January 12th, 2021

0度から-6度!雪と曇り!

2時に起きる!
https://youtu.be/QHK2WR5dlhg


原美術館、40年あまりの歴史を閉じるまで。別れのための最後の展示は「この瞬間しか味わえないもの」だった。
原美術館が閉館する。最後の展示がなぜ「光ー呼吸 時をすくう5人」だったのか。それは、原美術館そのものを体現するものだった。
窓から差し込む光と続くように作品が映し出される。
「光ー呼吸 時をすくう5人」展。

「光」、「呼吸」、「時をすくう」--。
これが、原美術館(東京都品川区)の最後の展示テーマになった。2021年1月に閉館する。お別れを言うのに一番の舞台が用意されていた。

大きな木々に囲まれた中に、カーブが美しい白亜の邸宅。
こうした空間とアートが有機的につながっている展覧会だ。

光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像
撮影:城戸保 / 原美術館
光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像 撮影:城戸保
原美術館は、1979年12月に私設美術館として開館した。当時、現代アートは画廊に行かないと見られない時代に、現代アートを牽引する場として注目を浴びてきた。


原美術館は、たんなるアートを飾る箱にはならなかった。
館は、約80年前の1938年に建築家・渡辺仁の設計で実業家・原邦造の私邸として建てられた。

トイレ、居間、浴室、暗室、温室...様々な空間が、作家の作品と溶け合って味わいを出す。
1階のトイレには、森村泰昌の「輪舞」
2階の男性用トイレには、宮島達男の「時の連鎖」
暗室は、須田悦弘の「此レハ飲水ニ非ズ」
浴室は、奈良美智の「My Drawing Room」
最上階にある温室は、真っ白のタイルで覆われたジャン=ピエール・レイノーの「ゼロの空間」
作家たちが、空間の歴史を汲み取りながら徐々に作品を作っていった。


光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像
撮影: 城戸保 / 原美術館提供
光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像 撮影:城戸保
こうした常設展だけではなく、企画展「光ー呼吸 時をすくう5人」も、
どこに行っても成立する作品ではなく、この空間の中でこそ生きる作品群のように思える。
作品とこの空間全体で「生きている」感じがするのだ。

大きな窓からは木漏れ日がさし、葉と枝の陰影が作品に”お邪魔”する。
日が傾き光が弱くなると壁の白が浮き立ち、映像作品の輪郭がシャープに感じられる。
新型コロナ対策で開けられた窓の隙間からは、葉がカサカサと触れ合う音が作品の一部であるピアノの音色に混じり込む。

空間全体が、陽の加減や揺れる枝葉の陰影で、生き物のように感じた。作品が物理的に限定されたものではなく、その先に広がっていく不思議な感覚を覚える。

「ここでしかできない一期一会の展覧会にしたかったのです」と話すのは主任学芸員の坪内雅美さんだ。25年前から原美術館で学芸員とし、海外での滞在期間を除き、原美術館を見続けてきた。

原美術館の正面玄関。陽を受けた木々の陰影が美しい=2020年12月
Miyuki Inoue / HuffPost Japan
原美術館の正面玄関。陽を受けた木々の陰影が美しい=2020年12月
坪内さんは、「空間、光、風に加えて、その瞬間の時間。これらが緩やかに混じり合うことで原美術館の記憶として残るのではないかと思いました」と最後の展覧会の意図を話す。作品に没入することができないので、こうしたものは邪魔になると言う人もいるが、あえてそこにこだわった。

作品と作品の境をはっきりと区切ることもしなかった。「整理しすぎることをしませんでした。見ている人に解釈の余地を与えられる」。混じり合ったところに、今回の展覧会の醍醐味がある。

