Ruiico (ruiico) wrote,
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ギャラリーストーカー!

若い女性画家を追いかけるストーカーおじさんが出没しているのだそうだ。



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☆私が20代の頃に、やはり10回は個展をしたと思っているのだけれど、一番嫌なのが同業者の嫉妬とギャラリーストーカーだった!

 ギャラリーストーカー!
 そんな言葉は有りませんでしたが。

☆例えば、個展会期中やパーティー等にでていると、必ず人に出会う。

 勿論、絵の応援だけをする専門家がいる。

 ある中年女性は、私に絵皿を描いて彼女の家にもってこいというのだ。

 お茶の稽古をしていたときで、深大寺で陶芸の絵付けをして茶道具を作っていた頃だ。

 その中年女性の家は、何処にあったか覚えていないが、こぎれいな一戸建てで、細長い注文の絵皿を持っていくと、私と同年代の息子がいて、息子の嫁にと言うのだ。

 その中年女性は女子美術の油を出たようで、ステンドグラスのデザインも自分がしたのだという。

 カレンダーに、自分の同級生の作品が記載されていると、指差して嘲笑う。

 とてもお金持ちそうだったが、息子にも母親にも関心がないので、「線をもう少し細く。」等といわれ、2.3度通わされ、変な期待されたら嫌なので「婚約者いますから。」と、言った途端、「風邪ひいて会えない。」といわれ、とうとう焼直しを幾度もされ踏み倒された。

 その作品は個展会場でお菓子の受け皿としてつかっていたら、三彩かの編集長が買っていったのだけれど、こう言うストレスフルなことが日常茶飯事。

 勿論、深大寺は遠いし、陶器を焼いて貰うのはただではないので、大赤字。

 若いアーティストの女の子は、怒鳴ったり損害賠償等請求しないから狙われやすいのね。

 だから、絵がどんなに売れても持ち出すお金の方が多く、アルバイトもして不慮の事故にも備えるわけ。

☆朝日新聞にアルバイトに行ったら、社員が出てきて、「あなたは、こんなところでアルバイトするより、私のお嫁さんになりませんか?ビルをたくさん持ってます。」と、言われたことがあります。

 私は自分で働いて、ささやかに個展をして暮らすのが誇りなのに!

 しかし、68歳に近い今、あの方と結婚していたら、こんなに貧乏な暮らししなかったのに!若かったなと思います。

 あの方は慶応で、お坊っちゃま顔だったので、ビルたくさんは本当だったでしょう。

 残念!

☆そうかと思うと、同じ慶応で「作品を買いたい。」と、呼び出す人もいました。

 東京會舘でフレンチのフルコースをご馳走してくれ、行きつけのクラブのピアノで演奏を聴かせるのですが、その時は、学歴詐称して、「一橋」と回りに言うのです。

 ピアノは上手いのですが、(早く絵を買え!)と、心の中で思うのですが、それが言えない。自宅に住んでいたので、生活費が守られていたのて、おっとりしていたわけです。

 版画を描いていて安価でしたから、それ以上の怖いことはなかったですが、油絵で100万を越えるお金をもらっている女性画家は更に危険にさらされるでしょうね。

 でも、私は本当に嫌でした。絵を渡して、さよならが良かったです。

☆そうかと思うと、銀座を歩いていたら、紳士が、「あなたは何をしている人か」というので、「絵を描いてます」と答えたら、「どんな絵なのか見たい」と言うのです。それで、版画を見せたら、「言い値の2倍で2枚買いましょう。」といい、更に自分の運転手に家まで送らせてくれました。紳士的にお茶も一緒にしなかったです。

そういう出来事も、母に言うと、「世の中でそんなことがあるのかしら?自分の絵描きのおじいさんは7つの蔵を潰して死んだのに!」「おばさんに訊くと本人が言うのだから、本当にあるんだろいといった」とはいえ、「穀潰し」と罵られていた日常でした!

☆ギャラリーストーカーで、家を引っ越ししたりはザラあるらしい。

 そして、本当に美術学校はお金がかかるので、お嬢様が多く、かわいい綺麗な人が多く、個展会場が無料なので、変なおじさんがターゲットをしぼり、現れるのだと言う。

 それで、夢見る夢子さんたちが、消えていくのだという。

 遅めに結婚して主婦をやると、本当に楽チン!

 こんなに楽な道があったのか?
と思いました。

 しかし、早く結婚して、こんなに楽な道を知っていたら、厳しい絵の道をやれたかは疑問です。

でも、ギャラリーストーカーが結婚によっていなくなったのは、大正解でした。

と、言ってもaround70ですから!

 ある日、最近亡くなったギャラリー経営しゃが、体を触ったので、「止めてください!」と怒ったところ、「さわられたら感謝だ!」と言うので、「70過ぎはだめです!」と、言い放ちました。

 この業界はお金が動くのでしっかりとしてないと、生きていけない。

 アートマネージャーをつけるのが良いそうです。
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