Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
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「北斎と応為」

素晴らしい本だ。

カナダの女性がこれ程、日本の北斎を書けるとは!

語り手はお栄さん。

舞台は吉原。

お上に暦も地図も与えられなかった庶民。

北斎の名前の由来。

P36.
北斎が本当に描きたかったのは普通の人々。汗水垂らして働く庶民、醜く恵まれない、面白おかしい、見捨てられた者たち。

でもそんな絵など、どこに欲しがる者がいるというのだろう。

⭐花魁道中もでてくる。
私は花柳流の日舞をならっていたけれど、禿(かむろ)を習いました。
子供だったので意味はわからなかったけれど、遊廓の世界を踊ったんですよね。
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