光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像
撮影:城戸保 / 原美術館提供
光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像 撮影:城戸保
原美術館の閉館の大きな理由は、約80年たった建物の老朽化だという。エレベーターはなく、階段のてすりも低く、ユニバーサルデザインやバリアフリーには対応できていない。旧来のデザインを生かした建て替えも難しい。時代が経つにつれ作品も大型化し、間口が狭い現状では対応できないものも出てきた。そのため、開館40年をめどに閉館
原美術館の閉館の大きな理由は、約80年たった建物の老朽化だという。エレベーターはなく、階段のてすりも低く、ユニバーサルデザインやバリアフリーには対応できていない。旧来のデザインを生かした建て替えも難しい。時代が経つにつれ作品も大型化し、間口が狭い現状では対応できないものも出てきた。そのため、開館40年をめどに閉館することになったという。

閉館後は、常設展の一部と、所蔵品は「原美術館ARC」(群馬県渋川市)に移る。

最終日の2021年1月11日、これまで約40年してきた通り、扉はひっそりと閉める。
坪内さんは、「終わりではないです。次の時につなげるという思いがこの最後の展示のテーマでもあります」と話している。

【ハフポスト日本版・井上未雪】

今井智己 ©Tomoki
今井智己 ©Tomoki Imai
今井智己 ©Tomoki Imaiの作品。「9年前の大惨事の記憶が薄れていく中で、どう今に”引き寄せる”か。今回のテーマの”時をすくう”、つまり記憶することにも繋がると思いました」と学芸員の坪内さんは話す
    ◆     ◆
美術館からのお願いは、公式サイトに示されている。
コロナウイルス感染防止のため、原美術館の入館にはサイトからの事前予約が必要だ。最終開館日の2021年1月11日までの予約は既に定員に達している。
原美術館の敷地内へは観覧者だけが入ることができる。予約のない人は敷地内に入ることはできない。周辺は住宅地のため、周辺道路からの見学や撮影なども遠慮して欲しいという。

原美術館の庭を舞台にした佐藤時啓の「光-呼吸」2020 ©Tokihiro
佐藤時啓 光-呼吸 ピグメントプリント 2020 ©Tokihiro Sato
原美術館の庭を舞台にした佐藤時啓の「光-呼吸」2020 ©Tokihiro Sato
城戸保 「光と蜜柑」2019
城戸保 ©TamotsuKido
城戸保 「光と蜜柑」2019 ©TamotsuKido
光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像
撮影:城戸保 /原美術館提供
光ー呼吸 時をすくう5人 展示風景画像 撮影:城戸保
2021年1月に閉館する原美術館のテラス。カフェ「ダール」も人気だった。
撮影:渡邉修 / 原美術館提供
2021年1月に閉館する原美術館のテラス。カフェ「ダール」も人気だった。
井上未雪/Miyuki Inoue
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アートとカルチャー 閉館 宮島達男 奈良美智 森村泰昌



大雪で渋滞した国道8号。手前は自衛隊員=福井県坂井市で2021年1月11日午後0時1分、本社ヘリから木葉健二撮影
 大雪の影響で福井県の北陸道で発生した車の立ち往生は11日深夜、全て解消した。中日本高速道路によると、自衛隊などの作業の結果、上り線丸岡インターチェンジ(IC)―金津IC間に最後まで残っていた二十数台が救出された。これで北陸道や東海北陸道などで発生した立ち往生は全て解消されたことになる。

【北陸大雪】立ち往生するトラックの列
<立ち往生の運転手らに無料でギョーザ 福井の王将>
<雪はいつ?どこで? 週間天気予報>
<全国の天気予報>
 9日以降、…


特集 大雪への備え~雪害では、どのような災害が起こるのか
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雪害(雪による災害)にはどのようなものがあるか
日本では、国土の半分以上が豪雪地帯(※図1)に指定されており、約2000万人もの人々が豪雪地帯で生活を営んでいます。

