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4月7日は特別な良き日!

 今日は9時に高輪プリンスで待ち合わせ!
プリンス・ホテルに泊まられた中国人の画家の方が神戸で個展の後に東京での個展を夢見てられるようです。

 それで、18年日本在住で中国のお茶を高輪プリンスで売っている高さんは、琴や中国語、それも広東語と北京語などを教えてられて文化交流に力を入れている方で、そのお店に現れた画家ご夫妻をすぐにご自分の友人の画を描かれ文化交流に力を入れてられる方に紹介しようと思って今朝の出会いを作ったのでした。

 9時少し過ぎて、高さんの車が着き、やがてホテル宿泊の画家の家族3人が現れました。お嬢さんは神戸大学で看護の博士号をこの春に取られ日本滞在が6年だそうです。結婚されていてお子様2人の待つ中国に10日にお戻りとかでした。

☆車で柳橋まで。
 中国語のネーティブのスピードは速くてなかなか聞き取れませんが、高さんとお嬢さんが日本語が出来るので意味を教えてくれます。

 柳橋ではケーさんが中国の若い書家や会社で働いている人を集めて絵の描けるように長い白い紙と筆や墨汁や絵の具を用意して待たれていました。

 中国の文化と言うものは皆で即興で絵を描き、時には紙に共作するもののようです。

☆長い大きな紙を半分に切って、先に私に描くように言われたので「日本美人を描きます。」とふくよかな平安調の顔に桜を散らしました。次にホテルにいた画家が、それしか描かない鶴を描きました。紙をわざとくちゃくちゃして、それを伸ばして豪快に近代的な鶴を描きました。鶴は松とか蓮とかと組み合わせが変わりましたが、鶴は逞しく本当に鶴の姿は幾度も描き知っているという風でした。

 ケーさんはいろいろな動物や植物等をさらっと描かれます。
 私に、「一緒に描きましょう。先に描いてください。後で私が梅を描きますから。」といってられました。皆が10人くらいで見ている前で失敗は出来ないし、さらっと描くので筆が勝手に運ぶままですが、「では、中国の美人を描きましょう。」と言いまして、細身の古代の天女を描きました。すると、濃い墨で掠れを使った梅の木と赤い梅の花を鮮やかに描かれました。私の絵を壊さないように描かれて縁取りの様でもありました。私も絵の具でおでこに緑の模様と黄色の雲を塗りました。紅の口もです。
それから、ケーさんは署名を右方にして、私はどこにしようと迷ってやはり、ここしかないと思うところにケーさんが「ここ。」と言って真ん中の下の署名しました。ケーさんは「年月は?」と誰かが書くことを促すと「画面に必要が無い。」ときっぱりといいました
そうですね。音楽だったら、琴と笛とかバイオリンとピアノのような即興のあわせ絵なのです。

 ケーさんは私のために「鯉を描くから、見て!」と合図して、3匹のシンプルな鯉を描きました。
高さんのために5つの海老、画家のお嬢さんのために蘭の花を描きました。
画家のお嬢さんが最初に私が描いた「日本美人の絵がほしい。」と言ってられたので用意した薄いぼかしの入った5色の色紙に平安調の5種の美人を描くと、皆が好きな絵を選びました。

 ケーさんは「自分の黄山のある安徽省が故里です。あなたの個展を企画してあげるから黄山でしましょう。」と言いました。すると、高さんが「黄山だったら、私も行きます。一緒に行きましょう。」とのりのりでした。

 ケーさんは浅草橋の評判の中華レストランで皆にお昼をご馳走してくださり、私と高さんは高輪プリンス・ホテルのお店を閉めて来ているので、早めに席を立ちました。

☆今日は古琴の練習の初めの日で、ゆっくりと説明から始まりました。
孔子は琴の達人で琴譜を書いていて、それが理屈的に「易経」とよく似ているのです。
合理的に出来ていて、シンボルの楽譜を読めばどの指でどこを弾くかわかるようになっています。

