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11時前にして、依然、停電中!明日も北しなの鉄道運休!

驚きです!
長野県 千曲川が決壊 広範囲で大規模浸水
2019年10月13日 20時28分


台風19号による大雨で長野県内を流れる千曲川が決壊しました。また多くの場所で氾濫し、長野市や千曲市など流域の広い範囲で大規模な浸水被害が発生しています。

国土交通省北陸地方整備局によりますと、長野市穂保の千曲川の堤防の決壊について、上空からドローンで確認したところ、およそ70メートルにわたって決壊していることがわかったということです。

また、長野県内の千曲川では、▼上田市国分、▼千曲市雨宮、▼須坂市北相之島と、▼小布施町の飯田・山王島、▼長野市の篠ノ井横田・篠ノ井小森・穂保、▼中野市の立ヶ花・栗林で水が堤防を越えてあふれ出して氾濫しました。

国と長野地方気象台は、これらの地域に5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を発表して最大限の警戒を呼びかけています。

NHKがヘリコプターから撮影した映像では、千曲川の流域の広い範囲で浸水被害が発生していて、各地で多くの住宅が水につかっている様子が確認できます。
ヘリで救助の女性「まさかこんなに水位が…」

長野市では、自宅などに取り残されて自衛隊のヘリコプターで救出された人たちが、市内にある県の消防学校に搬送されました。

救出された人たちは疲れた表情を見せながら待機場所として開設された学校の体育館に次々と入っていきました。

このうち、浸水した長野市穂保で家族5人で自宅の2階に取り残されヘリコプターで救出された86歳の女性は「きのうの夜から家の周辺で冠水していた道路の水位が徐々に上がってきて、けさ7時半ごろにはついに家の中にも水が入ってきました。まさかこんなに水位が上がると思っていませんでした。本当に怖かったです」と話していました。

視察に訪れた長野市の加藤久雄市長は報道陣に対して、「今のところ市にはけが人などの情報は入っていない。引き続き、調査や救助を進めていく」と話していました。
長野市「水が引くまでに少なくとも2週間か」

台風19号で、長野市の千曲川で堤防が決壊していまも住宅などが水につかっている地区について、長野市は水が完全に引くまで少なくとも2週間程度はかかるという見通しを示しました。

長野市によりますと、穂保地区の千曲川の周辺で最大規模の大雨が降り川の水があふれた場合は、水が完全に引くまでに1週間から2週間かかると想定されているということです

長野市は13日の記者会見で、今回は堤防が決壊して氾濫が起き、川から水が出続けていることから水が完全に引くまでにさらに時間がかかるおそれがあり、少なくとも2週間程度はかかるという見通しを示しました。

市によりますと決壊した堤防は、5年前に強度を高める工事を終えていたということです

加藤久雄市長は「工事を終えたばかりの堤防で大丈夫だと思っていたので、これほどの被害が出るとは思っていなかった。市民生活を取り戻すため、1日も早く堤防の復旧作業を終えたい」と述べました。

また、加藤市長は、今回と同じような記録的な大雨が再び降った際にも耐えられる堤防をつくれるよう、専門家と相談し、国に要望したいという考えを示しました。
佐久市
長野県佐久市によりますと市内の野沢地区で千曲川の近くにある住宅と店舗が押し流されているという情報が寄せられているということです。住宅と店舗の所有者は避難して無事だということです。 

このほか、佐久市では内山地区でも住宅の周辺が水につかって住民が身動きが取れなくなって孤立しているという情報があり、確認を進めているということです。
東御市

長野県東御市によりますと13日午前6時ごろ、市内の本海野の千曲川沿いを通る陸橋と、それにつながる市道が川の増水で川岸が崩れた影響で土台から崩落したということです

NHKがヘリコプターから撮影した映像では、川岸が大きくえぐられたようになっていて、道路が大きく壊れている様子がみられました。

東御市ではこの道路を川の増水に伴って12日午後6時すぎから通行止めにしていて、崩落によってけがをした人はいないということです。市によりますと、復旧の見通しは立っていないということです。
上田市
長野県上田市によりますと市内を流れる千曲川の堤防が決壊するおそれがあるということです。