図1 日本の豪雪地帯
雪害には、地域住民だけでなく、冬山登山やスキー、観光などで豪雪地帯を訪れる多くの人々が被害に遭っています。

雪害の代表的なものとしては、雪崩、除雪中の転落事故などの豪雪地帯特有の災害のほか、路面凍結などによる交通事故や歩行中の転倒事故など、豪雪地帯以外でも発生する災害もあります。

雪害に遭わないためにも、雪に対する正しい知識を深めておくことが大切です。

※1:豪雪地帯対策特別措置法によって指定されている、冬期に大量の積雪がある地域。北海道から山陰までの24道府県が対象。

1.雪崩による事故

①雪崩の発生状況

雪崩災害は1~3月を中心に発生しており、死者・行方不明者を伴う被害も起きています。(図2)


図2 月ごとの雪崩災害
さらに、集落を対象とした雪崩の危険箇所(人家5戸以上など)は全国で2万箇所以上もあり、集落や山間の道路のほか、雪崩災害はスキー場や観光地といった様々な場所で起こっています。(図3)

図3 都道府県別雪崩危険箇所(平成16年度公表)
出典:国土交通省
詳細は、各都道府県の砂防部局までお問い合わせください。

②雪崩ではどのような災害が起こるのか

雪崩とは、「斜面上にある雪や氷の全部又は一部が肉眼で識別できる速さで流れ落ちる現象」を言い、積雪が崩れて動き始める「発生区」と、発生した雪崩が通る「走路」、そして、崩れ落ちた雪が積み重なる「堆積(たいせき)区」からなっています。また、雪崩によって堆積した雪を「デブリ」と呼びます。(図4)


図4 雪崩の名称
なお、雪崩は“すべり面”の違いによって、「表層(ひょうそう)雪崩」と「全層(ぜんそう)雪崩」の大きく2つのタイプに分けられます。(図5)


図5 雪崩の種類
③雪崩災害に遭わないために~雪崩が発生しやすいケースは急斜面や植生がまばらな場所など。気象条件や前兆現象にも要注意!

雪崩はスピードが速いため、発生に気付いてから逃げることは困難です。災害から身を守るためには、前もって雪崩が発生しやすいケースを知っておくことが重要です。日頃から危険箇所や気象情報をチェックし、雪崩の前兆を発見したらすぐに最寄りの市町村役場や警察署へ通報してください。

〈発生しやすい場所〉

●急な斜面

一般的に、スキーの上級者コースと同程度の傾斜が30度以上になると発生しやすくなり、特に35~45度が最も危険と言われています。

●「落石注意」の標識が設置 など

●低木林やまばらな植生の斜面

中高木が密に生えている斜面では雪崩が発生しにくい一方、低木林やまばらな植生の斜面では雪崩発生の危険が高くなります。笹や草に覆われた斜面などは裸地よりも発生しやすい地形です。(図6)


図6 低木林やまばらな植生の斜面
〈発生しやすい条件〉

表層雪崩

気温が低く、既にかなりの積雪がある上に、短期間に多量の降雪があったとき(例えば、1メートル程度以上の積雪の上に30センチ程度以上の降雪があったときなど)
急傾斜で、特に雪庇(せっぴ)や吹きだまり(雪が風で吹き寄せられ堆積した場所)ができている斜面
0度以下の気温が続き、吹雪や強風が伴うとき
全層雪崩

過去に雪崩が発生した斜面など
春先や降雨後、フェーン現象などによる気温上昇時
斜面に積雪の亀裂ができている場所など
〈主な前兆現象〉

①雪庇(せっぴ)
山の尾根からの雪の張り出し。張り出した部分が雪のかたまりとなって斜面に落ちる。

雪庇(せっぴ)
②巻きだれ
雪崩予防柵からの雪の張り出し。張り出した部分が雪のかたまりとなって斜面に落ちる。

巻きだれ
③斜面が平らになっている
斜面に元の地形が分からないほど雪が積もって平らになっている場所がある。表層雪崩が起きる危険。家の裏山などは特に要注意。

巻きだれ
④スノーボール
斜面をころころ落ちてくるボールのような、雪のかたまり。雪庇や巻だれの一部が落ちてきたもので、多く見られるときは特に要注意。

スノーボール
⑤クラック
斜面にひっかき傷が付いたような雪の裂け目。積もっていた雪がゆるみ、少しずつ動き出そうとしている状態で、その動きが大きくなると全層雪崩の危険。

