思想や行動に懺悔して、心を改める
こともできるでしょう。

そのために、どうかあなたのドレスのスカ-トを地球を掃き浄めるために、舞って翻して
は、くださらないですか?
あなたの白いドレスは、地球の民の穢れのために、汚れるでしょう。
あなたは、疲れ果てて、もう快復できないほどに、傷むかもしれません。
しかし、私も王冠👑をいただいたチューリップ国の王子です。あなたがどんな姿になって
も、責任を取って、貴女の頭上にも王冠👑をもたらします。
ラナンキュラスの姫は、か細い繊細な花弁のように膨らましたドレスのスカ-トの部分が
特にご自慢でした。
歩けば、その後に香しい浄めと愛らしい足跡が花弁の襞に隠れて、誰もがうっとりとする
余韻を残すのです。
あの問題児の地球の民は罪に覆われ、自力で立ち直ることも危ういと思われます。
ラナンキュラス国では、誰もが譲り合い、その鏡のようなそれぞれの美しさを愛であい、平
和で愉しい日々の暮らしが永遠に続くのです。
チューリップ国の王子は、宇宙の落ち零れの地球の民を、神様が絶望的に思われ、抹殺す
る日も近いのではないかと思い、そんなできの悪い地球の民であろうと、宇宙から消えて
しまうのを嘆いていたのでした。

「貴女にしか、頼めない。貴女にしか、できない。あそこまで堕ちた地球を浄化して、目
を覚ますことができるのは!」と懇願しました。
ラナンキュラス国の姫は、流石に、神に愛されたもの。
外見のドレスや美しい容姿に拘って生きてるわけではありません。
その姿は、心の写しで、けっして、執着しているわけでもないのです。
「地球の想念は、怖いくらいです。憎しみ怒り。私達の星には無い感情です。私には、勇
気が必要です。」
「本当に!私も貴女の掃いた後のチリやアクタを、受け止めるのに、勇気が必要です。」
そのために、神の加護を求めなくては!
援軍が必要です。
私達のためと、地球の滅びを防ぐために、大きな祈りを捧げる星たちの。
地球からも、神を讃美する者たちと小鳥たちの祈りが捧げられました。


「私、やってみますわ!」
「この箒のスカ-トは、神様がそのために、贈っくださったものですから。」
「私も待ってます。貴女さまが集められた地球の民のチリ、アクタを全生命をかけて受け
止め、宇宙の果てのゴミ箱に運びますとも。」
姫の歌!
「コロナ👿よ。コロナ👿!」
「地球から出なさい。」
「あなた達の星も、神様は用意して下さるはずです。」
「私はあなた達コロナ👿を、厭う者ではありません。」
「あなた達コロナ👿も、宇宙にいる大切なメンバーの一員。高みに向かって、歩む同志で
す。
コロナ👿達は、地球の民より美味しいものを知らないのですか?」
地球の民には、奢りが有ります。贅沢な暮らし。貧しい者でや病めるものに鈍感な心に。神
様は胸を痛めてますが、あなた達コロナ👿も、病で果てる度に、嘆き悲しむ地球の民の痛
みに、喜んでいるのは、神様が許すはずのない悪行です。
私もかつて、鈍感な娘でした。与えられている特権に感謝もせず、弱い者達の弱さは自分
には無いと思っていました。
しかし、神様はすべてをお見通し、私に足りなかった謙虚さを学ばせるために、私のドレ
スを掃除に必要な箒としたのです。
屈まなければ、掃除はできません。
宇宙の民は、誰でも、抜きん出ることも、独りだけ幸福であることもできないのです。
私達、宇宙の民は、いつも試されてます。
自分にできることをしたのか?





