人としてどう生きるか?
名作のシンデレラ姫の筋書きを通して、幸福を得るための大事なことを語っているのだと
誰にでもできること。「やさしさと勇気」
フランスのペローのシンデレラ姫の物語に沿っているようです。
☆視覚的にとても楽しい!
お洋服がかわいい。
特に継母のドレスはとても洗練されてました。
ブルージャスミンのアカデミー主演女優が演じているのでとてもスタイルがいいのと継母
シンデレラのスタイルがいいので舞踏会のダンスはうっとりするほどきれいでした。
ウエストが細いのでシルエットがきれい!
ドレスは蝶のアクセサリーが楽しかったです。
義理の姉妹の双子のような揃いのドレスも洗練されてました。
王子様はこのところデーズニー映画では、誠実さがなかったり頭が?という王子が多かっ
王子様の顔は私の好きなWWEに出てくるイケメンレスラーにそっくりだったので、西洋
邸宅やお庭は古き良き時代の品格ある自然さ。
ヴェネチアにシャンデリアなども特注したり、きちんと費用をかけた映画のようです。
雪のある山が見える場所でスペインの王女様が出てくるので、舞台はフランスでしょうか?



☆ 午前中、読んだ「佐伯祐三の死」は、自殺だと言う。
自分の結核が6歳の娘に移った事実。自分の絵がユトリロとブラマンクのコピーでオリジ
美しい妻を、幸福にできなかった結婚したことへの後悔。自分が病の末期で回復の見込み
そして、子供のの頃からの結核で自分は30歳迄の命だと思っていたこと。
しかし、死後、彼の作品は日本で高く評価された。
彼に何ができただろう。絵を描くよりほかに。
この小説の形をとった本では、佐伯祐三の奥様の米子さんの苦しみもよく書かれている。
米子さんは娘の結核進行があまりにも早いので同時期に精神病院に入院している佐伯のと
幼児の頃の躓きがきっかけで足の片方に障害を持って、2年間も入院していて松葉づえや
晩年、佐伯祐三を天才という人がいると、普通だと答えている。聡明なのだ。そして、6
彼女の生きる知恵で夫が精神病院で亡くなったことは長い間伏せていたし、彼女が描き加
山口長男も育ちがいいらしく、父親は藤田と佐伯以外の日本人との交際を禁じ、フランス
そして、この本は小説風に書いてあるので、本当かどうかはともかく、フジタはずるくて、日
それが本当なら、晩年、日本人の敵が多くて孤独になったのは自業自得のような。
他にほとんどの日本人画家は、300人くらいいた画家たちは、女と博打と酒で身をつぶ
米子さんは佐伯の純粋さや不器用さに彼の死後、考えるところがあったのかもしれない。
佐伯の絵がどうして、死後、日本で評価されたかも書いてあって、いつも使われるポート
☆私個人は、佐伯の自殺理由がよくわかるのだが、あまりオリジナリティを感じなかった
それで、幾度も展示会は観たはずだけれど、あまりよく良さがわからないほうだ。
しかし、この本の中のていねいなブラマンクのアドバイスはわかる気がする。
p114
彼は、描く対象をコピーすることしかやっておらん。絵画は描くべきもの。自然とはまさ
「そうだろう、里見。その程度のことは、君はよく承知しているはずなのに、どうしてこ
里見が佐伯祐三を初めてブラマンクのところに連れて行ったときに佐伯の絵を見せて、ブ
⭐シンデレラの方は、幼くして母を亡くしたが、幼いときに両親から愛されて心の拠り所
裕福な貿易商人の娘で使用人もたくさんいれば、美しい邸宅や庭のある美意識にあふれた
ある時、父親は再婚し、継母と二人の継姉妹と暮らすようになった。
気位の高い派手好きな継母は毎日パーティに明け暮れ、愚かしい義理の姉たちもお金や贅
それでも、父親が生きている間は問題がなかった。
無理もないことだが、父親が死ぬと収入の当てがなくなり、経済的不安やパーティが開け
召使いがわりに屋根裏に追いやられる。
暖炉の灰を被って汚いのでシンデレラとよばれる。
シンデレラの心がけは、母の教えのやさしさと勇気。
それで、継母のいじめや義理の姉たちのあざけりにも耐え忍ぶ。
王子様が結婚相手を選ぶためにダンスパーティをお城で開くとおふれがが出る。
王子様は貧しい小国を安定に導くために国に有利な結婚をするように父親から言い含めら
政略結婚は嫌なのだ。
それで、身分を隠し、王子の地位から自由でいたいと思う。
シンデレラは母親との約束のやさしさと勇気でやはり幸運をひきよせる。
小さなものへの愛情が彼女の考えを発言するときに彼女らしい魅力となるのだ。
☆そして、ある日、試される。
汚い身なりのお婆さんから、パンとミルクを所望されるのだ。
立場を、代えると、継母の気持ちがわかる。先妻のことばかり褒める夫。なつかない継子。
自分にないものを持っているシンデレラ。
やさしさ。美しさ。若さ。
継母は馬鹿ではない。自分の娘よりシンデレラが美しいことも知っている。
そのいらいらが彼女を貶め彼女の権利さえ奪おうとする。
それは、本能的な自己防御なのだろう。
☆物語は伝説通りに進む。
シンデレラには魔女のような妖精が現れて、魔法で王様の城の舞踏会に行けるようになる
先に観たグリムバージョンのシンデレラとは微妙に違うのだが、ガラスの靴を履いている。
物語には毛皮のスリッパというのもあるが、この間観たのは金の靴だった。
舞踏会のシーンはとても豪華!
シンデレラのドレスはブルーで、青い鳥が飛んでいる。
物語であるが、初対面でよくダンスがきれいに踊れるものだと思うが、サービスのように、王
シンデレラは自国の有利のために結婚相手を選ぶのは愚だとはっきり言うが、王様をも説
母親が遺言のように残した「やさしさと勇気」が生きるのに最も必要なことなのだろう。
☆午前中読んでいた、「佐伯祐三の死」の中で、「ゴッホが最高の画家だ。それはゴッホ
シンデレラは「許します」と継母に言う。今までのいじめをだ。
義理の姉妹は「ごめんなさい。」と先にシンデレラに言う。
この物語はさっぱりしている。
シンデレラの幸福が完璧であるために。
☆プリンセス物の最高峰といわれるシンデレラの物語は、少女ならだれでも一度は聴かさ
そして、素敵なドレスや馬車がいつか妖精の魔法で贈られるという夢を。
画家だったら、どうだろう?
最高の絵が描けることか?
そのための秘訣も「やさしさと勇気」かもしれない。