クラック
⑥雪しわ
ふやけた指先のようなシワ状の雪の模様。積もっていた雪がゆるみ、少しずつ動き出そうとしている状態。積雪が少なくても全層雪崩の危険。

雪しわ
〈普段から心がけるべき事〉

市町村が作成、配布するハザードマップによって、その地域の危険箇所を把握しましょう。お住まいの都道府県又は市町村のホームページで危険箇所を確認できます。
気象庁が発表する「なだれ注意報」などの気象情報が出ていないかを確認しましょう。
現在発表中の警報

注意報(気象庁)http://www.jma.go.jp/jp/warn/別ウインドウで開きます
そのほか、自治体から発信される情報をチェックしましょう。
万が一、雪崩発生の場に遭遇したら?……
(全国地すべりがけ崩れ対策協議会「雪崩対応安全ガイドブック」より)

雪崩が自分の近くで起きた場合

流されている人を見続けること。
仲間が雪崩に巻き込まれた地点(遭難点)と、見えなくなった地点(消失点)を覚えておく。
雪崩が止まったら見張りを立て、遭難点と消失点にポールや木などの目印をたてる。
すぐに雪崩ビーコン(無線機)などを用いて、捜索する。
見つかれば、直ちに掘り起こして救急処置を行う。
雪崩ビーコン
雪崩ビーコン
自分が雪崩に巻き込まれた場合

雪崩の流れの端へ逃げる。
仲間が巻き込まれないように知らせる。
身体から荷物を外す。
雪の中で泳いで浮上するようにする。
雪が止まりそうになったとき、雪の中での空間を確保できるよう、手で口の前に空間を作る。
雪の中から、上を歩いている人の声が聞こえる場合があるため、聞こえたら大きな声を出す。
更に詳しくは、全国地すべりがけ崩れ対策協議「雪崩対応安全ガイドブック」
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/349/57/nadaregide,1.pdf 別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます

雪崩に巻き込まれた
2.除雪中の事故(雪下ろしや雪かき中の事故)

①除雪中にはどのような事故が起こるのか

雪による事故の死者の多くは除雪中の事故によるものです。(平成26年度の大雪による人的被害の約8割が雪下ろし等の除雪中の事故。ただし交通事故を除く。)

除雪中の事故は、自宅など建物の屋根雪下ろしや雪かき等の作業中に発生しており、中でも高齢者の比率が高いことが特徴です。

屋根雪下ろし 平成26年度 大雪による人的被害の状況
平成26年度 大雪による人的被害の状況
(注)平成26年11月から平成27年3月31日までの数値のうち、除雪作業中の死者(65人)は全体の死者(83人)の78%
出典:消防庁資料(平成27年4月1日)から抜粋
除雪中の事故はこんなケース、こんな原因で起きています!

雪下ろしの事故の場合、屋根からの転落事故が多く、高齢者や一人での作業中に多く発生しています。

何かあった時に対応できるよう作業は複数人で行うようにしましょう。

●屋根からの転落

雪下ろし中に屋根の上で足がスリップして転落したり、屋根の上の雪が滑り落ちてきてバランスを崩して転落する事故

●屋根からの落雪

軒下で除雪中に落雪で埋まる、落雪が直撃する事故

●水路等への転落

融雪槽に投雪中、槽内に転落する事故(発見までの時間がかかり、死亡に至る例も)