国土交通省千曲川河川事務所によりますと、堤防は、幅50メートルにわたりえぐられた状態だということで、水中にコンクリート製のブロックを投入して水の勢いを弱める対策を行う予定だということです。

上田市は、12日から避難指示を出している城下と川辺泉田の2つの地区の住民に急いで避難するよう改めて呼びかけています。

避難が難しい場合は、自宅の2階などに移動するなど命を守る行動をとるよう呼びかけています。
千曲市
長野県の千曲市内では、複数の場所で大規模な浸水が起きています。

このうち、千曲市杭瀬下にある千曲市役所の周辺は広い範囲で浸水し、茶色く濁った水が大人のひざの下くらいの高さまで達しています。

市役所には周辺の住民が避難していて、不安そうに外の様子を見ていました。

市役所に避難していた近くに住む40代の男性は「避難を呼びかける市の情報が出て近所の人たちが避難の準備を始め出したので妻と慌てて避難しました。まだ家に戻れていないので家が大丈夫か心配です」と話していました。

市役所からおよそ400メートル離れた住宅ではけさになって水が引いたことから住民が家の中にたまった泥をモップを使って外に洗い流すなど片付けに追われていました。

1階が床上まで浸水したということで、この家に住む70代の男性は「家の裏側の道路が車のタイヤがつかるくらい冠水したので避難しました。帰ると室内に泥がたまっていて驚きました」と話していました。

❇北陸新幹線 車両浸水 全体の3分の1 専門家「最悪 廃車か」
2019年10月13日 18時49分


台風19号の影響で長野市内を流れる千曲川が氾濫したため、JR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水し、留め置いていた北陸新幹線の120両も水につかりました。被害は全車両の3分の1にのぼります。専門家は「最悪、廃車になるかもしれない」と話しています。
北陸新幹線 全車両の3分の1が被害に

JR東日本によりますと、長野市内を流れる千曲川が氾濫した影響で、長野市赤沼にある「長野新幹線車両センター」が浸水し、留め置いていた北陸新幹線の10編成、あわせて120車両が水につかりました。

北陸新幹線はJR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系の合わせて30編成ありますが、今回の浸水でE7系の8編成とW7系の2編成が被害を受けていて、北陸新幹線の全車両の3分の1が被害にあったことになります。

このためJR東日本は東京駅と富山駅の間で、13日は終日、運転を見合わせるとしていましたが、安全が確認されたとして、13日夜、東京駅と長野駅の間で、臨時列車を走らせるほか、14日以降は列車の運行本数を減らした上で、この区間で折り返し運転を行うということです。

ただ、長野駅と富山駅の間については運転再開のめどはたっておらず、会社はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
ハザードマップでは「10メートル以上浸水するおそれ」
「長野新幹線車両センター」はJR長野駅から北東に10キロ余りの場所にあり、今回氾濫した千曲川が東に流れています。

長野県のハザードマップでは、付近の川が氾濫した際には、10メートル以上浸水するおそれがあるとされていました。

JR東日本は「被害の実態把握を進めるとともに、被害を受けていない車両を使って出来るだけ利用者に迷惑がかからない形で運行をしていきたい」と話しています。
全日空・日本航空が臨時便

北陸新幹線の3分の1の車両が浸水の被害を受け、運転再開のめどがたっていないことを受け、全日空は、13日夜、富山と羽田を結ぶ臨時便の運航を決めました。

午後8時10分に富山発羽田行きの1便です。さらに14日以降も臨時便を検討しているということです。

また、日本航空は13日▽午後7時55分の羽田発小松行きの便と、▽14午前7時45分の小松発羽田行きの便についてはそれぞれ、客席数が多い飛行機に変更します。

各社ではホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
専門家「最悪、廃車になるかもしれない」
多くの北陸新幹線の車両が浸水被害を受けたことについて、鉄道のシステムに詳しい工学院大学の高木亮教授は「新幹線がここまで大規模に水没した事例は今回が初めてではないか」と述べました。

そのうえで「車両が汚れた水につかってしまうと乾いたとしてもそのまま運転すると火が出る可能性があり、完全にきれいにする必要がある。しかし、電子機器などを隅々まで完全にきれいにするのは現実的には難しく、映像を見たかぎりでは、少なくとも床下にある機器類はすべて交換する必要があるのではないか」と指摘しています。

