June 23rd, 2020

15 度から23度。降水確率40%!

6時に起きる。












絵の具がついていた!
乾いているが。







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1時40分の北しなの鉄道に乗る!
20分遅れ。
長野30度!
3時には帰れたが。



 若い時に観た映画だけれど、今回観れて良かった!

 「シェルブールの雨傘」のタイトルは、主人公の16歳のジェネヴェ-ブの母親の傘屋さんからきているのか?それとも、天気のように当てのない人生の雨傘のように守ってくれた恋人の思い出がシェルブ-ルにあったということなのか?

 スウィ-トシックスティ-ンの恋する娘は美しい!

 20歳の貧しく車の修理工場で働く彼。

 若者のデ-トは、微笑ましい。1964年制作の映画!観劇、ダンス、食事、彼の部屋。
 傘屋お手伝ってる彼女は彼と結婚をしたいが、母親はまだ早いと言う。

 父親のいない家庭のやりくりは厳しい。税金の請求が来て母親はねっくれすを宝石やに売りに行く。

 娘のいる家庭は身奇麗で、母親も娘もこぎれいなお洒落を心掛け、金持ちの宝石商が苦境を察し、ネックレスを買う。

 修理工の彼には兵役の命が来て、アルジェに行くことになり、2年間は離れ離れだ。

 未来を約束して子をはらむ。

 母親は、世間の厳しさを言わずにはいられないし、手紙もなかなか来ない日が続く。

 宝石商の紳士はパリ、ロンドン、アムステルダムと出張し、多忙だが、ジエネヴィエ-ブに一目惚れし、母親に告白。

 ジェネヴィエイユは、悪阻で席を外していたが、話は聞こえていた。

 妊娠している彼女を受け入れ、自分たちの子として育てようと言ってくれる。

 この映画の台詞は全て歌になっているが、俳優達は歌手でないので、プロの歌手が歌を歌っている。

 話言葉なので、フランス語かやさしく、物語の進行を上手に語る。

 傘屋さんはお洒落で、小さな家だがお菓子のような色で楽しく、生活美を示す。

 カトリ-ヌ・ドヌーヴの着ているワンピースも髪飾りのリボンも色彩が綺麗で娘のういういしさや、美意識がわかる。
 宝石商のプロポーズを受け、結婚式の教会で指輪を交換する。

 パリに住み、シェルブールの母親の傘屋さんも人手に渡る頃、怪我で退役した修理工の彼は帰ってきたが、育ての親の死と、その娘から彼女は既に結婚し、パリに住んでいると伝えられる。

 足を悪くし、やけになった彼は喧嘩して修理工場も辞めてしまう。
 育ての親の娘も、母親の死でアパートを出て行くと言うが、修理工は彼女に一緒にいてくれと頼み、彼女は自堕落な彼を改めさせ、ジェネヴィエ-ュへの気持ちが無くなったことを確認する。
 母親の葬儀が教会であり、かねてからの約束通り、遺産は彼に贈られ、娘と結婚した彼は念願のガソリンスタンドを経営する。

 

 彼は育て親の娘とのあいだに可愛い息子が生まれ、幸せな市民生活を営んでいる。

 6年目のクリスマスイブ、妻は息子とクリスマスプレゼントを買いに出かけ、彼はオフィスでガソリンを入れに来た客を迎える。

 ベンツから出てきた黒い毛皮を着た女性客は、ジェネヴィエ-ブだった。

 黒いリボンでアップにした彼女は、パリに住んでいるが母親が死に葬儀に結婚以来初めてシェルブールに来たのだ。
 
 整備工の彼と愛し合った日にできた娘がクラクションを鳴らして遊び、母親である彼女は静かにしてなさいと嗜める。

 若い日に夢語ったガソリンスタンドの経営者の彼。

 飾ってあるクリスマスツリーが綺麗と褒めると、彼は妻が飾ったという。

 車の窓から彼との間に生まれた娘が雪が積もった窓から顔を出している。

 「あなたに似てる。」と言う。「名前は?」と彼が訊くと、「フランソワ-ズ」と言う。

 若い時に2人で決めた名前だ。

 彼の息子は、フランソワ。

 早く帰った方が良いよ。
クリスマスで混むからと、彼は賢く現実に戻る。

 やがて帰ってきた妻と息子。可愛い盛りの息子との愛のある暮らしが彼にはあるのだ。

 現実に、1人親の厳しい生活を知ってたジエネヴィエイユの美しい母親は、紳士や心優しい宝石商と娘が結婚して、幸せと安心を得ただろう。

 60年代の若い娘は、ほとんどが自立を求めず、母親と価値感を伴にし、生きたのだ。

 戦争で足を負傷した彼も、自分を育ててくれた叔母の娘と健康な幸せな暮らしをしている。

 「あなた、幸せ?」
 「うん、幸せだよ。」

 彼女は見るからにパリ住まいの金持ちの奥様だ。

 母親も宝石商も幸せになった。幼い娘も一生、何の不安もない。

 亡くなった恩人の叔母の娘は慎ましく美しい。彼も恩返しができたのだ。

 約束はしてないが、彼が退役して、アルジェから帰っできたとき、叔母は「是で安心して死ねる。」と言ったのだ。

 叔母は、自分の娘の未来も何も不安がなく、彼に全財産を残して。

 自分の娘がいるのに、生前から彼に全財産を残すと言ったのだ。

 雪のクリスマス。
 誰にでもある青春。

 格差のある恋も若者はひるまず燃えるが、現実に帰る日が来る。

 結婚は現実だ。
 可愛い傘屋さんはお洒落で、素敵な店だったが、現実に税金の請求に応えなければ、生活はできないのだ。

 クリスマスの王冠のはいったケ-キがジエネヴィエイユ当たって、紙の王冠を被ると、宝石商は、「聖母マリアのようだ。」と言う。

 ジエネヴィエイユは妊娠していて、宝石商は知らなかったが、お腹が膨れ誰にもわかるようになると、連絡のない整備工の生死さえ確かでない状況に、宝石商がそれでも結婚を申し込むのなら、本当の愛だから、拒むのは賢くないと、ジエネヴィエイユは決心してたし、宝石商も母親に、あくまで彼女の心があれば、結婚したいと母親に無理強いしないことを言うのだ。

 雪の降るシェルブールのクリスマスイブ。

 「聖母マリアのようだ。」と言った宝石商は、ヨセフのように彼女の子供受け入れ、整備工の彼も育ててくれた叔母に報いる人生を選ぶように運命の運びは流れた。

 ジエネヴィエイユは富に惹かれたわけではない。他人の子を宿している彼女を受け入れた宝石商の真摯な愛を受けいれることが賢い道と知っていたのだ。

 最後に整備工の暮らしの幸せを見せてとっぜん、映画は終わる。

 第17回、カンヌ映画祭でグランプリ。

 普通にある人生の物語。
 夢中になる恋愛。

 たとえ、一緒になれなくても愛する人が幸福であれば、良い。

 神の仕組み。