●除雪機の事故

エンジンを止めずに、雪詰まりを取り除こうとして巻き込まれる事故

●除雪作業中に心筋梗塞などを発症

寒い屋外での重労働によって作業中に心肺停止などで倒れる事故

②除雪事故に遭わないために~除雪中の事故を防ぐためのポイント

除雪中の事故の危険を理解し、安全な対策を講じることが、事故を防ぎます。
また、事故は除雪作業に対する慣れや過信、油断が事故を招いています。除雪作業前に事故防止のポイントを確認しましょう。

事故防止のポイント
事故防止のポイント
3.車による雪道での事故

①車による雪道事故はどのような時に発生するのか

降雪時、降雪後には路面の凍結や視程障害(吹雪等による視界不良)による事故に注意が必要です。

こんなときは路面の凍結に注意!

●降雪が1㎝以上の時は非常に滑りやすい圧雪に注意!

非常に滑りやすい圧雪(踏み固められた雪)は、ドライバーから見て白く見え、表面のみ凍ってつるつるの光沢ができ、滑りやすい状態です。
圧雪は降雪が1㎝以上あり、雪が降った後早い時期(おおよそ24時間以内)に形成されます。

滑りやすい圧雪道路
滑りやすい圧雪道路
●前日の最高気温が0℃未満の時はアイスバーンに注意!
アイスバーンは、氷のようになった路面のことで、ドライバーから見て透明又は黒く見え、非常に滑りやすい状態です。前日の最高気温が0℃未満の場合できやすい路面凍結現象です。

●実は滑る!凍って見えなくてもブラックアイスバーンに注意!
ドライバーから見てただの濡れたアスファルトに見えるのですが、実は氷で覆われていて非常に滑る状態です。

この路面状況は、これといって判断する方法がないので、低気温時は「路面が黒く見えたら要注意!」と覚えましょう。
特に、冷え込む夜間や朝方や日陰などは要注意です。

こんなところでは路面の凍結に注意!

●信号交差点

都市部の信号交差点のある箇所では、車が発進や停止を繰り返すことによって、圧雪や凍結路面が摩擦熱で融けて、タイヤとの間に水滴ができるため、路面が非常に滑りやすくなることがあります。

凍結しやすい都市部の信号交差点
凍結しやすい都市部の信号交差点
●橋梁(橋げた)

区間橋梁区間ではほかの区間と異なり夜間には橋の下からも熱が奪われるので、路面の温度が低下しやすく、ほかの路面が凍っていなくても橋の上だけは凍結していることがあります。

●トンネルなどの出入口

トンネルなどの出入口は日陰になることが多く、局所的に路面が凍結している場合があります。周囲が雪景色の場合には、トンネルの中と外での明るさが極端に異なることで状況が見えにくくなることを踏まえ、トンネル出入口付近での突然の路面変化に備え、走行には注意しましょう。
このほかにも、局部的に日陰となる区間では長期にわたり雪が残っていたり、融雪水が流れ込みやすい箇所では局所的に路面が凍結することがあります。

視程障害とは

空気中に浮遊物があると、それによって光が散乱・吸収・反射されて減衰するため、私たちの目に届く光の量が少なくなり、周りの景色が見えづらくなります。 これを視程障害といいます。降雪や吹雪によって雪が舞っている場合も同様に視界が悪くなりますが、霧のような小さな水滴とは異なり雪片は目に見えるほど大きいので、その視程障害も少し異なります。

雪による視程障害が起きやすい環境は……

気温が低く、風速が8m/s以上のとき(高い地吹雪が発生しやすい)
道路の雪堤が高くなっているとき(風速が強くないと低い地吹雪が発生しやすい)
大型車が巻き上げる雪煙(降雪直後で道路上に新雪が積もっていると発生しやすい)
周囲が開けた平坦な地形の道路(吹雪を遮る樹木や建物がない平地)
峠区間や急峻地形の道路(特に標高の高い山地では気象の変化も著しく、短い区間でも視程が急変することも)
視程障害が起きやすい吹雪の中の運転
視程障害が起きやすい吹雪の中の運転
ホワイトアウトとは…