さらに「床上にある空調の配線なども痛んでいた場合は最悪、廃車という事になるかもしれない。ただ、新幹線の車両120両をこれからすぐに製造するというのは難しく、仮に廃車となった場合の影響は利用者にとっても会社にとっても甚大だ」と話しています。
1編成12両の製造におよそ32億円超
JR西日本の平成27年3月期の有価証券報告書によりますと、北陸新幹線120両を製造する費用として、328億1100万円が記載されています。これを単純計算し、1編成あたりの費用を試算してみると、1編成12両を製造するのにおよそ32億8000万円かかることになります。
北陸新幹線 車両の特徴は
北陸新幹線は4年前の平成27年に東京と金沢間が開通し、途中、埼玉県、群馬県、長野県、新潟県、それに富山県を通過します。

車両はJR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系がありますが、1編成は12両で基本的な構造や性能は同じです。

営業最高速度は260キロ、車両のコンセプトは「和」で、白色をベースとした車体に青色や銅色のラインが入っています。

特徴の1つが「グランクラス」と呼ばれるグリーン車よりも上級の車両をすべての編成の12号車に設けていることです。

「グランクラス」は席が1両で18席しかない上、座席は本革製で、グリーン車よりもさらに5センチほど広くなっているということです。

また、北陸新幹線は雪が多い場所を走るため、長野から金沢までの区間は44%がトンネルになっているほか、トンネルとトンネルの間の短い区間でも雪の影響を受けないように、「スノーシェルター」と呼ばれる覆いをかけています。
❇❇❇❇❇
長野県で5万戸余停電 復旧未定
10月13日 11時53分

台風の影響で長野県では、午前11時現在、県北部を中心にあわせて5万5000戸余りが停電しています。
管轄する中部電力によりますと、被害状況に把握に時間がかかっていて、復旧のめどは立っていないということです。

中部電力によりますと午前11時現在、台風の影響で管内では長野、静岡、岐阜、三重の4県であわせて5万5580戸が停電しています。
このうち、長野県では、軽井沢町でおよそ1万2160戸が停電しているほか、長野市でおよそ8270戸、上田市でおよそ7480戸、茅野市でおよそ4950戸、佐久市でおよそ4820戸、飯綱町でおよそ1360戸、

❇❇❇信濃町でおよそ2620戸❇❇❇、

 佐久穂町でおよそ2370戸、御代田町でおよそ2280戸、小諸市でおよそ1300戸が停電するなど、あわせて45の市町村でおよそ5万5310戸が停電しています。
中部電力は、復旧にあたる人員を長野県に重点的に派遣して対応にあたっていますが、倒れた電柱や切れた電線などの被害状況の把握に時間がかかっていて、復旧のめどはたっていないということです。
中部電力は、建物が浸水した場合には漏電による火災の危険があるためブレーカーを切り、切れた電線には近づかないよう注意を呼びかけています。

❇❇❇❇❇❇❇
2019年10月13日 重要なお知らせ

10月13日(16:00発表)

 台風19号の影響に伴う、明日(10月14日)の運転につきましては以下の通りとなります。

   【しなの鉄道線】 
   ・屋代高校前駅~篠ノ井駅間の千曲川橋梁の安全確認が、増水のため行うことができません。
   ・大屋駅~田中駅間の線路上空の海野バイパスこ線橋が崩落したため、安全確認に相当の時間
    を要する見込みです。
  ・小諸駅~軽井沢駅間は点検の結果安全確認が取れたため、始発列車から運転再開の予定です。
   このため
    ・小諸駅~篠ノ井駅間は終日運休とします。
   ・軽井沢駅~小諸駅間は始発列車から運転再開の予定です。
   【北しなの線】
   ・千曲川堤防決壊のため、線路や電力設備が冠水しており安全確認が行えず、復旧のめどが立って
    おりません。
   このため
    ・長野駅~妙高高原駅間は終日運休とします。
   【観光列車ろくもん】「ろくもん1号」「ろくもん2号」は運休します。
 

なお、次のお知らせは10月14日(月)13:00頃を予定しています。


 
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