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大野左紀子さんのブログより「制作だけで食べていけないか?」

「アーティスト症候群」の大野左紀子さんのブログのコピーです。
4月10日「才能のない子に美術学校進学をやめさせるには?」の解答として、

1. 制作だけで食べていける人

1) 国内外の複数の有名ギャラリーが取扱い、国際展に何度か招待され、美術館で個展が開催され、業界内外に名前が知れ渡っている(主に現代アート)。たぶん美術を志す人の千人に一人もいないくらい。

2) 制作と生業が幸運にも一致している。必ずしも知名度があるとは限らない(イラストレーターなど)。

3) 団体展の会員で、国内の画商が取扱い、富裕層に顧客が多い。知名度はまちまち(洋画、日本画など)。

2. 制作だけでは食べていけない人

1) 国内外の企画展*1の出品歴をもち、有名ギャラリーで個展を開き、国内の業界では大抵の人に名前を知られている。大学の先生になることが多いが、他に職業をもっている場合もある。日本全体だと40人前後くらいだろうか。

2) 主に国内の企画展の出品歴をもち、そこそこのギャラリーで個展を開き、業界の一部あるいはローカルでは名前を知られている。大学の先生、及び講師業が多い。東京以外の大都市だとそれぞれ20人くらいはいると思われる。

3) 団体展などに出品しつつ、たまに個展を開き、ごく一部で名前を知られている。学校の教員他、講師業が多い。たぶん全体の中で一番人数が多いと思われる。

4) レンタルギャラリーや市民ギャラリーなどを借りて個展やグループ展を開き、ほぼ無名。職業はさまざま。

1-1) の人を他から突出させるのは、実力もさることながら運とタイミングによるところが大きい。まあそれも実力のうちということになるのだろう。2-1) の人は、日本の場合、アカポスを得て以降にアーティストとしては「上がり」な感じに落ち着いてしまう人が多い。また2-1) と2-2) の差は、運と人脈である。2-2) の人を見ていると、欲があってももう一つ押し出しが弱い気がする(私は2-2) でした)。

2-3) の人は、生業をしっかり確保して案外しぶとく地道に続けている人が多い。2-4) の人でずっとやっている人の中に、ごくたまに凄い人がいる。でも本当に欲がなかったりする。

☆これからは縷衣香が書いてます。
 私は才能があるかどうかはともかく急に美術大学に行くことになったので2ヶ月の受験勉強しかしませんでした。
 今まで、小学校から高校まで何もしなくても美術は5だったので「この道はいいかも。」と思って11月になって決意しました。

 デッサンも殆どせず、油絵も描いたこと無かったので女子美術のデザイン科に入ってからは危機感がありました。世間知らずの私ですが「この学校で真ん中くらいでは社会では通用しないだろう。」と思ってました。

☆それで、不器用でデザイン科のように線を引いたり、綺麗に色を塗ったり、レタリングや青図を制作しなければならない授業は苦痛でしたし、合いませんでした。しかし両親が油絵、日本画、彫刻は駄目って許してくれなかったし、男女共学も許してくれませんでしたので唯一ここしか受けませんでした。

☆20歳、4月7日で啓示を受けました。昏睡状態が7日続き起きたら日曜日の朝で多摩川の見える窓から燦燦と太陽が起き、小鳥のさえずりが聴こえてきました。その時に右側にイエスさまがいらっしゃいました。
それは見えないのですが、わかるのでした。
 イエス様の言葉
 「美と愛と真理はひとつ。同じものです。人間が不幸なのは目に見えないものしか信じられないからです。
あなたに才能を約束しますから、あなたはそれを使って人類愛のために真理を伝えるために美を使って働きなさい。しかし、これからあなたに与えるものをすべて従順に受け入れ何ひとつ拒まないと約束できますか?」

 昏睡状態でベッドから起き上がれなかった私は「とうとう気が狂ったのか。」と思いました。
しかし、そうでないというように手首が「ドキッドキッ」と打ったのです。

 イエス様は断っても引き受けてもいいという感じでした。
 恐れ多くて跪いて手を合わせてました。朝の6時頃でした。

 今までの人生は何の目的も無く詰まらないものでした。
 それに比べれば多少の覚悟をいるものの、この申し出を引き受けたほうが人生が輝くと思いました。

 それで、「はい。」と言いました。
 
 私はキリスト教の教育を受けてはいないのですが、これは真実の神と思ったので、直ぐ着替えをして田園調布のプロテスタントの教会に行きました。8時頃でしたね。そして、泣きながら、その朝に起こったことを話しました。
その時に慶応大学の法学部の大学院生のK君がいて、「私もキリストを見たことがあります。
羊を連れて歩いてました。この本を貸しますから読んで下さい。」と、10冊くらいの教会の本を貸してくれました。
 ヒルティの「幸福論」とか「〇〇の宗教体験」とかでした。
 それで、誰にでもはないけれど宗教体験をした人はかなりいるということがわかりました。

☆春になって学校が始まると、キリストがいろいろと指図するんです。
 それがポピーの表面を描くデッサンの時で、「魂を描きなさい。心を描きなさい。」ということで、教授は怒りだして授業に受け入れませんでした。従順というのはこういうことなのでした。