人間の目が物と周囲を区別して識別できるためには、そのコントラストに差があることも重要です。周囲が白一色となる冬の道路では、道路と景色の区別がつけにくくなるため、実際の視程よりかなり悪く感じることがあります。時にはホワイトアウトと呼ばれ、地吹雪などで視界が真っ白になり、他に何も見えない状態になることがあり注意が必要です。

②雪道での車の事故に遭わないためには~雪道での運転のポイント~凍結路面での運転のポイント

●坂道走行

あらかじめ適切なギヤにシフトダウンし、アクセルを一定にしましょう。急ブレーキやシフトダウンは尻振りやスピンを招きます。(下り坂はエンジンブレーキを効かせましょう)

●カーブ走行

カーブの手前で十分に減速してから進入し、カーブ中は控えめな速度を一定に保って走行しましょう。

● ブレーキング

急ブレーキをかけるとタイヤがロックしてグリップを失い止まれません。ブレーキは普段より手前からソフトにじわっと踏んで止めましょう。
※四輪駆動車だからといって過信しないようにしましょう。二輪駆動車に比べ発進や走行の安全性は有利ですが、車の重量が重いためカーブや交差点の手前では十分にスピードを落として走行しましょう。またABS(アンチロック・ブレーキ・システム)がついていても過信しないよう、ABSを作動させずに済むように運転しましょう。

視界の悪い時の運転のテクニック

●吹雪の中での運転はライト点灯、スピードダウン、車間距離!

相手に自分の存在を知らせるため、ライトをつけましょう。前方の車が急に止まるかもしれないので車間距離を十分に取りましょう。

●大型車の雪煙に注意!

トラックなどの大型車が巻き上げる雪煙で視界が悪くなります。すれ違う時や追い越される時はワイパーを早めに作動し、減速しましょう。

●車に雪が付いたら安全な所に止まって落とす

ヘッドライトやテールランプについた雪で、自分の車が相手から見づらくなります。また、ワイパーに付いた雪で拭きが悪くなります。道路から離れた安全な所で雪を落としましょう。

●疲れたり、運転に危険を感じたら休憩を

吹雪の中での運転は緊張の連続です。疲れたり危ないと思ったら道の駅やパーキングエリアなどでゆっくり休みましょう。危険ですの決して路上では止まらないようにしましょう。

アクシデントに対応できる用具を必ず装備しておきましょう

冬道の運転は冬山の登山と同じようなもので、事前の点検・整備と、天候の急変等による様々なアクシデントにも十分対応できるような装備品を必ず装備しておきましょう。

●タイヤチェーン、ジャッキ  ●ブースターケーブル  ●スノーヘルパー

●スペアタイヤ(冬道用タイヤ)  ●スコップ  ●除雪用ブラシ

●防寒具、長靴  ●砂・軍手・作業衣類   ●毛布  ●けん引用ロープ等


4.歩行者の雪道での事故

①歩行者の雪道事故はどのような時に発生するのか~歩行時の転倒にも注意!滑りやすい場所を知りましょう~

冬期間は豪雪地帯に限らず、雪が少ない地域でも、積雪・凍結を原因とする転倒災害が多く発生しています。

転倒災害件数は、降雪量にほぼ比例しており、例年1~3月に集中して発生しています。事故が多く発生している滑りやすい場所を確認しておきましょう。

●横断歩道の白線の上

白線部は、乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。

●車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)

出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。

●バスやタクシーの乗り場

多くの人で踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。乗り場の路面状態を確認しながら歩きましょう。また、歩道と車道との段差にも注意しましょう。

●坂道

坂道は、上るときよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。

●ロードヒーティングの切れ目

ロードヒーティングが切れた所から雪や氷が融けておらず段差ができて、部分的に滑りやすい状態になっていることがありますので、注意しましょう。

歩行時の転倒
②雪道を安全に歩くポイント ~転びにくい上手な歩き方を知りましょう!

