Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
ruiico

「紙の月」を読み終わる。

原作とはずいぶん違う映画だったが、原作には心に残る文が。

 


私は私のなかの一部なのではなく、何も知らない子どものころから、信じられない不正を平然とくりかえしていたときまで、善も悪も矛盾お理不尽もすべてひっくるめて私という全体なのだと梨花は理解する。そして何もかも取り出して逃げ出し 今また、さらに遠くへ逃げようとしている。逃げおおせることができると信じている私もまた、私自身ナノだと。

 

行こうこの先へ。

 

☆原作には1996年頃、梨花の同級生たちのそれぞれの危ういバブリーに踊らされたお金で得たい衣服や豪華な食事等で、実を失う女達が描かれている。

 

☆ブランド。

 

誰でも結婚して数年の若いときは 安物の皿やお椀で食事を取り、雑誌に紹介されるような豪華な日常を暮らしているわけではない。

 

ちぐはぐな食器に、少しでも安く買う食材に節約して家を買ったり、子供の学費を作るのが普通だ。

 

しかし、それを惨めったらしく思い始めると、魔法のカードでなんでも手に入ることができると、歯止めがない擬似幸福が得られる。

 

まだ、幼い少女でさえ、かわいいお洋服やバッグが夢の国の主人公、お姫様にしてくれることを本能で知っていて 上手に別れた実の母の弱味を金づるにすることをしってしまう。

 

どこかおかしい社会が犯罪者をあちこちに作っている。

Tags: via ljapp
Subscribe
  • Post a new comment

    Error

    default userpic
    When you submit the form an invisible reCAPTCHA check will be performed.
    You must follow the Privacy Policy and Google Terms of use.
  • 0 comments