 美の殉教者となった私には現実社会のしっぺい返しは過酷なもので絶対的な反逆者となって、生き始めたのでした。

☆それから大学を出て、自宅からお小遣いを貰うことは一切無くて、アルバイトなどもしていたのですが、バブルの時代だったせいか、認識としては絵で食べていけましたよ。美術館や有名画廊というより大衆が食べさせてくれたのでした。

 美術の目的がアーティストの格やランク付けには本質的には違うところに有るのではないかと思うのです。
 例えば、あるアートを見て心幸せになる現実には、その絵が美術館の一流コーナーにあるか、名のある画廊においてあるかは関係ないでしょう。

☆教会の名画の多くは字の見えない庶民のための聖書物語だったり死後の裁判だったりする。
庶民大衆が無料で見るというのは最高に美しいことではないでしょうか?


 イエス・キリストは病める人を無料で癒したではないですか。
 イエス・キリストは無知なるものに無料で教えたではないですか?

 値段が安いのは格が低いというのは人間から来るものだと思うのです。

☆ですから、美術館や国際的な画廊だけが発表の場ではないと思うのです。
 私はパリにいるY子という女流画家から詐欺で数十万円ですけど騙し取られました。Y子さ んは美術館や有名画廊で個展をするような人なんですよ。
 つまり、それほど安定もしてないわけですよ。
 
 地上の名声を求めるとそれなりに方法があります。

 しかし、地上の名声は本物の美を放ってるかどうか?

☆ある現代美術の作家が学歴詐称をしていたそうです。
 又、作品を作った年月を詐称していたそうです。
 ある時代にやっていたからこそ価値があるのですから、年月の詐称もはったりや売名行為だ としたら、おかしいですね。

 さらに、おかしいのは東大だったから知的でいいとおもっていたのに、なんだ高卒か模倣的 な絵だという評価をしていたところでした。絵を見る人に見る目が無いのですよ。

 学歴詐称は意外にあります。
 学歴詐称をしたことはありませんが、かつてに芸大とか武蔵野美術とか書かれたことがあり ます。大変怒りましたが、その人達はそれもあまり分からないようでした。

 学歴詐称がなぜあるかというと、いかに普通の人間が本当に絵を見る能力がないということ ですね。それで、学歴があると見せるのが営業しやすいのでしょう。

 しかし、私の体験から言うと学歴は美術の世界ではいらない。
 私は学歴無しで生きてこれました。(芸大以外は学歴とはいわないという説に従えば)
 なぜなら、学校で習ったことよりも独学で学んだことのほうが成功しているんです。

 デザイン科を出た私ですが、「易経」は自分で学び「易カルタ」を作った。
 これは多分、私の仕事の中では一番評価されるものでしょう。
 「易カルタ」1本で若い時に大小の2箱の出版があり、印税を貰った。
 現代音楽家の小杉武久さんがジョン・ケージのところまで持って行ってくれた。

 ですから、学歴はいらないのです。

☆食べれないアーティストが低いわけではない。
 富裕層に顧客が多いのは望めば、簡単にできるやり方がある。でも、富裕層に売っても淋し い感じが少しする。貧しい人にも行き渡ってほしい
と私は思う。

☆結論は大野さんと一緒。
 才能があろうとなかろうとやりたい人はやればいい。
 でも、他の問題提議のところで読んだけれど、「人生を棒に振る」って書いてあった。
 それはそう思う。

 娘にはさせないし、美術学校へは行かせなかった。
 彼女は私より才能があるけれど繊細だからやらせたくない。
 格差のある畑なので惨めに感じたら辛いかもしれない。

☆大野さんのブログでわかったけれど芸大の人って意外と制作辞めているんですね。
 せっかく国民の税金を使っているのだから、もっと頑張ってほしい。

 それと、大野さんが「芸大卒の学歴で食べてます。」と書いてあったので好きになった
 凄く冷めてるのね。

 私はどう言えるかしら?
 「神様が心配ないように計らってくださいます。」かな。
 野の百合も青空の小鳥も憂い無しです。
 どうか神様、アーティストさんたちも憂い無しでお願いします。
 

☆こんなに食べていくのが厳しいアーティストさんたちが今日のような不況の時代に生き延び てほしい。

 私はアーティストは皆がもっともっと食べれるようになればいいと思ってます。
 それには普通の客商売の誠実さやアフター・ケアなどを学ぶ必要も有るのではないかと思い ます。

 61歳にもなる私は私なりに若いアーティストさんを応援しているのですが、応援し甲斐の無 い人っているんですよね。これでは生きていけないのも仕方が無いなあと思います。
 今日も若いアーティストさんの作っているスニーカーを買いました。
 私は応援って買うことだと思うのです。

 だから、皆で買いっこすればいいと思う。
 厳しい時代こそ助け合い運動です。

☆最近、ある人のブログに「縷衣香さんって凄い人なんですよ。」っていうのがあった。
 「?」
 私は殆ど仕事欄に「主婦」って書いてますし、作品は「女・子供」の仕事を目指してます。

 私は天才が大好き!
 私は聖人が大好き!
 私は普通の人も大好きなんですよ。これが一番難しいです!
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