●小さな歩幅で歩きましょう

歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。そうすることにより、体の揺れが小さくなり、転びにくくなります。

●靴の裏全体を路面に付けて歩きましょう

つるつる路面では、体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。
また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう。(摩擦係数の高いゴム長靴等)

●その他

転んだときの怪我の予防のために、帽子をかぶる、手袋をするなど、身に着けるものを工夫することも安全対策の一つです。
転びにくい歩き方を知っていても、両手をポケットに入れたまま歩いたり、急いで走ることは危険です。また、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。
屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、足元にも注意が必要ですが、歩く先々の屋根にも目を配り、注意して歩きましょう。特に、暖かい日は要注意です。

■詳しくはこちらから

雪害対策のページ(内閣府)http://www.bousai.go.jp/setsugai/index.html
大雪に対する防災力の向上方策検討会 報告書(内閣府)http://www.bousai.go.jp/setsugai/pdf/h2404_002.pdf 別ウインドウで開きます
共助・公助による地域除雪の取組事例 http://www.bousai.go.jp/setsugai/pdf/h2404_003.pdf 別ウインドウで開きます
防災情報提供センター(国土交通省)http://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/index.html別ウインドウで開きます




記録的大雪で都市機能まひ 高田の積雪244cm ごみ収集休止 小中学校も臨時休校
2021年1月10日 (日) 15:34 – 2日前



新潟県上越市高田は2021年1月10日午後1時時点で、積雪244cmを記録し、240cmを超えたのは「3年豪雪」の1986年1月以来35年ぶり。市内の幹線道路は立ち往生が相次ぎ、市道なども通行不能な道が多く、市は11、12日のごみ収集の休止を決めるなど都市機能がまひしている。市立の全小中学校も12日に臨時休校する。同日、同市などに災害救助法が適用された。

3年豪雪と同等の降雪
新潟地方気象台によると、各地の積雪は安塚で307cm、妙高市関山で195cm。高田の8、9日2日間の降雪量は158cmで、1984〜1986年(昭和59〜61年)の3年豪雪と同等の大雪となっている。

仲町3付近では通行止めにして住民らが除雪作業
DSC_3938

除雪追いつかず交通まひ
市内は幹線道路も含め除雪が追いつかず交通がまひ状態となったことから、市などはエリアメールなどを使って市民に外出自粛を呼びかけた。

国道で立ち往生
国交省高田河川国道事務所によると、国道8号では、9日午後7時頃から有間川付近で大型車両が雪で動けなくなったことをきっかけに、上下線で最大250台が立ち往生した。その後、加賀交差点から下源入交差点にかけても走行不能車両が相次いだ。下源入交差点付近では、糸魚川方面に向かう下り線が止まり、半日以上車内で通行再開を待っているというレンタカー回送中の長野県の男性(67)は「新潟にはよく来るが、立ち往生するのは初めて。さすがに疲れた」と話した。

国道8号と18号が交わる下源入交差点。8号の糸魚川方面に向かう下り線で渋滞が発生(2021年1月10日午前11時過ぎ)
立ち往生1

積雪により片側1車線に減少しているため、18号に向かう車両も渋滞に巻き込まれた
立ち往生2

付近のガソリンスタンドのスタッフは、渋滞する車両を回り、「カップ麺を用意しているので食べて行って」などと運転手に声を掛けていた。

運転手に声を掛けて回るガソリンスタンドのスタッフ
立ち往生3

道ふさがれ背負子で配達も
高田駅近くの仲町や寺町などの市道などは雪でふさがれ、あちこちで車が立ち往生した。南高田町の牛乳販売店の男性は背負子で牛乳を背負って徒歩で西城3の病院まで配達した。男性は「車の走れる道はほとんどないので、これしかない」と話していた。