 演奏レッスンは指3本の使い方で慣れるまでは結構無駄に緊張してしまいます。
でも、背筋が伸びて音が何ともいい音なんです。

☆琴の練習が終わると、「幻香茶」というのを飲みました。
 時間の経過で香りが変化し、味もどんどん変わって行くのでした。

 小さな杯に幾度も頂くのでゆっくりと会話をしながらが美味しいのです。
 
 お茶のお店ですから、点心とお茶とかを頂きに座られる方もいらっしゃいました。
又、ホテルには外国からのお客が多く、インド人やスウェーデンの祖母の孫が訪れました
孫の彼は今日がお誕生日とかで、琴に興味があってはいってきたのでした、楽器をやっていて触ったりしてました。「演奏はしないの?」と訊いてたので花の開くお茶がガラスのポットから見えるので、そのお茶を淹れて椅子を勧めてから、高さんは青年が切に琴の演奏を頼むので、軽く短い局を演奏しました。それは随分不思議で新しい音楽のようで、とても楽に体に染み入るようでした。
スウェーデンの祖母と孫も感嘆して、ちいさなお土産用の花の開くお茶をそれぞれが買いました。もう、明日は帰国するそうでした。

☆幻香茶を飲みながら、高さんと私が同じようなことを感じるのでびっくりしました。
絵画に添える書の大切さを話していたのです。そして、次回は落款があったらよりいいということになりました。

 高さんは昨晩に画家をケーさんの紹介するアイデアを出した時に、電話しかすぐにお店に現れたケーさんに、絵本「宇津保物語」を見せたそうです。それで、私もケーさんのオフィスに呼ぶことにしたようなことです。私は夢中で今日、大きな紙に描いていたのですが、ケーさんは私の描く線がひとつずづどう違うか、そこに集まった中国人に丁寧に説明していたそうです。

 それで、ケーさんと私が絵を描いているときはなんともやわらかい春風が吹いた様で美しい調和の絵になったのでした。それは、中国の文人の間にはよくある遊びのようです。
企画者のケーさんとしてはテーマが鶴に限られる絵は少し難しいと思われているようでした。

 そして、高さんは黄山で個展した収益は中国の貧しい子供のために寄金しようといいました。
私も高さんも家も食べ物もあるので、それ以上大好きな琴や絵がやれる幸せで十分なのでお金をいらないという考えでした。

 私も大いに賛成です。
 明日を担うどこの国の子供も大切で、四川地震などで孤児になったり怪我したり病んでる子供のために幸せ献金に使おうということになりました。私はIAVEのカード2枚を渡して、「国連のボランティア部が独立して出来たIAVEのカードです。」と説明すると「ケーさんと縷衣香さんのコラボのカードはどうかしら?」ということになりました。

 多くのNPOがあるので寄金を頼ることは今のご時勢できないと思いますが、何か工夫をしてみましょうということになりました。

☆高さんが、「縷衣香さん、今日はいい日でしょう?私のおかげよ。」とふざけて午前中言ったのですが、午後には「縷衣香さんが色紙を用意して描いて配ってくれて、こちらがいい日でした。感謝よ。」って言ってました。
 高さんのご主人のお兄様の奥様は筑波大学の博士号を取られて、随分分厚い「源氏物語」の研究書を最近出版されたばかりで、今日送られてきたと本を見せてくれました。栞の入った場所は高さんの名が出ていて琴のことが半ページ書いてありました。

 今日、会った若い書家の学生も今大東文化大の博士課程だそうです。専門は書。
皆、なかなか勉強家ですね。

 高さんもそうですが、ケーさんも行動家です。直ぐに実現させる能力があります。
ケーさんは本当に力のある方ということでしたが、ケーさんはお若いのです。45歳くらいらしいです。

☆今日、撮影したデジカメのプリントは明日に父に見せたいので焼き増しを頼みました。
 皆が画を描いているところが良く撮れてました。

 墨絵っていつも描いているわけで無いので、いい度胸。本当は雀でも虎でもスラスラと描けないといけないんでしょうね。

 ケーさんに描いてもらった鯉は額にいれたらいいのか表装したらいいのか?
いい絵なんですよう。
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