背負子で牛乳を配達して店に帰る牛乳販売店の男性(寺町2)
DSC_3872

市街地でも雪下ろし
仲町や本町では、多くの住民や商店主らが朝から除雪に出た。屋根には2mを超えるとみられる雪が積もり、下屋の雪を道路に下ろして流雪溝に流す人もいた。仲町の町内会関係者は「これはもう災害。一斉雪下ろしをやってほしい」と話していた。多くの住民らは「毎日でもう体ががたがたで限界」「早く降りやんでほしい」などと連日の除雪作業に疲れた様子だった。

本町2
DSC_3970

11、12日のごみ収集休止
市は道路除雪が追いつかず、交通がまひしていることから、11、12日のごみ収集休止を決めた。13 日以降については、状況をみて検討することしており、「できる限りごみの排出を控えてもらい、自宅でのごみの保管をお願いしたい」と呼び掛けている。

雪で埋まった仲町と本町を結ぶ道
DSC_3869

全小中学校12日に臨時休校
上越市は市立小中学校と幼稚園、保育園の12日の休校・休園を決めた。小学校の放課後児童クラブも開設しない。保育園については、保護者が仕事のため自宅で保育できない家庭もあるため、問い合わせ窓口(025-526-5111)を開設した。10日は午後6時まで、11日は午前8時30分から午後6時まで、保護者からの問い合わせや相談に応じる。妙高市の市立小中学校と特別支援学校も12日は休校する。

直江津中等の入試再延期
県立直江津中等教育学校は11日に予定していた入試を24日に延期した。当初9日の予定だったが大雪で延期した。

上越市などに災害救助法適用
大雪で多数の者が生命または身体に危害が生じる恐れがあるとして、県は上越市、妙高市など災害救助法を適用した。一人暮らしの高齢者などを対象とした除雪費用を市に代わり県と国が負担する。

11日にかけても大雪警戒
気象台によると、11日朝にかけても断続的に強い雪が降る見込みで、警報級の大雪となるおそれがある。11日正午までの24時間降雪量は、上越の多い所で平地で60cm、山沿い80cmと予想されている。

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上越地方大雪続く 高田に「顕著な大雪気象情報」 積雪144cm 3時間で26cm降る(2021年1月8日)
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[暴風雪警戒] 小中学校14校が休校など 直江津中等は入試延期 上越市はHPで情報一元発信(2021年1月7日)
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上越市が6年ぶりに大雪災害警戒本部を設置 7日からの大雪に備え(2021年1月6日)
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『記録的大雪で都市機能まひ ...』をシェア

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https://youtu.be/NsXzmeoyj70

https://youtu.be/V4UIVpQZ56o

https://youtu.be/jN-Rxr91r4s

https://youtu.be/qfaWjNOH5aI


9時に起きる!
娘から電話!卵を買ってきたので5個くれるという。


夕食
たらこ、海苔、昨晩のお鍋には野菜がたっぷりでお食事をしているとk婦人から電話はかかってきた!そうこうするうちに娘が卵を4個持ってきた!
 歯医者に行くので道が怖いと言うのでお金は払ってやるからタクシーに乗るように指示!

空は灰色で雪景色は淋しい。
 晴れの明日迄自宅待機!

 ゴミをクリ-ンハウスまで捨てに行った!
今日は寒い!
除雪車がちょうどきていて、雪を掻いて行った!


https://youtu.be/mcu_tJFx8HQ

https://youtu.be/mcu_tJFx8HQ


 夕飯は海老とチキンのグラタン!

 2階の屋根から長い氷柱入りの雪が落ちて、難所の階段を塞いでしまった!

 歯医者から帰ってきた娘がジュ-スを届けに来た。
グラタンは熱々のままライスと野菜をお弁当箱に入れて娘のコテ-ジ迄届けに行った。

https://youtu.be/PVYt5JdDR3U